ニャンでも日記



海原

2003年01月11日(土)

その日―
海はたおやかなうねりをみせ
岩礁に心地よい風を呼んだ
大きな岩裏の潮溜まりには蟹が二匹ー 
足元が悪いからと言い訳をしながら
やさしく手をにぎり身体を脇に引き寄せた
かわいいねー
ええー
たわいのない会話の後には波の音しか聞こえない

二人ぼっちの海岸で
身体を寄せあった感触は
太陽に睨まれた白亜の灯台よりも新鮮で熱い
互いの体温が伝わり心の鼓動までが潮騒に吠えているからだ

さあ 言葉で何か言ってくれ
感じるままの本当の気持を、、、

その日ー
犬吠岬に時が止まった




アカネ雲

2003年01月07日(火)

うれしさのあまり 涙がほほを伝い
かなしみのあまり 涙がほほを打つ
いいときもわるいときも
くり返されて止まない
この銀河宇宙のりんねの中で
君はいま
時の流れに舞い落ちた一葉の花びら
さあ
ほほにしたたり落ちる涙をぬぐって
そっと まぶたをあけてごらん
そうすれば
思いもかけない
秘密の花園が見えてくる
愛と
友情と
思いやりに満ちあふれた
宇宙空間が広がって見えてくる
君よ
もう おくすることはない
ためらいと
はじらいと
ごうよくを時の流れにすててしまって
ただ ひたすらに
目の前の扉をくぐるだけでいい
そうすれば
やがて
西の空いっぱいに
あかね色に映し出された
ステージが見えてくるから


野良ちゃん

2003年01月05日(日)

この猫ちゃんに逢うのは数カ月ぶりだった。この頃、見ないなと思ってただけに見つけた時は嬉しかった。僕の方を見てにゃ〜んと悲しい響きの声を出した。恐らく、お腹が減っているのだろうな、、。待ってて、、と言いながら家から缶詰を持ってきたら、いなくなっていた。ああ、、かわいそうに、、縁の薄い猫だなあといつまでも気がかりだった。


もう、一つの心

2003年01月04日(土)

何時の日も
心の中に幸せがいっぱい
そんな心をじっと見つめる
もうひとつの心を
私は欲しい


What's your name?

2003年01月03日(金)

一度、覚えた花の名をいつしか忘れている。以前、通った路をどうしても思い出せない。
人間と言う奴はどうしても忘れないことがある反面、すぐに忘れてしまうことも多い。なぜなんだろう。絶対に忘れないと思っていても月日の経過でそうなる。喜びはすぐに忘れるが悲しみは心深く覚えている。


リトマス試験紙

2003年01月01日(水)

年上の里飛(りと)ちゃんはちょっとしたことでも顔色を変える表情の豊かな猫ちゃんだと思う。だから、僕はこの子をリトマス(リトマス試験紙みたい)と呼ぶこともあるんだが、、。


地下階段

2002年12月28日(土)

桜木町を歩いた。いつもは上を向いて歩くのに、、この時ばかりは下を向いて歩いた。ちょっと違った雰囲気であった。


さ・ん・こ・う

2002年12月27日(金)


後光と言うのか五光というのか、ごこうがさす、、とは言われるが、この写真はまさにそれだ。


パンジー

2002年12月26日(木)

数ある花の中でパンジーが一番日持ちもいいし、いろんな色があって非常に魅力のある手軽な花だ。冬の寒さにも結構、持ちこたえている。テラスに出しっぱなしだが今のところ、次から次と花を咲かせている。これって、珍しい色がでたら、それこそ、チン(珍)パンジーとなるのかなあ(笑い)


氷柱のある町

2002年12月22日(日)

ふと立ち寄った町中で
そろそろ地に突き刺さりそうな氷柱を見つけた。

ー飛騨古川にてー

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