電話にもでてくれない彼。
けれど私は、自分の悪い癖だと分かっていながら言葉を止められなかったのには、ある理由が邪魔をしていたことに気付いていました。
一言で言えば、
何よ、浮気したくせに。
という感情です。
この感情がどうしても頭をもたげてきて、何度自分を叱っても 「じゃあ、いいよ」という言葉が言えませんでした。
まだまだ性根が入っていません私。 感情は感情ですが、その気持ちは所詮言い訳にすぎません。
それで、考えたのです。
・こういう風に自分の我を通してしまう言い訳があると、 それに頼ってしまう自分がある。
というこの事実をどうするべきか。
そして結論は「別れる」しか出ず、更に最初はしおらしく「自分が悪いんだし…」と思っていた私ですが。何度も無視されると頭にきて、
「無視したいのはこっちじゃわい」
なんて思ったりして、人間の狭さを大暴露。
しかし一晩たつと大分冷静になってきまして、 「やっぱりちゃんと謝って、そのように思ってしまう自分がいることも告げて、それでもやっていってもらえるかどうか聞こう」 という結論に落ち着きました。
で、彼が電話にでなければどうにもならないって話。
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