詩集 ”心の扉をひらいて”
詩音



 あなたとの思い出

あなたとの思い出は
星の数ほど 散らばっていて
その場所を 通るたびに
きらきらと
光り輝く

2013年05月30日(木)



 どうして 花は

どうして 花は
こんなにきれいに 咲くのだろう

冷たい雨の日もあるだろう
厳しい暑さもあるだろう
吹きすさぶ風の日もあるだろう

それなのに 花は
どうしてこんなに 美しく
咲けるのだろう

花のようになれない 自分が
恥ずかしい
 
 
 
 


2013年03月13日(水)



 「思い出」という湖

愛は 過去へ向かう川に流され
思い出という 湖に沈んでいく

あなたの 微笑みも温もりも
今は 手の届かない
現実という 風の中で震えている

今でも あなたを思えば
涙があふれる

愛する人がいて
愛してくれる人がいて
笑い声に満ちていた あの頃

愛が消えても
決して消えない「思い出」
 
 
 
 


2013年03月12日(火)



 愛の証(あかし)

あの 溢れる愛は どこにいったのか
あの きらめく愛は どこに消えたのか

今 愛の歌を聞く時 あふれる涙が
かつての愛の 証
 
 
 
 
 

2012年08月15日(水)



 シーソー

シーソーの上を歩いているように
二人の愛を行ったり来たりしている私

どちらの愛も満足しきれないで
どちらの愛も抱きしめたくて

シーソーの上を
行ったり来たりしている私

二人の愛を感じながら
どうして心はいつも
寂しいのだろう
 
 
 
 

2009年09月25日(金)



 終着駅の見えない恋

期限付きの命
あなたが輝かせてくれた

でも
期限のないあなたとの恋
少し疲れてしまった

終着駅の見えない恋は
だんだん
輝きを失っていく

期限があるからこそ
人生輝くのかもしれない
 
 
 
 
 



2009年07月16日(木)



 梅雨空

この梅雨空のような
わたしの心

青い空のかけらも
見つけられない

しっとりと重い
わたしの心

温かい空気をはらんで
舞い上がる時がくるのだろうか

色のない墨絵のような
わたしの心

これも
人生の美しい
ひとこまかもしれない
 
 
 
 
 

2009年07月10日(金)



 お久しぶりです

久しぶりに訪れた部屋には
貴方しかいなくて

それでも
貴方だけいるのが
嬉しくて
 
  
 
 
 
 
 
 
 


2009年07月09日(木)



 お会いしとうございます

お会いしとうございます
私をこの上もなく 
愛してくださる方に

お会いしとうございます
私がこの上もなく
愛したくなる方に

ひとつの愛を失って
ひとつの愛を見送って

その失ったものの大きさに
今更ながらに
驚いております

だから
お会いしとうございます
これから
私の愛を受け止めてくださる方に
 
 
 

2008年08月26日(火)



 ずっとずっと待ち続けていました

ずっとずっと
あなたが来るのを待っていました

今にも枯れんばかりの姿で
それでも尚
私に愛を求める

どうしてそんなに
お前は愛しいのだろう

こんな薄情な私を
こんな姿になってまで
待っているなんて

そう心の中で 話しかけながら
私は 花に水をやる
 
 
 


2007年09月12日(水)
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