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言の葉 DiaryINDEX|past|will
↑ 押すと言葉がかわる投票釦 一瞬炭火焼きの店を思い出した まず床はいたるところが水でふくらみかけていて 階段の白い壁に幾筋もついた 黒い文様に何とも言えない感情をかかえながら ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 正直いって部屋というより どこかのゴミためのように見えた 実家の母をはじめ いろいろな人が片付けをしてくれていた その日はもう無くなっていたが 2階中水があふれて 床には5センチ以上も水がたまっていたらしい 天井のいたるところに穴があいており 何故?と尋ねると どうやら天井裏からの延焼を防ぐため 大量の水を注ぎ込んだようだった 燃えたのはわずか3畳あまり しかし2階すべてが混沌の中に沈み込んでしまったようだった これまで生きてきた記憶 それまで集めてきた物 すべてが灰と燃えかすと水でまみれ 捨てる以外どうしようもない そんなありさまだった 不思議だったのは 別に腹がたつわけでも なにかを失って呆然としたわけでもなく ただ目の前に広がる荒涼とした世界 それを見つめ続けるだけだったんだ ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 そう思うとなんとも悲しい気持ちで 胸がいっぱいになったんだ 19399
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