矛盾スルニモ程ガアル
◇back◇ index ◇next◇

2004年04月10日(土) 壊れるぐらいならいらない。

こんばんは、ぼむでございます。
休みって素敵ですね。

そんな訳で、忙しい仕事の日々にやっと一息つき、ふと襲ってきた
フラバ
うーんと、フラバというよりは「あの時ああして欲しかったのに」とか「私、頑張ってたんだな。すごく耐えてたんだな(←自画自賛)」と今更分かったりとか、昔のことを思い出してしまってそれが一気に来てしまって、そんなに苦しくは無かったのですがともかく久しぶりに泣きました。

けど久しぶりに泣くということは、それまで泣いていなかったということで、それが嬉しいというか。泣いたことが嬉しいだなんてどんな人生かと涙がちょちょ切れますが、まあそんな人生もありますよね。(←投げた)


恋愛を通じて今私が分かったことは、その人にはその人の痛みがあって、それはきっと人には分からないことで、それを分かろうとしても限界があるのですが、けれど「思いやり」は絶対に必要で、要するに自分が分からないことには首をつっこんだり何かを言ったりすべきではないと。(うわ、言えば言うほどこの年になってこんなこと「分かった」とか言ってるのが恥ずかしいですね…)


そして今回の恋愛で分かったことは、



浮気した側は、浮気された側の
気持ちなど分からない。




ということでして、つーかむしろ彼が分かって無かったってだけのことなんですが、それはもう仕方ないことなんじゃないかと。人は人の痛みなんて完全に理解できないのですから。


でも。それは仕方ないことだけど、じゃあ仕方ないねってこちらも終われない。ので、要するに自分としてはこれから浮気されたら別れるというスタンスをとっていこうかと、そう思ったんです。

だってもう全部が台無しになるような、あんな思いはしたくないから。



私の場合はそう思ってしまう結果になってしまったのですが、浮気を乗り越えて幸せになられたカップルだっていらっしゃる訳で、そういうのはケースバイケースだと思うのですが、つまりどれだけ償いの気持ちを見せて行動してくれるか、これに尽きると思うんです。


それかもう、「浮気はばれないようにやって」みたいな方向にいくか、あるいは相手が誠心誠意「ごめん」って謝ってきたら、潔く許してもうそのことには触れない、っていうのが一番賢いとは思うのですが、私は浮気されること自体が嫌だし(隠されて浮気されても嫌なんです…)、じゃあ相手が浮気して潔く許せるかというと全然引きずってしまうみたいなので、それならいっそ別れた方が良かったということなのですね。きっと。


あの時は彼が反省していると口にしていましたし、まさか謝ればそれで許してもらえて自分の生活には何の支障も無いと思ってるなんて思いませんでしたから、好きだと思いましたし頑張ろう、って思ったのですが…。別れておけばよかった、のかもと本当に今となっては思います。

だけど、あの時頑張ろうって思った気持ちは本当で、やってみなければこんなに自分が引きずるタイプだとも、彼があんなに自分のしたことを受け入れてないということも、分からなかったので仕方ないかなと思います。

考えた結果、見極めが必要なのだなと思いました。
つまり、3ヶ月ぐらい経っても彼が自分から何の行動もしないと見た時点で、別れておけばよかったのかと。

ましてや一年半経って、「まだ心の準備が出来ていない」と自分が相談した相手に結果報告を嫌がるなんて論外で、私は少し(どころではなく)見極めが下手くそだったのかなあと今となっては思います。


自分が好きだと思えば続ければいい。
簡単なことなんですけど、あの時の私には相談相手に報告してくれることが重要で、それは本当にそうだったんです。
というのも、「報告する」ということが重要じゃなくて、報告することによって彼が自分のしたことを受けとめている、ということが私にも分かる、ということが重要だったんです。(何だかややこしいですね)


そうして欲しかったんです。だけど私がしたことも彼がしたこともやり直しはきかなくて、あの頃にはもう戻れなくて、もう一度信じたかったのにそれも出来なくて、なんだか誰を信じてもいつか裏切られる感まで復活してしまいそうで、そんな風じゃなかったのに、私はそんな風じゃなかったのに私自身もあの頃には戻れなくて、純粋にもうあんなにぶつかって好きでいることなんて出来そうになくて、それだけが唯一愛した人に自信を持って言えることだったのに本当に悲しくて、そしてその悲しさが、


私をこんなにしやがってちきしょう。



といういわれのない彼への怒りに転化していき、何だか非常にやさぐれた感が否めない今日この頃です。



それでも自分の選んだ道ですので、その責任は自分にありますし、彼と付き合っていて幸せなこともあったはずで、今はそれが思い出せないですけれどもいつかこのことが本当の思い出になった時、きっと幸せだった記憶というのも思い出せると思います。



いつかこの経験も全部、血となり肉となしていきたいです。





失ったものは、純粋に人を愛する気持ち。
だけど得たものもあって、それは人の痛みを(少しでも)思いやるという気持ち。




壊れるぐらいならいらない、って思うのも本心ですが。
それでも、自分がぎりぎりまで信じられるうちは信じていきたいです。


けどそうやって自分なりに頑張っていると意外に無理をしていたのだと後から気付くので、あまりぎりぎりにならないように調節もしていきたいです(笑)


ともかく何が言いたいかというと、次の恋愛頑張りますということです。



いや、彼が改心してくれたら私も覚悟決める気ではいますが。
けど何の連絡もないのでねえ。
覚悟決める気もどんどん薄れていくというものですよ。
けどまた前みたいに「ぼむがいなくて、自分はどうしたらいい」とか連絡があったらそれはそれで引くのでこんな感じでいいのかも知れないです。


とりあえず、気になる人とは遊ぶ約束を致しました!
致しましたが…まだ先の話で…。
メールをどのぐらいの頻度でしたらいいのかとか、考えることはそんなことで何だか新鮮です。
まだ「気になる」レベルなので思い切りアタック(死語)も出来ませんし、一体約束の日までどうしたら…。


けど、まあゆっくりいこうと思っています。
焦らない、焦らない。(お前は一休さんか)


 < 過去  INDEX  未来 >


ぼむ [MAIL]