白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2004年11月19日(金) 法話

 父の命日だったのでお寺に参って永代経をあげてもらう。阿弥陀経のあとの坊さんのお説教を拝聴する。
 心ならずも障害児を産んだ母親、姑に「なんでこんな孫を生んだのか」などといじめられながら、ある時子どもにむかって思わず「お前を産まなければよかった」とつぶやいてハッとしたが、子どもは母親に抱きついてきて「おかあさん大好き。大きくなったらボクお母さんと結婚するね。いいでしょう?」といわれて鬼のような心を一瞬でも持った気持ちを反省したとい話。母親の愛情が仏の慈悲の心であります。南無阿弥陀仏。


 < 前頁  INDEX  次頁 >


白月 [MAIL] [HOMEPAGE]