2005年02月23日(水) |
新妻になった暁には。 |
ある日、私が彼の家でお皿を洗っていると、そこへ帰って来た彼がぎょっとして言いました。
彼「嘘、何してるの?」
私「洗い物だよ」
彼「有り得ない!! ぼむが皿を洗うなんて! 有り得ないことだよ!!」
目を見開かれ、大袈裟にもエイリアンのような扱われ方の私。
いや、私だって皿を洗う日ぐらいあるよ。←そのコメントもどうかと。
またある日。
結婚したらお昼込みで小遣いは2万でいいという彼に。
ふと前々から思っていた、
「っていうか、多分お弁当作るよ? 私」
との疑問を口にしてみたところ。
彼「嘘、ぼむが!? 想像出来ない、っていうかなんかそれ気持ち悪いよ。有り得ないって(←ここまで言われる私って)」
…と。
…いや、私の家は結構長い間母親が(すごく手抜きでも)父親にお弁当を作っていて、なんとなくそれが普通なんだと思ってて作る気でいたんですが。
じゃ、いいんだね?
作らなくても、いいんだね?気持ち悪いんだもんね、しない方がいいのよね?
そう言うと、
「いや、実は今まで愛妻弁当とかにこだわりなかったんだけど、この間受けた試験でおじいさんがいて、手づくりのお弁当持ってきてて、中身がおばあさんが作ったって感じでちょっと弁当いいなーって思ってきた所で、貰えるなら欲しい」
と慌てたように言う彼。
私「でも、その年ぐらいの人って女が男に尽くすのが普通の感覚だから、義務でおばあさんは作ったのかもよ?」
と、夢を壊す発言をしたところ、
「うわー、そうなのかな〜。けどあれは仲がいいんだと信じたいなぁ」
と悩んでいらっしゃいましたが。まあそれはともかく。
だって取り敢えずは専業主婦ですし。
旦那が朝の支度をしている間に、卵焼きを作って2、3品冷凍ものを詰めれば良いんでしょう。←私の母がそんな感じなんです。
ええ、やりますとも多分。←多分!?
っていうか誤解してるみたいだから言うけど、私、料理は別に出来ない訳じゃないし、そこまで嫌いでもないよ?
お菓子作りは強烈にダメだけど(←クッキーに成功したことがない←それ強烈過ぎ)、料理は普通よ? 簡単なのなら作れるよ?←それは普通に出来るとは言いません。
そんな疑問を心の中でぶつけつつ。
やる気のあるぼむとか有り得ないよね。
という素敵な理解を得ている私は、嬉しいような複雑なような気持ちで(っていうかあんまり)、これからも彼と一緒にいたいと思います。
ええ、是非に(遠い目)
|