今日も暑かった!
でも、なんか、忘れていた夏の感覚を思い出して、嬉しいんだよね。
今年こそ、イイ奴と沖縄の海にでも行きたいなぁ・・・(切実)。
俺、誕生日やクリスマスに、恋人と過ごしたこと無いんだよね。
去年の誕生日も、直前に降られるという最悪の結果だったし。
今年こそ!・・・
なんか、久しぶりの徒然なのに、暗い俺。
最近の俺、精神的にきつい。
理由は家のこと。
姉から電話が来た。
前にも書いたけど、親とのこと。
ついに実家の家を売るらしい。
ローンがきついらしいんだ。
5000万の家を3000万で売って、2000万のマンションを買うそうだ。
あとの1000万は、今の残りのローンで消える。
無駄なことしてるよな。
姉ちゃんは、俺にいちいち確認する。
俺、「親が買った家なんだから、俺が言うことないっしょ?
でも、デザイン的にもかなりいいし、手放すのはもったいない」って言った。
だけど、もう母親は、独りで淋しくてイヤなんだと。
確かに、家族用の家だから、独りで住むのは広すぎる。
おまけに、妙に音が響くんだよね。
姉ちゃんは看護婦で、東京の寮に住んでいるし。
俺は俺で山梨採用をいいことに、実家から喜々として出ていった。
子供が生き甲斐の親にとっては、かなり辛い環境なんだ。
家族で住むために買った家なのに、家族がいない。
確かに、辛いよな。
でも、公務員になれって言ったのは親なのに。
で、姉ちゃんが12月に結婚することになった。
そこで、実家を姉ちゃんが買うという案が出た。
せっかく建てた家だから、失いたくないと言う姉ちゃん。
でも、俺が体験したように、親もイヤな体験をした。
父親らしき人(内縁の)に逃げられたんだから。
いつも自分から別れ話を持ち出して、プライドを保っていた母親。
なのに今回は、ローンすっかり残して逃げられたんだから。
かなりショックだったんだろう。
だからこそ、彼女は、子供に愛情を注ぐ。
子供は裏切らないと信じて。
血の絆。
でも、自分勝手な、愛情。
先日も、婚約祝いに、姉に100万の真珠のネックレスをプレゼント。
ローン大変なのにさ。
で、さすがに姉が「受け取れない」って言ったら、怒ったらしい。
金銭感覚が麻痺しているんだ。
そんなもの、俺はいらない。
結婚の話だけど。
今度、結納をやるそうだ。
たぶん仕事で家に帰られないと思うけど。
俺は、姉ちゃんの婚約者にまだ1度も会ったことがない。
全く興味がないし、会いたいとも思わない。
たぶん、無愛想なガキと彼は思うんだろう。
外向的な姉と違い、内向的な俺。
おかげで、いつも比べられてきた。
「姉は明るくて人気者なのに、あんた何?」
それは親にも言われてきた。
姉に、ご祝儀の代わりに2次会の司会を頼まれた。
俺、とうとう言った。
「俺、陰でどれだけ言われたか分からない。
姉さんと同じ様な性格だと思って、気軽に接してくる。
で、俺が違うって、がっかりして、悪態つきながら去っていく。
今回も、またそういうパターンになる。
俺、姉さんと違って初対面の人と気軽に話せないもん。
そんなに簡単に心許せないもん。
もう、がっかりされたくないし、
彼らにそんなこと言われる筋合いない!」
でも、姉は自分の友達はイイ奴ばかりだからと言った。
それは、姉に対してだからだ。
もしイイ奴でも、いきなり馴れ馴れしく話しかけられたら、俺、逆に引く。
姉「だって、誰かにやってもらわなきゃいけないし、
でも、友達には楽しんでもらいたいから頼めないもん。
あんたは適当にやってりゃいいのよ」
俺「それじゃ俺、1人でバカみたいじゃん」
姉「あ、彼女つれてきてもいいよ」
俺「そんなやつはいない」
姉「・・・・・・」
相変わらず、自分中心な姉に振り回される俺。
俺、自分で分かっていた。
一生に一度の姉の晴れ姿。
そんな場面で、姉さんにイヤな気分させたくない。
心から、笑っていて欲しいと思う。
だから、発想を変えた。
俺「俺、HP作っているから、デジカメで写真撮っていい?」
姉「あ、そうよ!あんた、撮ってればいいじゃない!!」
もう、まさに名案といわんばかりの姉の声。
俺、了承した。
ちなみに、姉はマジで綺麗というか、可愛いです('ー'*)
普通、姉弟で誉めないかもしれないけど。
俺は自信を持って言える。
俺と姉ちゃんは、怖いくらい仲がいい。
たまに実家に返れば、まるで恋人同士のように腕を組んで街を歩き、
一緒に服などを買いながら、俺のセンスを試す。
姉曰く、やっと俺は、姉と並んで歩ける程度にはなったらしい。
タカピーだから、困るよ、まったく・・・。
結局、姉に劣等感を持っていた俺だけど。
そんな姉が誇らしくもあるんだ。
とりあえず、俺の分も幸せになって欲しい。
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