言の葉
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自分でいれたアイスコーヒーを飲みながら書いてます
珈琲をいつ頃か飲んでいるのかって ちょっと考えてみた 記憶にある一番昔は おそらく小学生の低学年だったと思う
母親が飲む珈琲がうらやましくて 無理矢理ねだったような気がする 「眠れなくなってもしらないよ」と 言われながらも飲んでみたっけ でもいっこうにその「眠れなくなる」は 未体験のまま現在にいたる
当時はインスタント珈琲全盛時代で お中元やお歳暮といえば コーヒーセットかサラダ油セットと相場はきまっていた (ちなみにサラダ油って日本独自のものだって知ってました?) コーヒーといえばやっぱり○スカフェだったんだけど ○ールドブレンドってテレビでは見たことあったけど 高くてとても買えない そんな時代だった
ある年もらったお歳暮の中に ○ールドブレンドを発見したときには 思わず欣喜雀躍して母親に 「どこにもやらないでね ボクが飲むから」とお願いしたっけ (今考えるとこの当時はまだこういう貰い物が一杯あって 使い回しなどを親がしていた)
高校に入って越境入学して下宿している友人のとこに 常に数人集まったりしてたんだけど その時に憶えたのがミルで挽いた珈琲を ドリップでいれた味 当時のドリッパーの主流は メ○タとカ○タがあって 穴の数が1つと3つで どちらがより美味しいかって 議論なんぞしていたかも(笑
大学に入って下宿するようになって 自分でミルを購入すると 本格的に珈琲を飲むようになった 珈琲を飲むというか 飲み物のほとんどが珈琲になってしまった 一日10杯は軽く飲んでました
普段喫茶店などに行くと 砂糖とミルクをいれるんだけど 自分でいれたものは そんなに濃くしないので 何もいれないでお茶のように手軽に飲んでいる でも先日母親がボクのいれた珈琲が濃くて飲めないって いってるのを聞いたときは少々驚きましたけど(笑
話が考えていたのとずれてしまったので 軌道修正しよ!
で 高校生の時 休日にもよく自宅近くの友人と喫茶店にいったりしたんだけど ウチの田舎って本当に田舎だったから 当時喫茶店があちこちにできはじめた時期で 新しい店ができると探検と称して モーニングセットを食べにいったっけ
ある店に行った時
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当時は本当に珍しくて 店の片隅に並べてある抽出機に いろいろと説明が書いてありました どんな味がするのかと おそるおそる頼んでみて 運ばれて来た珈琲を見てまず感動 透けるようなという表現が一番似合ってた そして味もすごくピュアに感じて 虜になってしまいました 独特の匂いと味があるんですよね
冬はまだしも 夏はやっぱり熱くない珈琲を飲みたいって思って 自分でドリップした珈琲を冷やしたりするんだけど どうしても濁った色と味になるでしょ? なんとかしてあのセットを手に入れたいって思って 珈琲器具専門店を覗いたりしてたんだけど 店舗用はあまりに大きすぎるし またとてつもなく高いもので 手がでませんでした
15年ほど前 何気なくでかけたスーパーで見つけたのが 今使用している水だし珈琲セット なんと500円でした つくり自体はちゃちな感じのものなんだけど いれてみるとなかなかいい味だしてくれてます 夏限定使用のものだけど この味はほかのいれかたでは味わえないものなので 手放すことはできません 使用不能になるまえに なんとかもう一つ手に入れておきたいって 思っていつもみてはいるんだけど なかなか出会えません ↑ 押すと言葉がかわる投票釦
この出会いを大切にしつつも また次のために準備してしまう
なんて哀しい人間の性なんでしょう
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