言の葉
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ささいな言葉に 胸痛く震えてしまうのは 朝の風にほんの少しだけ 冷たさをおぼえるからだろうか
本当はどうでもよくないこと いや大事なことを あたかもたいしたことでもないように 無表情を装う
そんな風にでもしなければ 次から次ぎへと湧いてくる 不安と悲しみに飲み込まれてしまいそう
もがけばもがくほど 大きな腕を広げて 手招きする内なる狂気は 心地よさそうな装いでボクを酔わす
人の狂気は晩秋に開花する
そんな戯れ言にも しがみつきたくなる夜は いつもにまして暗く遠い
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