白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2002年04月22日(月) 薄濃

 「薄濃」は「はくだみ」と読むらしい。漆に金箔で彩色したもの。天正2年(1574)、浅井・朝倉を滅ぼした信長は上機嫌で、年賀の席に浅井長政たちの髑髏で作った薄濃の盃を持ち出す。それで光秀らがすすんで酒を飲む中、前田利家は魔物の所業と信長を面と向かって非難をした。側近たちが信長にヘラヘラしているなかで利家が敢然と意見したことで利家に対する信長の評価が決定的になる。
 昨夜の「利家とまつ」のおはなし。「信長公記」をもとにしている。


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