矛盾スルニモ程ガアル
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2004年03月01日(月) 彼と会う。

こんにちは、ぼむです。
(別れた)彼と会って来ました。本日はその詳細をば。


「ご飯でもどうか」と言われたのでこ洒落たお店にでも行くのかと思いきや、さくっとファミレスでした(笑)(いや学生だし、いいんですけどね)

正直彼と会ったら泣くかも知れないと思っていたので、照明が煌々と全てを照らしまくり! なファミレスで、泣いたら恥ずかしいな…などとぼんやり考えていました。それ以外はあまり何も思わず、完全に流れ次第なところがありました。


で、ファミレスで会って。
無精ひげを剃れ、と思ったり、まあ元気そうかな、と思ったり、私の方はあまり頭も気持ちも稼動していなかったのですが。

とりあえず、「どうしたの? 何か用?」と聞いたのですが、彼は「いや、別に。食事でもどうかなと思っただけ」と言ってよりを戻したいの「よ」
の字もありませんでした。

私は普通に話そうと思って、いろいろと自分の周りであったことを話しました。が、彼はその話題に乗ってくるときもあるのですが、じっと私を見ているだけの時もあり、正直私は居心地が悪くて困ってしまいました。


とにかく私をじっと見ているのです。
これ、困ります。哀愁の念に駆られているのかもしれませんが、とりあえず困るのです。「何?」と言っても「いや何でもない」と。

で、時折目を潤ませたり、口元を押さえたりして泣きそうだったりと、彼の方は色々とあるようでした。
私の方はしかし、じっと見られても困るので、普通に困っていました。←トラウマがあるので割と冷たい。


そして他愛の無い話で食事は終わり、彼とお店の前で別れる段階になって、私は

「もう、こんな風には会わないから。今日だけね。それと、連絡も、あんまり…」

と最後の方を濁しながら、別れているのだから連絡をとるのを控えたい旨を伝えました。
彼は、「あ、うん…」と言っていましたが、あまり私の話を聞いていないようでした。っていうか、私を見過ぎです。

浮気されて5、6kg減った体重も、今はもうほとんど戻ってしまっているのです。っていうか、ここ最近でそれに拍車がかかっているのです。あまり見ないで欲しいのです。←ひどい。


それはともかく、それから私達は「じゃあ」と言って別れました。帰りがけの彼の姿は、自転車なのに、それを押して下を向き、どうやら泣いているようでした。こらえきれず、という感じです。

それを見たら、私もいろんなものがこみ上げてきて泣いてしまいました。
そうして泣きながら私もその場を去り、少しした所で彼から電話がかかってきました。


「ごめん、もう少し、会いたいんだけどいいかな…」


と、明らかに涙声での電話。


これを聞いた私は、咄嗟に「うん、分かった。じゃあ、家に行くから」と言っていました。



(続きます…)


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