言の葉
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| 2003年03月11日(火) |
ただそこにあるはずの… |
朝 春になったなあと独り納得しながら 歩いていたけんだけど
陽が暮れると 途端に風の冷たさが沁みて
まだ冬なの?って自問したり
いつも駅からの帰り道に見つけて そこにあるはずの月が無いことに気づいた瞬間
一年も昔のあの瞬間を思い出した こぼれ落ちそうな月に想いをたくした あの瞬間を
今日の空は風のおかげもあって ずっとずっと透明で どこまでも抜けて見えそう だから月もそこにとどまっていられなかったのかな
なんて勝手に結論つけて あたりを見渡すと 少し寂しげに でもくっきりと輝くキミを見つけた
学校の校庭で好きな子をチラッと見かけたように 思わずドキッと高鳴る胸が なんとなく素敵な感じだったんだ
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