矛盾スルニモ程ガアル
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2004年04月24日(土) 思い出す。

ふと、思い出した。


あの人が浮気の時に使った避妊具をそのまま持って帰っていて、私との逢瀬の時に使おうとして、泣いて喚いてそれを捨てさせたことを。





こんな記憶も全部どっかにやってしまいたい。




涙が出てくるのは、どうして。






お互いがお互いを優先させたから別れることになった、きっと真実はそれだけのことなのに。
お互いが悪くなかったし、お互いが悪かった。
どちらも相手のことを考えてあげられなかった。それだけのことで、それがすごく重要なことだったんだ。






「自分を大切にしてあげないと」
そう友達に言われて、そうだったのかもなあと思った。


だけど、あの時の私は彼が本当に好きで、だから彼とやり直していこうと決めたんだ。それが私の選んだ道だった。

それは結局、彼を好きだと言う自分の気持ちを大切にしたのだと思うけれど。



それに付随する辛い思いを、彼を好きだと思えば思うほど辛くなってしまう悲しい恋だということを、もっとよく考えてみれば良かったのかなあとも思う。






今度の恋では、どうか普通に、ただ普通に恋愛がしたい。

片思いでもいい。ただ相手のことを、もう一度純粋に好きでいたい。





うまくいったら、それはそれで、とても嬉しいことだけど。





幸せな恋愛がしたい。
好きな人を何の曇りもなく好きだと言いたい。


ケンカしたってうまくいかなくったってそれでもいい。
信頼関係があれば、どんなケンカだって大歓迎だよ。
うまくいかないって、そんな時もあるよ。



自分を裏切った過去が無いって、どれだけ有難いことなんだろう。
そしてそれを、有難いと感じてしまう自分の何と悲しいこと。




もしこれから先、お付き合いする人には、こんな思いをさせないよう。
そして、私がこんな思いをしたことも伝えないようにしたい。



話せば私が浸ってしまうから。
不幸に酔ってしまうから。


悲しみは秘して、何の負い目も無い恋愛がしたい。
この過去がどうか、これから先の私の恋愛に、影響を及ぼしませんように。


抱かれていてフラバを起こして泣いたりとかしませんように。




どうか、もうこんな気持ちを思い出すことがありませんように。



未来では、どうか曇りなく笑っていられますように。






どうか。


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ぼむ [MAIL]