夫、夫一族と一緒にカルトな宗教の皆様のところへ。 そこで、義兄が、「このらるご【さん】が、弟を宗教施設に行かせない、というようなことがありまして」と、宗教施設の偉いさんに告げ口。 こいつは、初対面から、呼び捨て、そんときは戸惑ったが、今度は【さん】づけですか。敬意の表明ではなく、その逆であることは確かだな。 ……私は、宗教に関しては、リベラルでありたい方で、かつ、敬意は払うが、信仰はしない、ということを旨としている。 その考え方をよしとしない、この宗教に関しては、主義に反して、大嫌いである。 そこの宗教関係者に、怒られてもなんらビビる必要はない。 「言いましたが何か?入信する前には、宗教はじめるなら離婚するとも言いました。ここしばらくは、体調が物凄く悪かったので、ついていてほしい、今日は出かけるのはやめてほしい、と言ったこともあります。結婚以来、何度かの事故と病気で主人に付き添って参りました。妻としては当然のことで、恩に着せる気はまったくありませんが、何百分の一、何十分の一を返してもらうことがそんなに悪いことですか」 と、言ったら、
「とんでもない!」
……言質は取った。度々、体調悪くなることなるだろう。
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