言の葉
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ときどきふと思う このメールはどこにいくのだろうかって 自分の言葉を確かにのせたはずなのに なんとなく言い切れていない そんなわずかな後悔ともいえない 残滓を自分の内に残す
実はメールを書くってことが そんなに好きではないかもしれない 昔はそれ自体が楽しくて 他愛のない話を書き続けていたりしたけど ある時 「このメールに返事書くのって大変かな?」 って書き上げたメールを読み返して思った時 自分のいいかげんさと 自分の能力不足に嫌気がさして なんとなく哀しい気がした
言葉は伝えるためにありながら 決定的に伝えられない感覚 ストレートであるゆえに 嘘くさくうつる言葉
不器用だってわかってはいても なおも書くことをやめられない
「あなたからのメールは日記でしょ?」 とあの娘は微笑みながら返した あぁそうかこのメールの先にあったのは 自分への言葉だったのかもしれない そんな簡単なことすら 人に教えられる自分の姿がそこにあった
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