いつのまにか頬を撫でる風が乾いた笑い声を過去へと追いやり少しだけ冷たい涙がこぼれる眩しかった季節熱くなった季節うんざりとした季節を過ごした僕たちはやがて次の季節の到来に気づく何かが生まれて何かを失い何かを求めて歩き始めた君の後ろ姿は秋のやわらかな日差しですら僕には眩しすぎて何も見えない