夫は過ぐる大戦で戦死、二人の間にできた一粒種の息子の嫁は若くして二人の子を残して病死、孫たちが独立したあと息子と二人で細々と農業をしながら孫二人の大成を願いながらひっそりとけなげに生きていることを語る。ふと行きずりに出会った農婦からそんなドラマを聞き出し、しみじみとした感動を呼ぶのが鶴瓶の「家族に乾杯」(NHK)。殺伐な世の中だが日本人のくらしにはこういうやさしさがまだ生きている。