2021年10月31日(日) |
初・渋谷ハロウィン。 |
こんばんは、ぼむでございます。
前回の続き〜初の渋谷ハロウィン。
前日の帰りがけに、「お前は何か装飾のあるマスクしたらいい。皆何かやってるのを見ると、やりたくなるんだよ」と言われたので、マスクと天使の輪っかを購入。(この年ですが、私やたら被り物は似合うんです)
お店はもつ鍋の店をチョイス。
予約係はほぼ私ですが、そこは気にならないのです。
んで、「ピークは21時〜22時だから、それまでは飲んでればいい。飲めればどこでもいい(という割にはお店の評価はしっかり下す)」
とのことで、まあまあお手頃な値段のお店へ。昨日よりは1000円高いので、質もそこそこ良く。
わいわいと飲みながら、結婚の話になり。
私「(あの根性の悪い)元カノさんは、結婚したがってたんでしょ? 何でしなかったの?」
A「あー。その気になれなかったんじゃね。今ならしてもいいかもなって思ったりもするけどな」
私「(びっくり)(まさかそれは趣味悪すぎだろう)(一度結婚したらね、簡単には離婚できないんだよ?)(でもそれが本当にAさんにとっての幸せなら……)え、じゃあ今からでも言えば戻ってくるんじゃないの?」
A「いや、ないな。それに俺はあいつには、俺の手を離れて羽ばたいて欲しいし」
私「ふーん。あれだけ人のこと泥棒猫呼ばわりしてたのにね」
A「そりゃお前、自分のテリトリーを守ろうと必死だったんだろ。そういうのを悪いとは思わないね、俺は」
私「気に入ってたんだね」
A「そりゃあ、気が合ったしな。気に入らなきゃ長年一緒にいないだろ。あいつは仕事もあったし、バンドもやってたし、尊敬してたよ」
私「ふーん。Aさんの元カノって全部メンヘラだよね」
A「あいつはメンヘラじゃねーよ」
私「嘘でしょ人のLINE勝手に見てあまつさえ婚約してるんですけどとか言って私に突撃してきたのに。実際はたまたまお互いの実家に寄って挨拶しただけなのに」
A「あいつはメンヘラじゃない。まあ尽くすタイプではあったがな……。何ていうか、一緒に来る? って聞くと全部うんって言うんだよ。そこが良かったのかもな。けど、それは自分のやりたいこととかを犠牲にしてたから……。まあ、(別れたのは)俺が悪かったんだよ」
私「(えっお前、自分についてくる女がいいとか言いながら、そういう女と付き合ったら自由になって欲しいって意味不明なんですけど)そうだろうね」
いや何というか。
籠の小鳥を望みながら、小鳥に自由になって欲しいと手放すって意味わからんな。
でもまあ、それぐらい、相手が自分にぞっこんじゃないと不安だったのかも知れないですよね。(謎の理解度)
んでまあ、Bさんの話に一瞬なりつつ私が涙ぐみつつ、そこからハロウィンですよ。
彼が元カノに「これがいい」と頼んで海外サイトで通販してもらったというお面が、それはそれはキモくて。
でも、「やるならがっつりやりたいじゃん」という彼。
これですよ。これなんですよ。
多分、私が婚活して出会った相手に、このお面を買う人は一人もいない。
ましてや、そのお面で行き交う人を脅かしたり、色んな人と写真を撮ったりして楽しむなんてこと。
もう私、歩いている間ずっと笑ってて、本当に本当に楽しくて。
何より、家に帰って写真を見てたら、ちょっと泣いてたんです。自分が。
実は、渋谷ハロウィンは数年間、Aさんは(あの根性悪の)元カノと行ってたんですよね。
んで、そういう写真を堂々とTwitterにも上げてた訳です。
ずーっと、ずーっと、好きな男が他の女とハロウィンでパリピしてるのを見てきたんですよ。
私、ずっと、彼とハロウィンに行きたかったみたいなんです。
もうね、大袈裟ですが夢が叶ったというか。
一緒にハロウィン行けただけで泣けるとか、結構な愛じゃないですか?(誰に聞く)
ただ、この話をエステのお姉さんにして、写真見せてこの話したら「脅かされた人トラウマじゃないですか」って言って若干引いてて、私はめっちゃ面白いと思うのですが多分普通の人の反応ってこうなのですよね。
いや、脅かされるの嫌ならメイドの格好して渋谷のハロウィンには来ないだろ、とか思うのですがね。
まあちょっと、私はAさんの所業に対して甘いというか、私自身常識がないところがあるので、あれですが……。
でもね、本当に本当に楽しかったんです。
本当に、純粋に。
別れてくれて本当に良かった
って心底思います。
もういいんです。
つまんないって感じる男と結婚するより、友達同士でもAさんといる方が楽しいことに、気づいてしまったので。
いやあ、本当に良かった。←まだ言ってる。
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