「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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今日「英検」の申し込みをしました。 これは英語の能力を図る検定で「漢字検定」の英語版のようなものだと思います。英語の勉強を始めてから約2年経ち幾らかは上達していると思うので過去との違いを知る意味で受けてみることにしたのです。当初は日本でのみ通用したようですが、昨今、欧米でもその結果を視野に入れてもらえたり次のレベルの試験を受けたりすることが出来るようになったということなので便利ですね。
英検問題集の説明には『試験のために勉強しないでください。普段の勉強体制のまま過ごして試験に臨んでください」と書いてあります。面白いですね。いい方法だと思います。しかし私は今日も図書館へ勉強をしに行きました。私の場合、2時間勉強すると外に出たくなります。受験勉強のために長い時間机に座っている娘のことが浮かび「子どもの集中力ってすごいなぁ」と思いました。
今日は、仕事をする私の話を少し書きます。 だいぶ仕事が出来るようになったせいか(ここまでなら一人でもできる)という自信も付き、冗談が浮かんでくる余裕も出てきました。おかげで最近「菅野さん、家でもそんな感じなの?仕事楽しい?」と聞かれるようになり、もちろん私は「はい!」と答えています。本当に楽しいです。 今日は気管切開している患者さんのカテーテル入れ替え作業がありました。小さな処置でしたが喉に開けた気管の穴から血液の付いた痰が噴き出して収まらず、患者さんは苦しそうにせき込まれていて大変でしたが、私はそのとき慌てていませんでした。何をすればいいか感覚で分かっていたのだと思います。あとで(まだ緊急事態にも対応できそうだな)と思えました。役に立てることがある時はうれしいですね。
しかし、仕事が終わって外に出たらもう私の頭は違うことを考えています。今は主に「英語のこと」です。行き帰りのバスや電車の中でテキストを読みます。こちらも楽しいです。人生は毎日楽しいことがいっぱいですね。
夜9時台のNHKニュースで鳴門市の消防団は、自然被害があった時、これまでは住民を助けることを最優先していたけれど、今後は"自分がまず避難すること。それは住民を避難させることにつながる"として、その訓練を今日行ったと知りました。映像では、メガホンで「みんな逃げろー」と住民に知らせながらご自身も安全な方向へ逃げていました。 インタビューの中で、ある消防団員さんは「"人々を助けること"が最優先だったのに "自分が先に逃げるなんてそんなことをしてもいいのかと、最初は戸惑いを感じた」と語っていらっしゃいました。
私は「それはいい結果につながる。まず必要なことだな」と思いホッとしました。例えば、海で誰かがおぼれているとしたら、自分が泳げて初めてその人を助けることが出来ます。その人の体をつかんだら、自分がおぼれないようにして初めてその人を岸まで運ぶことが出来ると思います。 私は、他のどんな小さな他者への手伝いも、私が元気でいて初めて出来ることだと実感しているので、今日のこのニュースについて、本当にうれしく思いました。
2012年08月21日(火) |
勇気 (Courage) |
最近娘から「(例えば誰かがいじめられているのを見たとき)(それに気付いた自分が)何も言わないっていうのはいじめの加害者にならないの?」というメールを貰いました。ここでいじめのことについて深く書くことを省略させていただきますが、例えば子どもさん達が見たものを見なかったふりをして通り過ぎてしまうことのある大人のそばで生きているとしたら、その子どもさん達は自分を伝える練習をすることが出来ないと思います。
自分の過去の経験を交えて、娘には「ちなみに私も、以前は周りに合わせるばかりで何も出来ない大人だったよ。でもね、ある日(あなた達と離れて勉強し始めた後)、"Noを言わないのはその意見に賛成しているのと同じなんだ" とか "何も言わないのはその人に同意しているのと同じなんだ" とか、いろいろなことに気付いたの。それでね、気付いたことから伝えるように、ずーっと、今でも練習しているよ。皆が言わずにおくことを伝えるから、時には針のむしろに座らされているような気持ちになることもあったけれど、でもね、自分に嘘を付くよりはずっと気持ちがよかった。おかげさまで友達は少ないですけれど、少しの友達と奥深くお付き合いしてもらっています。"自分を生きる"って気持ちがいいよ。だから、私はあなたが人と違う意見を言ったとしても少しも驚かない。それが自然だもん。"と伝えました。
"勇気" という言葉を英語では "Courage" と言うと思います。これからも感じたことを素直に伝えられる自分を大切にして生きよう。
英語では "I will have courage to make my life better!" だと思います。
久し振りに仕事へ行きました。職場まではバス、地下鉄、バスの方法で1時間。職場の人に通勤時間とその経路を伝えると皆さんびっくりされます。しかし私はあまり苦になりません。 家の近くのバス停では時々、朝食中のカナブンと会います。それから地下鉄の中では英語のテキストを広げます。地下鉄を降りて次のバス停で少し待つので、時々ヨーグルトドリンクを買って飲みます。そうしているうちにバスがやってきます。乗客は多いときで10人くらいなので、いつも座席に座れますし、荷物を私の横に置くことも出来ます。そうして、12分座っているだけで、バスは私を職場近くまで運んでくれるのです。クーラーが効いていて涼しいですし、途中で庄内川を眺めて大きな気持ちになることも出来ます。楽しいですョ。
2012年08月19日(日) |
「〇〇らしさ」という言葉 |
この頃『インナーチャイルド本当のあなたを取り戻す方法』の原書『Home Coming』を読んでいます。その中で今日は「I AMness」という単語を見つけました。この単語は「私らしさ」という意味のようです。 最初「いい単語を知ったなぁ」と喜んでいたのですが、しばらくすると「しかし私らしさとは何だろう?」という疑問が湧きました。実際に自分のこととして当てはめてみても「これは私らしい」と思えることが浮かんできませんでした。そこでネットで検索してみると、ある人は「私らしさ」をファッションで表し、またある人はそれを「自分を表現する言葉」として表していました。しかし、それらを読んでみてもまだ私の中に「私らしさ」がしみこんこなかったのです。そして、最後に「〇〇ちゃんらしいね」という言葉が浮かんできました。これは、他者から伝えられる言葉ですよね。例えば私と関わっている人々は「Mamoはこんな人」という認識を持っていて、ある日私に「それはMamoちゃんらしいね」とか「Mamoちゃんらしくないね」とか言うかもしれません。私自身もよく関わる人に対してはある程度の決められた印象を持っている部分があるので、もしその方が私の感じている彼女のイメージとは違うことをしているのを見たら「あれ?いつもと違うな?」と思うかもしれません。私の場合は、人や物事は常に変化すると捉えているので「○〇らしさ」という単語は使いませんが、一般的には、「〇〇らしさ」という言葉は他者から聞く言葉なのだろうと思いました。 それにしても、世間では「私らしさ」という言葉があふれているのだなぁというのがネット検索でその言葉を勉強した感想です。
日が暮れてからランニングへ行きました。夜のランニングは涼しくて静かで、走っている限り蚊に刺されないので快適です。 それにしても、今日は本当に体が軽くて、「もっと走りたい、もっと走りたい!」と言っているのが分かりました何故でしょうか? 昨日海で遊んだからかもしれません。または、帰国してから毎日運動を心掛けているからかもしれません。私は本当に運動が大好きです。しかし、喜びすぎてけがをしないように、疲れ切ってしまう前に終了しています。これは、運動を長く続けるコツだと思います。皆さんも健康のために運動を楽しみましょう。特に今は夜のランニングがお勧めです。
2012年08月16日(木) |
Full of Fun(満たされた) |
毎日の運動用にトレーニングウエアを買いました。嬉しい。本当は靴も買いたかったのですが、意に沿ったものを選ぼうとするほど値段も高いですね。どこで妥協するかを決めかねたので先送りにしました。 夜8時頃軽くジョギングしました。どれくらい走ったかをお伝えすると...家から地下鉄浄心駅までの往復なのでおそらく1キロ半くらい、ジョギングと言っていいのかどうか迷うくらい。しかし、ほんの少し自分を満たしてあげるだけで本当に楽しい気持ちになり、その後の夕ご飯は本当においしかったのですョ。
今日のタイトル、Fulll of Fun は満たされたという意味の英語だそうです。以前は「満足する」という意味の「Satisfy」という単語を使ってみたことがあります。どちらも Positive な単語だと思います。
以前娘に譲ってもらった英語の教本(問題集)を使って勉強していたのですが、時々難しくて分からないのです。それで昨日「中学三年生の英語」という文法の本を買いました。この本は、ABC単語の読み方から始まっています。もちろん読み方はカタカナで書いてあり本当の英語ではありません。以前は、私はこういうものを選びませんでしたが、基礎を丁寧に勉強して、自分のものにすることで応用が効くと、以前アメリカのスクールで実感したので今回はあまり迷うことなく買いました。さっそく読み進めていますが、今のところ簡単なので、出来ているところを実感できて嬉しいですし、出来たところから広がっていくのだろうなぁと未来の私にも広がっています。私の人生も同じかな?
ということで、今夜は、出来たところ探しを楽しんだMamoでした。
2012年08月13日(月) |
いつか来るその日まで |
世間は連休の中ですが、私は仕事へ行きました。二日間のお休みの間に二人の高齢者が亡くなっていました。その二日前にも一人亡くなられ、私はその時死後の処置をしました。一般的にこの仕事は敬遠されがちですが、私の中にその業務に関するマイナスな感情はなく、ただ、しかし丁寧に、亡くなられた方の体を拭きました。 既に誰もがご存知のように、人の命は他の生き物と同じようにいつか必ず終わります。そして、その日が明日なのか10年後なのか誰にも分かりません。いつその日が来てもいいように、いつか来るその日まで丁寧に生きようと改めて思いました。
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