言の葉
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そんな毎日がどのくらい続いただろう 毎晩食事が終わると彼女の家に電話 最初にでるのは大抵彼女の母親で ボクが恥ずかしそうになのると ちょっと笑いながら彼女の母親は 「○○ちゃーん、電話よー」と 彼女を呼ぶ
他愛のない会話に 1時間2時間とついやし やがて受話器をあてた耳も 同じ格好をとり続けた腕も ジーンと痺れた頃一日が終わる そんな毎日だったんだ
親は毎日毎日電話しているボクに どこに電話しているのか 余所から電話がかからなくて困るといって キャッチホンは加入するは また電話代が急に跳ね上がったって文句はいうはで ボクの恋心を取り巻く環境は かならずしもやさしいものではなかった
そしてある土曜の昼過ぎ 珍しく部活動が無かったボクは 早めに帰宅して食事をつくるために たちはたらく母親を手伝って 台所をウロウロしていた
その時同じ市内に住む叔母が 台所に入ってきた 挨拶もそこそこ
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予期せぬ言葉にボクは一瞬にして 何がなんだかわからなくなってしまった なぜか誇らしげに語るその時の叔母の顔を ボーッと見つめていたんだ
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