★☆★ぶろたんのゲイ日記★☆★ Mental medical treatment by ★ぶろたん★ |
医者には、心臓が弱っていると言われ。 何かあったら遅いから、入院した方がいいと言われ。 だけれど、俺はすぐに頷けなかった。 それは。 上司の言葉。 「何だお前、また例の病気か?」 「もう大人なんだから、健康管理に気をつけろ」 「で、明日来れるんだろ?ん?」 行ける訳が無い。 俺には解っていた。自分の体だから。 そして。 そう答えたところで、 彼は全然納得しないことも。 彼が、俺のことを全く理解していないことも 解っていた。 ずっとずっと言おうと思っていた。 なんで俺がこんなに疲れやすいのか。 なんで俺は冬になると体調を崩すのか。 全てを。 どんなに、どんなに気をつけても体は蝕まれる。 だけれど。 言えなかった。 なぜ? 彼が、職場での俺を評価する人だから。 彼が、俺の運命を決定する人だから。 俺は。ただ。 烙印を押されるのが嫌だったのだ。 諦め、失望、見離される事。 それは、俺にとって、 何よりされたくないことだから。 外から見ても解らない。 どんなに俺が苦しんでいるか。 どんなに俺が、楽になりたいか。 解って欲しいのに。 誰も解らない。 なぜ? だって、結局、誰にも。 そう、誰にも。 俺には 伝えたいのに、伝える人がいない。 そしてのまれ、消えていく。誰にも知られずに・・・。 |