留学先での独り言

2011年10月25日(火) また代講未遂か?!

夕方上司の帰り際、突然、「もし明日来られなかったら
講義やってくれ」と言われる。おうちに修理の人が来る
そうだ。通常1時間程度で終わるので、昼前には来られ
ると思うけど、それでも授業をキャンセルしたくないから
万が一に備えバックアップが欲しいという。えぇまたで
すか?と思うも断れないので、講義に使うプレゼンを
見せてもらい、話す内容について確認した。

あくまでもバックアップ、といいつつもこちらは一応準備
しないといけないので、それなりに時間をかける。別に
話さなくてよくなるのなら、それはそれでいいんだけど、
それでも悲しいかな備えるんだよね、自分。一応
パワポもらってきたし。

講義は学部2、3年生向けの解剖生理学。内容的に
は先日大学院生向けにレビューをやった代謝なので
困ることはないはずだけど、やっぱり不安。寝る前に
もう一度スライドみておこ。



2011年10月24日(月) 留学生諸君、盗作には気をつけて

受け持っている大学院授業でプロジェクトの提出
締め切りが10日前ぐらいにあったんだけど、時間
がなかったので採点せずそのままにしておいたら
生徒から苦情がきた。上司から「いつになら仕上
がる?」とちょっと強い口調で言われ、でもこれ
から始めるので1週間下さい、といったら嫌な顔
された。でもねー、一人5枚程度の大学院生の
レポート、40数名分読んで採点するには時間が
かかるんです。

っていうか来週学会で、ポスター作らないといけ
ないし。

うちの大学の場合、blackboard systemというのを
使ってる。機能的にはもっといいのが作れるんじゃ
ないの?と思うが、結構このシステムを採用して
いる大学は多い。前の大学でもそうだった。
今回自分では初めてSafeAssignという機能を使って
レポートを提出させたんだけど、これすごいね。
ウェブのどこから文章をそのまま盗んできたり、
他人のレポートをコピーしたのがばればれになる。
どの程度コピーをしてるかは%で表されて、さら
に文章を開けると、どこが誰の文章をそのまま
貼り付けたかハイライトされててすぐにわかる。
逆に怖いぐらい。

教師側からはこんな感じに見えます、という例。
この場合100%、ウェブから貼り付けているだけ
なのがわかる。

How does SafeAssign work?

文章をいい変えて、自分の言葉で書けばいいだ
けなのに、ましてやアメリカ人なんだから自分
が書こうと思えば自分の思うように書けるはず
なのに、実際あまりにもコピーというかいわゆる
盗作(plagiarism)が多いのには驚いた。

忙しい大学院生、ましてや言葉にハンデがある
留学生が締め切り間際に文章をコピーすること、
真似ることはありがちだけど、文明の暦には
勝てないのでご注意を。


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