これを聞くのは、絶対に私から。
「ねえ、愛してる?」
「ん? 愛してるよ」
「どのくらい?」
「え、どのくらいって…。世界一」
「世界一? 銀河一じゃないの?」
「銀河一だよ」
「銀河一? 宇宙一じゃないの?」
「ん?(笑ってる) 宇宙一だよ」
「あ、これ聞くの忘れた。太陽系一?」
「(もうホントに笑ってる)太陽系一だよ」
「ふーん。ねえ、銀河と太陽系ってどっちが大きい?」
「銀河だって(笑)」
「じゃあやり直し。ねえ、愛してる?」
「愛してるよ」
「どのくらい?」
「世界一」
「太陽系一?」
「太陽系一」
「銀河一?」
「銀河一」
「宇宙一?」
「宇宙一」
「うむ。←満足。 あ、地球一を忘れた。でもそれって世界と一緒かな」
「一緒じゃない?」
「そか。…ねえ、愛してる?」
「愛してるよ」
「どのくらい?」
…
…
以下、エンドレス。
母さん、こんなだから多分大丈夫ですって。(でも「今のうちよっ」と一言で切り捨てられるのがオチだろうなあ…)
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