雑 記
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毎年、飽きもせずにつらつらと書き綴っていた決算期。 今年は既にオワッタ!(笑) 8月29日に投函しましたよ、決算書。 31日が日曜日ということに気付くのが遅れて、29日になって慌ててまとめるという。 指摘されたミスを修正し、コピーとって控えと提出用とに分けて順番通りに重ねて、ステープラーで閉じたりクリップで挟んだり。 何度か見直ししてから封筒に入れ、郵便局へ。 税務署から何か言われたことはないけれど、しばらくはちょっと心配です(笑)
消費税が期間中に変わったので、そのあたりで今回はミスっていて。 会計ソフトはエライ。 その辺も自動的に振り分けてくれているのだけれど、月遅れで処理されていることなどは、知り得ないので、これは手動で入力。 次に消費税が上がったら、またソフトを買い換えなければならないのかしら。 やだなーソフトをバージョンアップすると、必ず何かしら設定が飛んでいて、決算時にアレレ?ってなるから。 それでも、手書きしていた頃を思えば天国なのですけどねー
大分間が空いてしまったので、呼んだ本すべてを書き記すのは不可能。 バチスタ〜田口白鳥のシリーズ最新巻は読みました。 これ、医療という特殊分野が舞台のせいか、意外と早く借りられるのですよね。 ……あ、違いますね、神様のカルテはなかなか借りられませんからね。 神様のカルテは、医療分野に於ける諸々を語るということがないからでしょうか。 バチスタは、結構詳しく語られますから、読む人を選ぶのかもしれませんね。
ここ最近、ぽつりぽつりと借りては読んでいるのは、有川浩さん(失礼だなこれ、と思い直したので敬称付けることに) 面白いからページがどんどん進む(笑) それと、東京バンドワゴンのシリーズにすっかりはまってしまって最新刊の順番待ち中。 TVで演じていた玉置浩二さんがあまりにぴったりすぎて、もう他の人を想像することができない(笑)
漫画になっちゃいますが、佐藤史生さんの復刻版、夢見る惑星がスタートしました。 今読んでもいいわぁぁぁぁぁぁ。 ていうか、持っていただろ、PL。 なんで復刻版買う……?
思い入れあるのですよ。 だって、主人公イリスは、KOCで生きていたキャラ、ハリアさんの原型ですもん。 イリスのイメージで作ったキャラだったのです。 性格が全くのベツモノになってしまうのは当然として、外見はほぼ踏襲したつもりです。 髮と目の色は違いますが。 性格も併せると、イリスよりも神官さんの方が近いです。 頭は切れるが酒癖が悪い、という設定辺りは外してますが(笑) 神官さんは、紫堂恭子さんの辺境警備に登場する人物で、某人に指摘されて知りました。 当時、読んでなかったのでして。 こう書くと、もう一度読みたくなるのですが、果たしてどこに埋もれているのやら。 気をつけていても、本は増殖してしまう……
そう言えば、栗本薫さんが亡くなって、グイン・サーガは別人によって続編が刊行されています、が。 PLは、途中で挫折しているのです。 アルド・ナリスが死んだ少し後で。 面食いのPLとしては、ものすごい喪失感があったのです。 イシュトもスカールも好きだけど、スカールはそんなに登場しないし、この頃のイシュトは、ちょっとアレな感じになっていたから(笑) イシュトに焦がれて堕落(笑)したかのようなアムネリスは残念だったし、延々と続くアリストートスの思惑には疲れたし。 レムスは黒くなっちゃったしねえ。 ……ま、そういった諸々を楽しめれば良かったのですけど、やはり、ナリス様がいなくなってしまって、世界が色褪せてしまったのでしょう。 でしょう、って他人事みたいですが、少なくとも、ペリー・ローダンを挫折した時とは意味が違うことは確か。 ペリー・ローダンは、読んでも読まなくていいやって思えてしまったんですよね。 つまり、単純に飽きてしまったと、そういうこと。 あれは数名の作家が持ち回りで書くから、一話完結型で、長く続くということがないですから、どうしてもマンネリ化してしまいがちかなと。
もうほとんどSFは読まなくなっているのですけど、デューンやレンズマンを読んだ時のわくわくを、また経験したいという思いはあります。
真夜中のパン屋さん。 とりあえず2巻まで読了。 なにしろ図書館で借りているから、3巻目の順番が遠いです。
よくある話と言えばその通りで。 真夜中だけ営業のパン屋とその周囲の人々の事件や交流が描かれています。 さらさらと読めて楽しめます。 1巻では物語の舞台装置がきちんと整っていない感じで、もうちょっと、と思ったりしたのですが、2巻は格段に面白くなってました。 3巻が楽しみです。
常連客に覗きが趣味の変態氏やおかまのお姉さん等、イロモノ的要素も入って楽しめました。 2巻は軽いミステリー仕立て、の仕様なのですが、あくまでもミステリー仕立てということで、ミステリーと分類するのは違います。 なんだろう、描き方がミステリーじゃない感じ。 見るべきところは事件ではなくて、登場人物たちの思いや動きだと思うのですよ。
今読んでいるのは、湊かなえ、高校入試。 夜行観覧車が面白くて、それからの読者なので、まだまだ新参者なPLです。 この、高校入試は、書き方が…… 故になかなか物語の中に入れなくて苦戦中。 ちゃんと読み終わりますけどね。
某KOC方面のSNSで参加している創作モノに詰まっているので、こちらからリハビリ。 書きたいことは見えたのですが、しばらく文章綴ってなかったので、なんだかすっかりダメになってます。 一歩たりとも自己満足領域から踏み出せていないシロモノですけどね(笑)
お盆前まで決算書を作成していまして、これが結構慌ただしかったのでした。 6月末で締め切って作業するのですけど、肝心の申告書様式がなかなか送られて来なかったのです。 届いたの、8月7日だか8日でしたよ。 提出期限が8月末日でこれって……
これはあくまでも憶測ですが、『事故』があったのだと思います。 A4サイズの入る封筒ですから、角2くらいですかね、この封筒、何故か横にしわしわの上に両サイドがぼろぼろだったのです。 積んであった申告書入り封筒の山が地滑りでも起こしたのではないかと。 高いところから垂直に落として強い衝撃が加わると、横皺になり封筒の両サイドが破れるのではないかなあと思うのですよ。 あまりに大きな破れはセロハンテープで補修してありましたよ。 どの時点で起きたのは不明ですが、とにかく封筒を傷める何かがあったことは確実でしょう。 それで届くのが遅くなったのではないかと思っているのですけどね。
例年ですと、ヤダー忙しいーと言いつつも、片手間で別なことができる程度の余裕があったのですが、今年はさすがにそんなことはできませんでした。 お盆の辺りで書き上げたものをチェックしてもらうという段取りがあるものですから、申告書作成期間が一週間なかったわけですよ。 もちろん、帳簿の方は完成してました。 それでなければ到底間に合いませんから。
そしてまたしても、ええーと、どこから書くんだっけ?ってね(笑) 申告書ってね、左上から順番に埋めていくわけではないのです。 申告書本体を書くには付属の別表やらなんやらから攻めていかなければなりません。 元になる数値をあっちで起こしこっちで計算し、漸く転記という形なのですね。 手順さえ覚えてしまえば簡単にできるのでしょうけどね。 サービス業だし、設備投資もないので簡単な部類です。
帳簿が手書きでなくなった分、ものすごぉぉぉぉく楽になりましたしね。 そう、手書きで複式簿記ってね…… 転記ミス、計算ミス、その他諸々やらかしました。 申告書を書く以前に帳簿で精根尽き果てるという(笑)
今は、決算書と消費税申告書は会計ソフトが作成してくれるので、有難いです。 この会計ソフト、消費税率が変わると買い直さなければならないらしく。 まだ二期しか使ってないのに、勿体ない。 オンラインアップデートでは対応しませんと言われてしまいましたから仕方ないのですが。 ここらでソフト販売会社は利益を上げるのでしょうね。
とりあえず、生存報告でした。 今年の決算事情の報告になっちゃいましたけど。 また戦争RP、頑張らなくちゃ。
2013年05月23日(木) |
使用停止避け読書記録 |
しあわせのパン。 読み始めてすぐに安心できた。 とんでもない逸脱の予感もなく、淡々とお話が進んでいく。 最初から最後まで裏切られなかった。 日々を通してゆっくりと積み重ねられていく共通の記憶。 赤の他人、しかもたった二度しか会ったことのない二人が突然に北海道に移住してあったかいパンと美味しいコーヒーの店を始め……
あり得ないといえばその通りですが、この本は、そんなところに問題を見るべき本ではありません。 他人の縺れた糸を解きほぐすことで、自らの縺れも解かれていく、そんな話です。 喫茶店やホテルなど不特定多数の人々の集う場所での人間模様を描いた作品は多いです。 このお話もそういったものの中の一つなのでしょうが、軽い読み物にありがちなコミカルさはなくて、じんわりと染みてくる、そんな感じでした。 よいお話だったな。
次、珈琲店 タレーランの事件簿。 事件簿というタイトルからして、謎解きですよね。 タレーランという名の珈琲店のバリスタの、心の傷にまつわる事件を主軸として、ちょっとした事件を絡めつつ物語が展開していきます。 大変有能なバリスタであり、謎解きの達人であるヒロインと、ヒロインの淹れるコーヒーの味に魅せられた『僕』が少しずつ深く絡んでいき、思わぬ展開があって最後には……ネタばれは止めておきますね。
このバリスタ、客に一線を引いているという設定からなのでしょうが、会話文がしっくり来なくてですね。 人物像が掴めなくて、ミステリだからなのか?などとぼんやりと思っていました。 家人Aは気にならなかったと言っているので、これはPLの感じ方の問題かもしれません。
それと、読んでいて、おややや?と首を捻ってしまったのですが、トリックが……結構わかってしまったんですよ。 解こうしたわけでもないのに、あ、って。 PLは、基本、ミステリー読みながら謎解きするということをしません。 しないといいますか、『できない』ような気がします、そりゃもうひしひしと。 どきどきしながら読み進めて、『さて、みなさん』で終わるのが好きというのもあるけれど。 はまっていたのが新本格と言われるミステリーだったので、なおさらに謎解きは困難でしたしね。 この本は、なぜだか作者の意図が分かってしまって(笑) ああ、ここはこう勘違いさせようとしてるな、ってね…… どうも、私はこの類いのトリックは割と強いのかもしれない、と思えてしまった哀しい一冊かも。 と、思って読了した後に解説を読んだら、『このミス』応募作で、一席にならなかった理由が、トリックが弱かったからだと記されていて、あ、そーいうことかと。 手直しして出版されたようではありますが、PLの波長と合ってしまったのでしょう。 最初に分かってしまったトリックが形を変えて使われているので分かりやすかった、かなあ。 だからといってこれが駄目なわけではなくて、面白かったですよ。 そこは書いておかないとね。
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