矛盾スルニモ程ガアル
◇back◇ index ◇next◇

2003年08月17日(日) 見えないから。

どれだけ反省して、


どれだけ後悔してるのか、




私には見えないから。




だからただ、君のしたことに打ちのめされてる。



裏切った君と裏切られた私。


何がどうしてこうなってしまったのだろう。




記憶はいつまでも消えない。



君のしたことは消せない。





例えばあの時、遠慮せず電話をメールを毎日ずっとしていたら。

あなたが、二人お揃いのリングを外していなければ。

何より、私がいつもあなたのそばにいたなら。



ずっと後悔ばかり押し寄せる。



彼女とキスしたのだと、彼女と抱き合ったのだと思う度、胸も息も苦しくなる。



やはり、自分は彼を許せないのではないかと、最低なことだと思えば思うほど不安になる。



それから思い出す。君は後悔してるのだと。

それだけが救いだから、私はそれに縋って平静を取り戻そうとする。




だけどいつしかフラバの波に呑まれる。


彼女を抱き締めないで。触らないでキスしないで抱かないで。


想像の映像に向かって訴えかけて、けれど何も変わらない無力感に打ちひしがれてまた、だけど君は反省してるのだと思い出す。





後悔してる、ただそれだけが救いだから。







どうかその後悔を、私の眼前に見せてください。


君の後悔がどれほどのものか、どんなに聞いても君じゃないから分からない。


だから見せて。後悔と反省を、今すぐここへ持ってきて。






ねえ。もう泣かないでいいよって誰かに言われたいのに、誰に言われても無理なんだ。



いつだって泣きたくは無いのだけれど。







※(彼帰省中のためフラバ過多なぼむがお送りしました)


 < 過去  INDEX  未来 >


ぼむ [MAIL]