言の葉
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| 2004年03月31日(水) |
そしてそれは幻のごとく |
思い返せば なんとも殺伐とした いや慌ただしいひと月だった
のっけから海外出張にでかけて 否応なく夏に向けて新しいイベントに巻き込まれて 即行即返の日々 そしてそれとは別に 月末に迫る昨年からのプロジェクトの総決算 時間なんていくらあっても 足りないくらい
加えて背中に芽生えた不安のタネ いくら「大丈夫でしょう」といわれても ガンかもしれないっていう考えは とてもぬぐい去ることなんてできなくて ふとした瞬間に表層に浮かび上がって 意味もなく自分を揺さぶる
そしていよいよというべき 旧来の職場への復帰指示 いつかくるとは想像していたし どちらかといえば いつくるのかいつくるのかって思いながら 徐々に準備をしていたんだ 知らない顔しながらこっそりと でも着実に
昨日やっと電話で話すことができて 突然舞い込んだ異動の話 夏に向けてのさらなる新プロジェクトを ずっと進めてきた相手が 4月1日付でいなくなってしまうって… 突然はしごを外されてしまった気分だけど それはそれで仕方ないこと
慌ただしさに追いまくられるようにして過ごした3月は 他人様のことを気遣う余裕もなく 自分の中に埋没していたように思える
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春は出会いの季節 そして別れの季節 それぞれの思いが交錯し揺れる夜
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