★☆★ぶろたんのゲイ日記★☆★

Mental medical treatment by ★ぶろたん★


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2000年05月25日(木)   家族愛



今日も暑かった!

でも、なんか、忘れていた夏の感覚を思い出して、嬉しいんだよね。



今年こそ、イイ奴と沖縄の海にでも行きたいなぁ・・・(切実)。



俺、誕生日やクリスマスに、恋人と過ごしたこと無いんだよね。

去年の誕生日も、直前に降られるという最悪の結果だったし。

今年こそ!・・・



なんか、久しぶりの徒然なのに、暗い俺。



最近の俺、精神的にきつい。

理由は家のこと。



姉から電話が来た。



前にも書いたけど、親とのこと。

ついに実家の家を売るらしい。

ローンがきついらしいんだ。



5000万の家を3000万で売って、2000万のマンションを買うそうだ。

あとの1000万は、今の残りのローンで消える。

無駄なことしてるよな。



姉ちゃんは、俺にいちいち確認する。

俺、「親が買った家なんだから、俺が言うことないっしょ?

でも、デザイン的にもかなりいいし、手放すのはもったいない」って言った。



だけど、もう母親は、独りで淋しくてイヤなんだと。



確かに、家族用の家だから、独りで住むのは広すぎる。

おまけに、妙に音が響くんだよね。



姉ちゃんは看護婦で、東京の寮に住んでいるし。

俺は俺で山梨採用をいいことに、実家から喜々として出ていった。

子供が生き甲斐の親にとっては、かなり辛い環境なんだ。



家族で住むために買った家なのに、家族がいない。



確かに、辛いよな。



でも、公務員になれって言ったのは親なのに。



で、姉ちゃんが12月に結婚することになった。

そこで、実家を姉ちゃんが買うという案が出た。

せっかく建てた家だから、失いたくないと言う姉ちゃん。



でも、俺が体験したように、親もイヤな体験をした。

父親らしき人(内縁の)に逃げられたんだから。



いつも自分から別れ話を持ち出して、プライドを保っていた母親。

なのに今回は、ローンすっかり残して逃げられたんだから。

かなりショックだったんだろう。



だからこそ、彼女は、子供に愛情を注ぐ。

子供は裏切らないと信じて。



血の絆。

でも、自分勝手な、愛情。



先日も、婚約祝いに、姉に100万の真珠のネックレスをプレゼント。

ローン大変なのにさ。

で、さすがに姉が「受け取れない」って言ったら、怒ったらしい。

金銭感覚が麻痺しているんだ。

そんなもの、俺はいらない。



結婚の話だけど。

今度、結納をやるそうだ。

たぶん仕事で家に帰られないと思うけど。



俺は、姉ちゃんの婚約者にまだ1度も会ったことがない。

全く興味がないし、会いたいとも思わない。



たぶん、無愛想なガキと彼は思うんだろう。

外向的な姉と違い、内向的な俺。

おかげで、いつも比べられてきた。

「姉は明るくて人気者なのに、あんた何?」

それは親にも言われてきた。



姉に、ご祝儀の代わりに2次会の司会を頼まれた。

俺、とうとう言った。



「俺、陰でどれだけ言われたか分からない。

姉さんと同じ様な性格だと思って、気軽に接してくる。

で、俺が違うって、がっかりして、悪態つきながら去っていく。

今回も、またそういうパターンになる。

俺、姉さんと違って初対面の人と気軽に話せないもん。

そんなに簡単に心許せないもん。

もう、がっかりされたくないし、

彼らにそんなこと言われる筋合いない!」



でも、姉は自分の友達はイイ奴ばかりだからと言った。

それは、姉に対してだからだ。

もしイイ奴でも、いきなり馴れ馴れしく話しかけられたら、俺、逆に引く。



姉「だって、誰かにやってもらわなきゃいけないし、

でも、友達には楽しんでもらいたいから頼めないもん。

あんたは適当にやってりゃいいのよ」

俺「それじゃ俺、1人でバカみたいじゃん」

姉「あ、彼女つれてきてもいいよ」

俺「そんなやつはいない」

姉「・・・・・・」

相変わらず、自分中心な姉に振り回される俺。



俺、自分で分かっていた。



一生に一度の姉の晴れ姿。

そんな場面で、姉さんにイヤな気分させたくない。

心から、笑っていて欲しいと思う。



だから、発想を変えた。

俺「俺、HP作っているから、デジカメで写真撮っていい?」

姉「あ、そうよ!あんた、撮ってればいいじゃない!!」

もう、まさに名案といわんばかりの姉の声。



俺、了承した。



ちなみに、姉はマジで綺麗というか、可愛いです('ー'*)

普通、姉弟で誉めないかもしれないけど。

俺は自信を持って言える。



俺と姉ちゃんは、怖いくらい仲がいい。



たまに実家に返れば、まるで恋人同士のように腕を組んで街を歩き、

一緒に服などを買いながら、俺のセンスを試す。



姉曰く、やっと俺は、姉と並んで歩ける程度にはなったらしい。



タカピーだから、困るよ、まったく・・・。

結局、姉に劣等感を持っていた俺だけど。

そんな姉が誇らしくもあるんだ。



とりあえず、俺の分も幸せになって欲しい。

  




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