★☆★ぶろたんのゲイ日記★☆★

Mental medical treatment by ★ぶろたん★


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2001年12月20日(木)   自分を誉める

今日は飲み屋さんで、忘年会。

係員3人組は、監査で上司達が席を外していた午後を利用して打合わせ。

ぼっちゃま(監事)「会費、5千円です」
俺「あれ?3千円じゃなかったの?」
ぼっちゃま「いえ、課長が余ったら送別会で使えばいいからって」
俺「送別会は送別会で集めりゃいーじゃん」
ぼっちゃま「じゃぁ、ブロさんそう課長に言って下さいよぉ(反撃)」
俺「(さらりと)言ってもイイよ。
でも、こういうことは普通監事が言うことだから遠慮しておく(笑)」
ぼっちゃま「そんなぁ・・・」
キューピー「(爆笑)さすがブロさん、つえー(笑)」

あったりめーじゃん!口で俺に勝つ奴なんかいるかっちゅーの!

俺「だいたい、課長は金足りなくなったときに自分が出すのいやなんだよ。
普通、そういう時は上の人が出さざるをえないだろ?」
キューピー「あー、課長ケチだからなー」
ぼっちゃま「でも、係長達は事情知って、5千円出すって言ってくれたんで」
俺「それおかしーよ!係長が出して、課長が出さないなんて。
そうだ、こう言えばいいんだよ。初めの挨拶で
『今回は課長から多大なるご芳志を頂きまして・・・あ!!係長の間違いでした!すみません』って、いかにも本当に間違えちゃっったみたいに(笑)」
キューピー「(笑)」
ぼっちゃま「言えませんよぉ!」
俺「うそ!いつも仕事もできねーくせに偉そーなこと平気で言うのに言えないの?
大丈夫だよ。新人だから大丈夫」
ぼっちゃま「・・・・・・(凹み中)」
キューピー「あー、確かに新人だったら言っても大丈夫だなぁ」

とか言ってたら、ぼっちゃま、課長からお金を集める時こう言った。

「『とりあえず』5千円です」

とりあえずというのは、俺達にプレッシャーをかけられて、
焦ったぼっちゃまの気持ちがつい出てしまった言葉。
その言葉に、課長はぴくりと反応。
見事、1万円をGET!

こうして、係員3人組の悪巧みに見事課長は引っかかったのでした。

そして、夜。

俺「もちろん、個室取ってあるんだろーね?」
ぼっちゃま「大丈夫だと思いますよ。ちゃんと言っておきましたから」
のれんをくぐると、案内されたのは入り口の横。

俺「マジでぼっちゃま使えねーんだけど」
一同「ぶろさん、目が冷たい(笑)」
ぼっちゃま「・・・・・・・・・・・・」

気を取り直して、課長の乾杯の挨拶。

ここでも、俺達は昼に打合わせしてた。
俺「ぜってー話長いからビール注がない方がイイよ」
キューピー「ビールの泡無くなっちゃうもんなぁ・・・」

案の定、長かった(笑)。

でも、俺は課長の話を聞きながら、自分の1年を振り返っていた。
本当に、今年は頑張った。すげー頑張った。
おかげで、マジで成長したし、評価もグンと上がった。
正直しんどい時も多かったけど、
今となっては、満たされた気持ちでいっぱいだった。

そして、乾杯。

普通、ここでご奉仕のことが話され、みんなお礼を言う。
当然、みんなは監事のぼっちゃまを見る。
普通にナマコ酢食ってるよ・・・。

キューピーが目で語り、ようやく気が付いたぼっちゃま。
ぼっちゃま「あ、課長からご奉仕を1万円頂きました」
一同「金額は言うなぁ!!!」
はぁ。あんた、つくづく使えねー・・・。

刺身や焼き魚、ナマコ酢、生ガキ、アサリの酒蒸し焼き銀杏
そして、寄せ鍋といかにもなメニューだった。

でも、んまかったー!!

課長に日本酒すすめられて、
課長「まぁまぁブロ主任、おひとつ←攻撃」
俺「・・・だったら、マジで主任にしてくださいよ、まったく。
あ、言っちった♪←反撃」

一同(爆笑)課長(苦笑)

でも、終わったあと、課長からも、よく頑張ったなと言われて嬉しかった。
他人からも認めてもらった。

俺、本当に頑張った。

そう思いながら、家路に向かった俺でした。



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