2012年08月20日(月) |
リトルリーグ世界選手権2012、日本は2連勝中 |
ちょっと忙しくしている間にリトルリーグ世界選手権 が始まっていました。既報の通り、日本代表である 東京の北砂は2連勝中です。初戦でカリビアン代表 (Curacao)に7-0、2戦目は台湾に9回サヨナラ勝ち (2-0)を収めて順調に勝ち上がっているようです。
2012 Little League Baseball World Series
中でも清宮選手が大きくて、速い球を投げるため ネットでも評判になっています。
This Japanese Player At The Little League World Series Is The Next “Babe Ruth”(初戦の動画つき) ・ベーブルースに例えられています。
The Frontrunner For Top “How The Hell Is He 13?” Honors At The Little League World Series: This Kid(ピッチング、インタビューの動画付) ・本当に彼は13歳か?とびっくりしています。 ・6-foot (約182cm), 206-pound (93.6kg)と紹介されてます。 ・時速80マイル(プロの球速換算で時速160km超)出ると紹介されています。 ・英語でインタビューに答えていて、50試合で60本ホームランを打ったと言っています。
Japan’s 6-foot, 206-pound Little League pitcher just drilled a Venezuelan kid in the head ・剛速球がベネズエラの選手の頭に当たって心配した記事、NBCのレポート
Meet The 13 Year Old Japanese Babe Ruth That Will Dominate The Little League World Series ・動画はここが一番きれいかも ・読者のコメントで「アジアはいつも2歳ぐらい歳をごまかしてチーム編成してる」。。。
もちろん、チームとしても期待されているので、抜粋。 Little League World Series 2012: Most Impressive Individual Performances so Far ・防御率0点の日本投手陣の賞賛
Little League World Series 2012: Teams Flashing Championship Form ・上と同様、日本投手陣の賞賛してるけど、打撃のいいメキシコも推している
最後に水曜日の全勝同士の一戦のプレビュー
Previewing Wednesday's Undefeated Showdowns 相手はパナマ、チーム打率が.421、防御率も2.00で興味深い一戦とか。
相手が手強くなってもがんばれ東京、北砂。
2012年08月15日(水) |
米国大学院在籍時のストレス |
大学での職探しに使うサイトでChronicle of Higher Education というのがあるのですが、以下のような記事が掲載されてました。 でもさっきまで全て読めたのに、今は購読しないと読めなくなって る。こういう記事は公開しておいてほしいのに。
Colleges Struggle to Respond to Graduate Students in Distress (大学は疲労困憊にある大学院生への応対に苦戦している)
アメリカにはNational Graduate Student Crisis Lineという 電話相談機関があり、今年の1月から6月の間に750件もの 相談があったらしい。この機関はハーバード大学の生徒 が実験でのプレッシャーを苦に自殺したことを憂慮して 設立された。
アメリカでの大学院生は成績の維持や授業を教える義務、 結果を求められる実験に、いつ終わるかわからない博士論文 にストレスを感じているとのこと。確かにデータを出すこと、 博士論文をどうまとめるかにはストレスを感じたな。
大学院生は学部生よりカウンセリングを受ける機会にない、 留学生は文化的違いにより、さらに受ける機会がない、と 書いてある。カウンセラーもわかってないんだろうが、特に アジアの学生は言葉の問題もあって相談もしない、という 指摘がここでは抜けている。またカウンセリングを受けている 生徒が一方的に改善を求められ、指導する側を是正する 中立的な機関が大学にないのも問題だと思う。一般に会社 以上に大学のラボが閉鎖的なのは間違いない。
日本でも米国でも大学院生をやった自分の経験を言うと、 根本的な違いは授業料を出しているのが誰か、というの に起因する。日本はあくまで生徒が支払うので、大学側 は期限内に卒業させる、という暗黙の了解がある。それ に対し、米国では最終的に上司が出すので、素行がよく ない、結果が出ないとなると、ただ終わらないばかりか クビを宣告されることも多々ある。一方で使える生徒は ひどいといいように使われて結果卒業が延びる、ということ もありえる。おととい書いた記事のように基本的に休みは なく、上司の裁量で何でもありなのが現実だ。
たかが学位なんだから辞めればいいんだけど、個々に複 雑な事情がありすぐに辞める、とはいかないんだよね。 最近「ブラック企業」という言葉を覚えたけど、アメリカの 多くのPh.D.課程の大学院生の生活もそれに近いと思うよ。 薄給だし、休みも睡眠も少ないし、アパート戻っても仕事して るし、プレッシャーも相当なもんだし。ポスドクはもっとかなぁ。
何だかんだ言って自分は学位取れて本当に良かった。 努力もしたけどラッキーだったなとも思える。それだけは本当。
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