言の葉
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一人でいることに気づいたのは いつの頃からだろうか
小学生の時に ふいに自分のいない世界というものを 想像してしまって 全身鳥肌がたったことがあったっけ 死して先の世界に自分が存在しない現実 確実にやってくるものゆえ 逃れる術はない
そのときは本当にただ寂しくて 自分一人そこにいるのが哀しくて 暗闇で布団に横になりながら 天井をずっと見つめいて 流れ落ちる涙を感じていたんだ 「明日、あいつにあってバカな話して笑いたい」 そんなことを痛切に感じた夜だった
思えばその時から孤独は いつもボクの側にたたずんでいたのか
何をしている時でも 他人といる時でも 不意に襲い来る孤独の影
「で、その話に結論はあるの?」 こんな話をしていたソー○嬢は なんの感情もみせずに尋ねたっけ ごめんよ 何年余分に生きようがキミに答えを教えてあげられないんだ 情けない自分に胸をしめつけられながらも やることやってしまうバカな男の性
人間は産まれる時も そして死ぬ時も 孤独を抱きしめている だから生ある時間だけでもと 孤独を癒すことを求めるのではないか
そんな自分をわかってやろうと気づいた日から 歩き始めてしまった
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一人でいると考える時間がありすぎるのだ
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