天上天下唯我独尊

2018年11月02日(金) 老人体験

先週末に妹の所から帰還する途中、腰に違和感を抱えていた。
交通機関の座席にずっと同じ姿勢で座りっ放しだったのが悪かったのか、家に着いてからも腰が何だか痛かったのが、翌朝には寝床から起き上がろうとすると激痛が走るほど悪化していた。
トイレにはぎりぎり間に合った。
しかし日常生活に支障が出るほどの痛みで、折角の土日なのにどこにも行けず、週が明けてからも家から一歩も出られず(まあこれはいつもの事)に、最低限の家事だけヨタヨタとやっていた。
兎に角、何をやるにもスローモー。
機敏に動くどころか、普通に動こうとしても腰が痛い。
世の老人達の動きが鈍いのは、腰痛のせいなのかと思い至った。
しかし少し良くなったかなと思っても、一旦布団に入ると起きる時には激痛……これってもしかして寝床に問題があるのか?
と思っているうちに薄皮を剥がすように回復して来た。
この分なら、この週末には普通にお出かけ出来そう。

というか、来週はまた甥っ子を連れて実家に滞在しなければならないのだ。
しかも長丁場。
それまでに完全に治しておかないと。



2018年10月27日(土) 4歳児との遠足

子守りから帰還。
最近は隔週ではなく2週おきなので随分楽になったが、今回は体力的に結構ハードであった。

男の子って、どうして乗り物が好きなのだろう。
先日、駅のホームで新幹線を待っていると、甥っ子ぐらいの見知らぬ男の子から、
「ぼくね、これからはやぶさにのるの!」
と実に嬉しそうに話しかけられた。
甥っ子も最近はシンカリオンとかいう新幹線合体ロボアニメに夢中で、特に赤い新幹線こまちがお気に入りらしい。
以前、私がこまちとはやぶさの連結シーンをスマホで動画撮影したものを見せると、何度も再生を強請っていたので、そのうち本物を見せてやろうと思っていた。
親が連れて行ければ良いが、土日の新幹線ホームで用も無いのにウロウロする子連れは他人様の迷惑になるので、利用者の少ない平日に行くべきだろう。
次回の子守りは11月。
その頃の盛岡駅ホームは長居出来ない寒さになるだろうから、行くなら今しか無い。
という訳で1日だけ保育園をお休みさせて、甥っ子を連れて日帰りで盛岡に行って来た。
未就学児なら膝の上に載せれば料金は無料になるので、私一人の新幹線料金で済むのは有難い。
往きは丁度良い時間のこまちが無かったため、はやぶさで盛岡駅へ。
え〜こまちに乗りたかったのにぃと文句を言う甥っ子に、こまちなんて狭いし赤いのは外側だけで中は黄ばんでイマイチ綺麗じゃないしはやぶさの方が断然いいぞと言ったのだが、それでもこまちに乗りたいというので、じゃあ帰りはこまちに乗ろうねと約束して納得させた。
E席を取ったので、仙台駅を出て数分の所にある新幹線の総合車輌センターで沢山並ぶ新幹線を見る事が出来た。
盛岡駅に到着したが、こまち登場までは暫く時間がある。
折角盛岡に来たのだからじゃじゃ麺でも食べに行こうかと思ったが、甥っ子に訊くと「おなかすいてない」と。
普段なら保育園ではとっくにお昼の時間。空腹ではない筈がないのに、甥っ子は新幹線ホームから離れたくない様子。
ここでずっと新幹線見てる?と訊くと、うん!と強く肯くので、じゃあここにいようかと私が言うと、甥っ子は安心したように笑顔になった。
しかし私は腹が減った。連結まで時間があるからトイレ行こうねーと甥っ子を誘導、トイレで用を足した序でに駅弁を購入し、再びホームに戻ってベンチで弁当を広げた。
甥っ子の好きなイクラ入り弁当は御飯が圧縮されていて子供の力では箸が立たず、解してやってもぼろぼろ零しそうだったので、私が食べさせてやる事に。
その最中にはやぶさが入場して来たので、慌てて弁当に蓋をして荷物を持って連結位置に移動。
更に、駅員さんの邪魔にならないよう少し離れて、柵の上から覗けるように甥っ子を抱える。
動画を撮ってやって欲しいと妹から言われていたので、もう片方の手でスマホを操作。なんで私がこんな曲芸みたいな真似を……。
ほら、こまちが入って来たよ連結するよ〜と言いながら甥っ子を見ると、何故か撮影中のスマホ画面に見入っていた……そっちじゃないだろ、肉眼で実物を見ろよ!何のために重たいのに抱っこしてやってると思ってるんだよ!
連結して東京へ向かう新幹線を見送ると、ベンチに戻って昼食を再開、甥っ子はぺろりと弁当一つを平らげた。
次は私の番。私が弁当をかっ込む間、甥っ子は自分のリュックサックから、家から持参した新幹線のシールブックを取り出して、「これであーそぼっ」と言ってシールを剥がし、停車中の新幹線に翳すと、幸せそうな顔をしてシールブックに貼り付けていた。
その後も2、3本の連結と切り離しを見学して、盛岡駅から一歩も出ずに新幹線ホームに2時間ほど滞在した。
改札からは数分だけ出た。帰りの切符を買うために。
到着してからずっとホームにいたので、もしかしたら時間オーバーでエラーが出るかもと危惧したが、ちゃんと通れた。
そしてすぐに帰りの新幹線の切符を購入。モバイルsuica便利! しかも紙の切符より安い!
帰りは甥っ子念願のこまちに乗ったのだが、甥っ子は途中で力尽きて眠ってしまった。
そして起きない。
降りるよ、起きてー!このまま東京まで行く訳には行かないのよ〜とパーカーを着せリュックを背負わせても起きないので、床に立たせると、目が開かないままフラフラしながら「ねむいの……」と。
わかる。いつもなら保育園でとっくにお昼寝の最中だもんね。
甥っ子を無理矢理立たせている間に私も急いでコートを着て、抱き上げてやると、コトンと頭を凭れて眠った。
と思ったら起きた。「あ、しんかんせん!」と。
どうやら他の車輌が視界に入った模様。
新幹線の改札を出た所の売店で、新幹線グッズを欲しがったが、甥っ子は既に山ほど玩具を持っている。
これ以上増やして良いかどうか……お母さんに訊いてからにしようねと保留にした。
しかし最寄駅に到着してから、「あのしんかんせんほしかったのに」と思い出したように不満を口にした。
車内で騒ぐ事も無く、ずっとお利口さんにしていたし、記念の品として買ってやれば良かったと後悔。
甥っ子と過ごした後は、いつも何かしら反省する事になる。次回に生かせれば良いのだが。
それにしても甥っ子はタイミングが悪い。
目の前の実物を見ずにスマホ画面を見ていたのもそうだが、動き出す新幹線の窓から若い車掌さんがニコニコしながら甥っ子に小さく手を振ってくれていたのに、明後日の方向を見ていた……ほんとタイミングの悪い子。

昼寝が短かったせいもあって甥っ子はその日は早めに寝て、翌日は元気に登園して行ったが、私は2人を送り出した後は昼まで二度寝した。
物凄く疲れたが、甥っ子は楽しかったらしいので良しとしよう。

☆おまけ☆


帰宅してすぐにブロックでこまちの感動を再現した作品。


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