[PR] 外国為替証拠金取引 言の葉
言の葉
DiaryINDEXpastwill


2003年07月12日(土) 光と影の交錯する摩天楼-1


今回の出張に際して
唯一期待していたのが
Cでの旅
これまでYで取ったチケットながら
満員で勝手に変更されたこと1回
知り合いの人のとこで買って
行きだけ変更してもらったこと1回
お金を払って買ったのは今回が初めて

おまけに路線がNRT-JFKという
何事も一番に導入される路線
今回は丸まったコクピットで
ほぼフラットになるというシートだった

けど

やっぱ疲れるのは疲れるよね

さて
空港についていきなり田舎ものしちゃいました
まずは一服ってことで
すぐに建物を出て
ボーッとあたりを眺めながら煙草を吸っていると
身の丈2メートル近い黒人の方が
なにやら記入ボードらしきものを片手に歩いてくる

(タクシーの差配の人かいな?)
と思ったのがさにあらん
彼が何者かは10分後に明らかになります

「×××××××」
なんていったのかよくわかんないけど
車の手配はしてるのか?と聞かれたよーな気が
「してへんよ」って答えたら
「じゃあ、ついてこい」っていうのさ
「煙草すったらね」っていったら
また「××××××」って意味不明な事を早口でまくし立て
離れていきました

さて
まずは両替してタクシーに乗ろうかなって思って
建物に入ろうとすると
くだんの彼が近づいてきて
「へい!どこいくんだ?」っていうの
「お金無いから、両替にいくんだよー」っていったら
「今は両替できねーよ」っていうんだよねえ
「ほんま?」って聞くだけバカだったけど
その時はなんとなくそうなんかなって思ってしまって
んーって考えこんだら
「カードもってるか?」って聞くから
「カードでも乗れる?」って聞いたら
「もちろんさ」っていうから
よたよた彼についていったら…
だんだんタクシー乗り場からは遠く離れていきます

あれー?おっかしーなーって思ってたら
彼は「早くこいよー」って手招きします
しまいには荷物を持って先にスタスタいってしまいます




押すと言葉がかわる投票釦


なんでおまえがあんな出口で客引きしてるんだー
って思いながらも
荷物をトランクに放りこまれたボクは
すでに
(金で解決してくれよー。金で)って完全に投げてました

走り始めた運転手は
どこやらに電話して
「カード大丈夫だよなあ」っていいます
「………」
なんとダメだったみたいです
どうするんでしょうか?



押すと言葉がかわる投票釦


安心なんてできません(笑)
しかしながら仕方なくホテルに向かう途中でいきなり銀行へ…

自慢ではありませんが
これまで外国の銀行にいってキャッシングなんてしたことありません
いや考えてみたらキャッシング自体初体験です

どうやってやるの?って思いながら
「悪への道まっしぐらマシーン」(自動現金貸付機)の前で
ボケっとしてたら
なんとくだんの運転手くんが
ボクの2倍はあろうかという指でサクサク押してくれます
料金がいくらかかるかって想像つかなかったから
金額を悩んでいたら
またしても運転手くんは
200ドルって押してくれました?
(いっ!100ドルじゃ足りないの?)って
不安を抱きながらホテルへ到着

「幾ら」ってきくと
「90ドル」っていうんだけど
なんとなく一安心
っていうのは前に来た時につかったリムジンサービスと
同じ値段だったから
おまけにレシートをもらってみてみたら
料金80ドル
チップ10ドルって書いてあるから
これはもうチップ払わないって決心して
100ドル渡しておつりを待ってたら
運転手くん
まずはボクがチップを言い出すのまつこと10秒
そして少額紙幣を幾度となく数えること10秒

そしていきなりアタマをふりふり
10ドル札をさっと渡してよこしました

(勝った!)と一瞬思ったけど



押すと言葉がかわる投票釦

いやいや
決して笑い事ではありませんが
とにもかくにも5か月ぶりに見た摩天楼は
慣れた場所だとなめきっていたボクに
ほんの少しホロ苦い思いをさせてくれたんだ






My追加
DiaryINDEXpastwill

My追加
tk |MAIL極ウマ エンピツユニオン