言の葉
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ここを覗けば 確かにあるはずの言葉たち 自らが意図することが その通りに伝わるのかなんて 誰にもわからないに違いない
言葉は綴り手の元を離れた途端 さまざまな方向に飛散し 思いもしなかった方向から 新たな視点を携え帰ってくる つまりそれは ボクの言葉はボクの言葉であって ボクそのものではないということかもしれない
幾らたくさん読んだからといって その言葉が届いていなければ それは何の意味をももたないのであって ましてや数を競うものでもない なんとなく触れてしまう その結果だとわかるから嬉しくもあり 結果意識してしまう
そう考えながらも ここの言葉は自分をさらし 自分を認識するためのものなんだと 一人うなずく
読み手としても自分をみても 自分の言葉で自分を綴る人ほど 惹かれてやまない 借り物の言葉には その人の陰すら感じられない
日記の内容をいちいち問われても 何と答えてよいやら だってこれはボクのカオスであり ボクの夢でもあるのだから
伝えたくなったら 自然と伝えるのが 関係であって 無理矢理なんでもはがすって行為は 距離をつくることにしかならないと 気づかないのはあまりに不遜と思う
だから何度読んだ日記でも また読み返して ふいに追記を発見すると 妙に嬉しくなるから素敵だ
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