2024年10月30日(水):葬儀 |
前日は雨だったけれど、なんとか晴れ間が覗く。 お風呂が大好きだった母が、雨で家のまわりを洗い流してくれたのかもしれない。
昼前に葬儀が終わり、火葬場へ。 昼食が出たけど、とても食べる気にはなれなかった。 こうしている間にも、母は燃えているのだから。 母の身体が、煙と灰になっていく。 まだ、抱きかかえた時の母の体温や感触が、手に残っている気がするのに。
収骨室へ入ると、灰になった母が運ばれてきた。 母の骨は小さく砕かれ、壺に収められていく。
母は、小さな箱になって、実家へ戻ってきた。 初七日法要にて、みんなでお経を上げた。 阿弥陀様は、母を無事に浄土へ導いてくださったろうか。 母が生前のように迷子になっていたら、どうか手を引いてあげてください。
お母さん…仏様になっても、ウチらをずっと見守っていてください。 |
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