「ある種の渡り鳥にあっては移動の本能は育児の本能を上回る」と
ダーウィンが自書の中で述べている。

それを知った時、旅を愛し旅に生きてきた僕にとっても
移動は、趣味というより本能に近い行為なのかもしれない、と思った。

特に、今年5月以降の僕の足あとは、それが如実にあらわれている。


大阪→5/9三重→5/11大阪→5/14浜松→5/16千葉→5/20大阪
→5/27京都→6/7兵庫→6/25岡山→6/26浜松→7/6東京→7/8埼玉
→7/9東京→7/12浜松→7/15北海道→8/12浜松→8/25長野→9/13浜松
→9/17兵庫→9/26京都→9/27兵庫→10/1京都→10/7浜松→10/13東京
→11/6浜松→11/11山梨→11/15富士宮→11/24島田→11/29浜松


さすがにここまで頻繁に移動するのは、気持ちが落ち着かないし大変。
普通の旅行と違い、前日まで会ったことのない人の家で
暮らすのも気疲れする。
それでも、密度の濃い貴重な経験ばかりで、あっという間だった。
今振り返ってみても、まだ半年しか経ってないのかという思いが強い。

この経験が自分の人生にどう生かせるか、今からとても楽しみだ。
とりあえず、来年から約2年間、アフリカで暮らす。
アップダイクの「クーデタ」のモデルにもなった、まさにあの地域！
どうなることやら。。。


そして…。人生の分岐点に立った今、
このウェブ日記にも一つの区切りをつけようと思う。
書き始めたのはついこの間だったような気もするけど、
もう8年経つんだよね。
今振り返ってみると恥ずかしいこともけっこうあるんだけど、
そういうのを、一つの記録としてとっておくのもおもしろいかな。
少なくとも、書いた当時には自分の気持ちや考えを整理するのに
役立っていて、エンピツさんには本当に感謝している。


まあ、またどこかで復活することがあるかもしれないけど（笑）、
その時はその時でよろしく。


ではでは、今までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました！！