俺は職場の女友達2人にカムアウトしている。
一応他の男どもにも話したような記憶もあるけど、もう忘れられている。
みんな自分に関係ないと、忘れるものみたい。
さて、ある日のモンチとの会話。
俺「今、イイ感じの奴がいてさー」
モンチ「ふーん。(ごく自然に)『彼氏』はいくつ?」
俺「・・・一応おれ男なんだからさ・・・・・・」
モンチ「なによ。じゃあ(わざと強調して)『彼女』はいくつ?」
俺「いや、彼氏なんだけど(笑)」
モンチ「もう、なんなのよ!ヽ(`Д´)ノ」
って感じ。うーん、わかる?
またある日の会話
モンチ「携帯新しくしたいんだよねー」
俺「でも、携帯って、『彼氏』がいな・・・・・・
(いないと必要ないと思うけど)
ああ、自然に彼氏と言ってしまう自分が嫌になる・・・・・・」
モンチ「(俺の顔をしばらく見て)
それを軽く聞き流してしまうあたしも嫌になる・・・・・・(;´Д`)」
俺とモンチは、もう、何でも言える仲なんだ。
みんなは、なかなかカムアウトはしていないと思う。
俺だって、家族には言っていない。
でも、信用おける奴になら言ってしまう。
でも、2人は信用できる奴らなんだ。
街歩いていても男チェック一緒にやったり。
最近は、俺のタイプを読まれてる(笑)。
3人で飲みに行って、娘。の歌一緒に歌ったり。
ペンちゃんのほうは、彼氏がいて、でも相手も熊みたい。
でも、もう夫婦の様な仲になっている。絆だな。
俺がいちばん欲しているもの。
そして、モンチは最近男と別れた。
あまり自分のことは話さないモンチだから、それを聞いたときは驚いた。
よほど辛かったんだろうな。
彼女は16歳年上の人と付き合っていた。
それも去年まで一緒の職場だった人。
彼女もいい加減、付き合いが長かったし、
相手が異動で静岡に行ってしまってから
真剣に考えていたらしい。
俺は相談されて、こう言った。
「その人とずっと一緒に生活できると思うなら、
このまま付き合って結婚すればいい。
でも、それができないなら、別れるべきなんじゃない?」
もう、彼女の答えは決まっていた。
すでに心は冷えていたから。
結局彼女は別れた。
でも、俺は良かったと思う。
彼女はまだ若い。
彼が初めての恋人だったから、まだモンチは恋がどんなものかを知らない。
俺がいろいろな恋愛話をすると、彼女は真剣に聞いていた。
なんか自分の恋が違うって思ったんだろうな。
俺が失恋して号泣したら、彼女はショックを受けていた。
あたしは別れても泣くほどの恋はしてないなって。
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