言の葉
DiaryINDEX|past|will
一日中会社で書類をつくっていて 疲れ果てて喫煙所にいく
灯りも点けぬまま窓の外を眺めると そこには満月に少しだけ足りない月が 煌々と輝いていた
雲の多い夜空の ほんの少しの隙間から 顔をのぞかせた月は 満ち足りぬ思いを訴えかけるかのようだった
こうして見つめていたら 欠けた部分が埋まるかもしれないって思って じっと見ていたけど わずかな隙間だったから 月はすぐに黒い雲の先に消えてしまった
それでもあきらめきれないボクは 月のあるだろう場所をずっと眺めていた 再びその輝きに心奪われたように
↑ 押すと言葉がかわる投票釦
煙草の煙と月あかりが奏でるハーモニーの持つ悲しみは 未だボクを惹きつけてやまない
この空ノムコウにキミはいるのか
3804
※ヤプさんの極ウマ更新しました
My追加
|