どれだけ反省して、
どれだけ後悔してるのか、
私には見えないから。
だからただ、君のしたことに打ちのめされてる。
裏切った君と裏切られた私。
何がどうしてこうなってしまったのだろう。
記憶はいつまでも消えない。
君のしたことは消せない。
例えばあの時、遠慮せず電話をメールを毎日ずっとしていたら。
あなたが、二人お揃いのリングを外していなければ。
何より、私がいつもあなたのそばにいたなら。
ずっと後悔ばかり押し寄せる。
彼女とキスしたのだと、彼女と抱き合ったのだと思う度、胸も息も苦しくなる。
やはり、自分は彼を許せないのではないかと、最低なことだと思えば思うほど不安になる。
それから思い出す。君は後悔してるのだと。
それだけが救いだから、私はそれに縋って平静を取り戻そうとする。
だけどいつしかフラバの波に呑まれる。
彼女を抱き締めないで。触らないでキスしないで抱かないで。
想像の映像に向かって訴えかけて、けれど何も変わらない無力感に打ちひしがれてまた、だけど君は反省してるのだと思い出す。
後悔してる、ただそれだけが救いだから。
どうかその後悔を、私の眼前に見せてください。
君の後悔がどれほどのものか、どんなに聞いても君じゃないから分からない。
だから見せて。後悔と反省を、今すぐここへ持ってきて。
ねえ。もう泣かないでいいよって誰かに言われたいのに、誰に言われても無理なんだ。
いつだって泣きたくは無いのだけれど。
※(彼帰省中のためフラバ過多なぼむがお送りしました)
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