2022年10月28日(金) |
こんなに幸せな一年になるなんて。 |
おはようございます、ぼむでございます。
何か前回からまたまた期間が空いてしまいました。
この間にですね、Bさんと復活(お互いに本命アリの状態)しました。(さらっと言う)
何かね、もちろん道徳的にはあれなんでしょうけど、もう人生も折り返しで、こんなに好きな人との最高のエッチを味わわないで生きていくのも勿体ないなって。(本音を言い過ぎる)
未だに、Aさんは私と付き合ってはくれない(なぜか結婚はいいらしい)ので、まあ私の方は自由ですよ。ええ。
お互いに、久しぶりに電話で話しただけで泣くぐらいなのに、何かこんなに人生で大事な人なのに、自分から遮断する必要がある? いや無い(反語)
2〜3回会いましたのですが、何が変わったってとにかくね、Bさんのキスが優しくなった。 ふわふわのちゅー最高。
セックスも、更に良くなりました。
けど、それだけではなくて。
別れたときには 「人を家政婦だと思ってんのか! もう日本の男は嫌だ」なんて思ったりもしましたが。 「家にいて家事をして俺を支えて欲しい(そしてパートもして家計も支えて欲しい、でも家事も全部やって欲しい)」と言われれば、そう思うのも無理はないと思うのですが。
もう一つの理由。 「ずっとぼむの話を聞いていたけど、本当はそれが苦しかった」 という理由。
時間が経って、自分が色んな人の話を聞くようになって、
「ずっと人の話を聞かされるのキツイな」
って、やっと分かるようになりました。
ああ、これをBさんはずっとずっとやってくれていたんだな、って。
自分の話もろくにせず(多分私が話題を奪ってた)、ずっと私のどうでもいい話や愚痴を聞いてくれてたんだな、って。
そのことを私は当然のように思うというか「彼が彼の貴重な時間を割いて聞いてくれている」という自覚さえなかった。
感謝の気持ちも、今思えば口だけだった。
だから、久しぶりに会った時に、改めて「ごめんね」と「ありがとう」をBさんに伝えました。
Bさんは、なんと。
「それを、今ちゃんと伝えられるぼむが凄いよ」
と言ってくれて。
お前、神か?
って感じでした。
ありがたい……ありがたいなあ……。
そしてですね。Aさんとは。
色んな展覧会を見に行って、海にも行って。
日曜日に会うのが恒例になって。
しかも、その日曜も最初は21時に来て朝仕事に行く、とかだったのが。
次第に待ち合せの関係でお昼からだったり、午前中からだったりになり。
たまに土曜日から月曜日まで会ったりとか。
10月の三連休なんか、べったり3日間一緒にいたりとか。
10年前の私に飛んで行って教えてあげたいくらい、会えるようになりました。 (基本的には週一ですが。たまーにイベントが発生してプラス一日くらいが追加になります)
何より、「会いたいー!」とは伝えるものの「でも無理はしないでね、難しかったらいいよ」と本心から伝えられるようになり。
会えない時があっても以前より断然一人の時間を楽しめるようになりました。
何なら、やりたいことがある時なんて「えっ別に3日間べったりじゃなくてもいいんだけど……」とすら思う始末。
凄い変化。自分で自分に感動です。
頑張ってきて良かったなあ(涙)
この変化、やっぱりBさんと別れたときにしっかり感情を感じたのが良かった気がします。
泣きそうになるのをこらえずに、ちょっとずつ泣いて。
何度かそうしているうちに、うわーんって子供みたいに爆泣きになって。
それぐらい最初から悲しめるのが実は普通なんだなって、気付いたのは最近です。
そうやって頑張った結果。
防波堤で Aさんの死のうとする振りを 全力で止めることができました。
解説いたしますね。
それは10月の最初の日曜日、NAN〇展に行こうとした日のこと。
着いた先で見たものは、割とがっつりした行列で。
「今日は止めておこう」とのAさんの判断により、急遽予定変更。
私が某駅の海に行ったことが無いと話したところ、Aさんが「じゃあ行こう」と。
んで、ビーチなどを歩いたり、写真を撮ったりして。
Aさんは「あー。まさかお前とここに来るとはなー。7番目までとは来たけど、8番目と来るとは」みたいなことを言っていて、「なんか特別な土地なのかよ?? まあいつものいじりかな」くらいに思っていたのですが。
今思えば、これは強烈な予告だった訳ですよ。
わいわい言いながら砂浜を歩き、防波堤を進み、釣り人がいたりべったりくっつくカップルがいたりと、そんな光景を眺めながら。
水平線に感動したり、空の色が右と左で全然違ったり、そういうことに「綺麗だよなー」って口に出せる感性のAさんがやっぱり好きだなあと思ったりして。
始まりは、私が何かで拗ねたとき(?)に、「あーよしよし。お前はこうして欲しかったんだろ」とAさんが私を抱きしめて頭をわしわし撫でてくれたことでした。
10年前から仲良しで、私がCさんに振られた時に慰めてくれたんだよ、という話をしたときに、慰めてくれたのは今のAさんとは違う人で、今のAさん的には「そんなの知らねえし」という感じを醸し出していたので。
おお、この体勢なら言えるかも、と思い。
最近思っていることを、伝えました。
私 「あのね。ホント言うと最初はね、昔喋ってた頃のAさんじゃないことに戸惑ったり、記憶が無いことに悲しんだりしたよ。 だけど今はAさんはAさんって言うか。 どれも全部Aさんだし、もう誰でもいっかって感じ。 それに、昔私が話してたAさんも、きっと中にはいてくれてるんだと思うし。 あと何か、多重人格なの楽しくなってきた。 面白いし飽きない。 何か最近はさ、人の彼氏とかに対して『あっこの人は人格一つなんだ』とか、『記憶つながってるんだ、そっか』とか思うんだよね。 んで、たまに人の彼氏さんとか羨ましくなっても、 『でもこの人は人格一つしか無いしな』みたいな(笑) 多重人格マウントを心の中でかましてる(笑)」
などと話し。
そうやってぎゅーっとしていると。
急にAさんが、「バイバイ」と言って海の方に駆け出しました。
えっとですね。防波堤はですね、当然のことながら柵とか無い訳で。
結構、私こういうところ本気で落ちたりする(どんくさい)ので、かなり気を付けていたり、Aさんにも「あんまり端に近づかないでー!」と騒いでいたのに。
「!?」となりつつも、勿論止める私。「離せよ!」とAさん。
んで、「死なせてくれよ」とか言うんですよ。
「最後に会ってたのがお前で良かったよ」とか言うんですよ。
これ、バリバリの試し行動やんけ。
って、私の冷静な脳内は考えたりしている訳ですよ。
もうね、必死に腕を掴んで止める訳なんですが、ぶっちゃけ私の力なんて非力なので、その気になれば当然振り切ってダイブできるんですよ、Aさん。
でもそれはしないんです。
分かってますけどね。分かってますけど。
でもここで「好きにすれば」って見捨てたらダメなやつ、という私の直感が働き。
そこから1時間、大立ち回りですよ。
1時間以上だったかしら……。
もうね、私の服のリボンは落ちるし、Aさんのぶっといピアスも海に落ちるし、本当に大変でした。
何ていうか、本気の試し行動な訳ですよ。
試し行動なんだけど、私の行動によっては本気でこの人海に飛び込みかねない、みたいな。
そりゃあ水泳を習っていたとはいえ、真っ暗な海。
数十センチの水で、人間溺れるって言うじゃないですか。
Aさんだってもう40代。10代のつもりでいる過信が一番怖いわけで。
最初は多分私の知ってるAさんだったのかもですが、途中から多分ほとんど会ったことが無い(?)Aさんが出てきました。
もうね、人相が違う訳ですよ。
目が吊り上がって、めっちゃ怖い形相。
「なんなんだよ、お前! 死なせてくれよ!!」
って怒鳴られる私。でも、危害を加えようとする意思はないタイプの怒鳴り声なので、そこまで私は怖いとは思わず。
誰なんだよ、くらいの距離感と超怖い人相に
「あー流石にこれは私でも分かる、何か違う人出てきた。っていうか甘かったな、この人の闇をちゃんと分かってなかった。この人と付き合っていくっていうことは、こういうことがこれからもあるってことなんだな。そして、もみ合っているうちに私だって海に入るかもしれない訳で、自分の命の危険すらあるってことなんだな」
と反省する私。
んで、とにかく引き留めてはこちらの隙を縫って海に走り出すAさんにしがみつき、そんなことを繰り返しているうちに本当に怖くなって泣く私。
「この人が死んじゃったらどうしよう」
と。そうなったらどうやって生きていったらいいんだろう、と。
まあ私のことなので生きるとは思うのですが、ちょっと生きる屍になるだろうなあ、と。
Aさんは「へえ。お前に人のために泣ける涙があるとはな」とか言ってましたが、違いますね。
彼を失って可哀想な私のために泣いてましたね、あれは。
ただとにかくAさんと生きていたいのも本当なので、必死に
「死なないで。一緒に生きようよ、これからでしょ。せっかく一緒にいられるようになったのに、いなくなったら嫌だよ。 これから楽しいこといっぱいするんだから。美味しいものも食べに行くし、家にまだ純米大吟醸も残ってるし、これからなんだから」
と泣きながら必死に伝える私。
もうね、人って本当に力を入れたいときは絵本「大きなかぶ」の体勢になるんですね。
腰を下げて、重心を低くする体勢。
誰に教わらなくともこうなるんだなあ、と頭のどこかで感動しつつ。
あと、ドラマだとこういうシーンってせいぜい1〜2分で、引き留めたら速攻止まって説得シーンに移ると思うのですが、
現実は 引き留める時間が ゆうに1時間は越える
ので気を付けてください皆様。(何を)
とにかく、試し行動と分かってはいてもつるっと足を滑らせる「事故」の可能性が無いとは言い切れない訳で、それが恐ろしくて恐ろしくて。
それでも何とか、ずーーーっと繰り返しているうちにそれは収まりまして。
何とか、無事に帰宅することができました。
んで、後日聞いたところによると、5年付き合っていた元カノさんは、 「一緒に死ぬ?」と彼が聞いた時、
「いいよ、私も死ぬ。でも私から飛ぶから。そしたらあなた、私のことは殺したくないんだから、死ぬなんて言えないでしょ」
と答えたと。頭いいー、好き、って思ったと。
ちなみに私はと言えば、同じことを言われたのですが
「やだ。死なない。一緒に生きる」
って答えました。
だって死にたくないですし……。やっと人生楽しくなってきたのに……。
何でこんな苦しい思いをして依存症とか克服して、これからって時に死ななきゃなんないんだよ……。
で、彼曰く
「一緒に生きるって答えたのはお前が初めて」
とのこと。
つーことは、なんだ、
この試し行動色んな女にしてるな?
何ならあの某駅がテスト会場だな?
本当に、厄介な人ですよ。
でもね、私はもう知っているんです。
ア〇プラの話題しかない人よりよっぽど私には合ってる、って。
だからやっぱり、一緒にいられて幸せなんです。
ちなみにその海のあとですが、翌日筋肉痛になりました(遠い目)
あと、Aさんが私のことを好きだと思ってくれている人にチェンジしたような??
前よりも私のことを好きって気持ちが感じられて、非常に嬉しい今日この頃です。
まさかこんな一年になるとは。(まだ終わってませんが)
でも本当、私たち結構しんどい人生送ってきてますからねえ。 (今思えば完全な虐待ですわ)
これからの人生、後はずーーーーーーっと幸せでもいいはずです。
ね。 (でもきっとこれからも色々あるんだろうなあ)
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