留学先での独り言

2011年10月27日(木) 北杜夫さんへの雑感

作家北杜夫さんが亡くなったと聞いてびっくりしたと同時
にがっかりした。最近の彼の作品をまったくと言って読ん
でいないが(というか日本文学、はたまた日本語をほと
んど読んでいない)、なぜか小学生の時にものすごく
読んだことを覚えている。

何がきっかけだったかは定かではない。ただ気づくと
数冊は読んだ。本屋さんで単行本を何度も買って
いくうちに顔を覚えられ、本屋でしおりというかどこに
どの作家の作品があるかを仕切るために使う、顔写真
入りで彼の作品が紹介された下敷きなようなものをもら
ってきた記憶がある。普通に見ればただのしがない
おっさんの写真つき下敷きなんだが、非売品だろうか
ら勝手に貴重なものと思っていた。

中身をまったくといって覚えていないので、軽い読み物
だったのかも知れない。ただ本人が精神病を患ってい
て躁鬱があることだけは良く覚えている。歌人、斎藤
茂吉の子供、兄は茂太、元医者なのに躁うつ病を
患っている、という背景がもしかしたらその辺のがきん
ちょの興味をひきつけたのかも。(ちなみに茂太の
エッセイを読んだことがあるのも覚えている。)

ともあれいい機会なので、また彼の作品を読んでみよう
かなと思った。どこかオンライン上で、お金払ってもいい
から読めないかな。nookも日本文学扱わないかなぁ。

北杜夫さんのご冥福をお祈り致します。



2011年10月26日(水) 一難去ってまた一難

昨日の話の続きですが、今朝11時過ぎにラボに連絡
があって「今終わってそっちに向かうから、講義しなく
ていいよ」とのこと。つまりまた杞憂に終わりました、ふぅ。

そう思ってたらしばらくして上司がラボに来た途端、以下の会話。

上司 「そう言えば来月、別の大学で講義しないといけないから、
    代講を頼む。これは変更なく、絶対にあるから。」
自分 「どの授業ですか?」
上司 「EXSC780(大学院生向けの授業)」
自分 「内容は?」
上司 「心臓の循環器系の話(cardiovascular phys)」
自分 「心臓はあまり得意でないんですけど」
上司 「大丈夫、修士の大学院生向けの話でいいから」
自分 「。。。(沈黙)」

循環器系はそんなに授業とってないし、普段も扱って
ないから本当得意じゃないんだけど、自分がやって
いいのかなぁ。上司の言う大丈夫の根拠はどこから
くるんだろう。結局、こいつは小心だから準備する、という
確信からなんだろうか。

まぁ大学に就職すれば近い将来、どの学生にも講義しな
いといけないし、ちょっとした代講もこなさないといけない
だろうから、いい練習なんだろうけど。でも、卒業のために
実験や論文書きに集中したい。あと就職活動も。。。
あと給料も講義分の上乗せしてくれないかなぁ。


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