ココロモヨウ
dokin



 鋭い刃

 
 言葉や文章は時に鋭く容赦なく切り付ける。
 
 本意不本意関係なく書いてあることだけが全てで

 受け取る方はそれによってとてもひどく傷つく。

 誤解は解けても気持ちがついていかず

 切り替えが上手くできない。
 
 憎からず思ってる相手なら尚更。

 どうでも良い相手ならハイ、サヨナラ。

 でもそれをどうにか修復しようとする

 一生懸命さは買ってやる。

 単なる保身の為の言い訳にしか聞こえなかったら

 その場で捨ててやる。

 でも今回は捨てないで拾ってやる。



2002年05月17日(金)



 セツナイ



その人を見ると切なくなる。

胸がキュッと締めつけられて一瞬息が止まる。

少し伸びた髪がナチュラルでとても似合ってる。

視線をずらして合わさなくても私は見てる。

あなたも私を目の端で追いかけてる。

私はいつもココロの中で話しかけてる。

あなたも私に話しかけてる?

でもこれ以上見たくない。ほんとは見たいけど見たくない。

できれば気配も感じたくない。

存在を目で確認すると気持ちが溢れそうになる。

それを止めるのはとてもしんどい作業なのです。





2002年04月26日(金)



 ため息



  ため息ってつきだすと止まらなくなる。
なんとなくつまらない・・はぁぁ
なんかやだな・・はぁぁ
終いにはただため息だけついてたり。
外にいる時は仮面の笑顔が張り付いてるけど
家にいると口がへの字に曲がってる。
意識して見ても無意識で見ても、
鏡に映ってる私はぶさいくだ。







2002年04月22日(月)



 人肌

  

 人肌ほどほっとするものはない。
 人肌程度のミルクはぬるくて気持ち悪いけど
 人肌に皮膚が触れて温もりが伝わるのは心地よい。

 胸の鼓動を聴いているとなんの形容も無しで
 素直に『しあわせ』と感じられる。
 うれしくてしあわせ、ただそれだけ。










2002年04月07日(日)



 光を求めて


声にならない叫びは誰の耳にも届かない。
誰に届けたいのかもわからない。
だから誰もほんとの事はわからない。
でも私は救いを求めている。
私を救ってくれるたった一つのことを待ち続けている。
そんな奇跡みたいなことを待つのは時間の無駄か。
私の欲しい物はどこにも売ってないのか。
それとも売り切れてないのか。
このまま暗闇の中で叫び続けて終わるのか。
・・・・私にはその答えがわからない。

後ろ向いてるのは私。卑屈になってるのは私。
私が嫌いなのは私。大好きだけど大嫌いな私。

2002年03月30日(土)



 戻れない道

『戻れない道』
私はこの言葉が何となく好きだ。
少しの決意と少しの感傷と
大きな不安が入り混じった言葉(私の中では)。
私もこの戻れない道を何度か経験してきた。
戻っちゃいけないのに逆走して
2倍苦い思いをしたこともある。
戻れない道にはそれなりの理由(わけ)があり
それを選ぶことにも理由(わけ)がある。
自分の意思や気持ちとは別に
もう戻れない,戻ることができないのと
戻れるけど戻らないと決意すること,
この2種類が存在する。

同じ道を平坦に歩き続けられることは幸せなことなのか。

様々な出来事をその都度選択して在るのが今の自分だ。
今の自分を選んだのは誰でもなく他ならぬ自分。
でもこれで良かったんだと胸を張るには少しだけ
ズキンとしたすっぱいものが胸をよぎる。


2002年03月03日(日)



 一人もいい

いつからか携帯もメールも用事にしか使わなくなった

1日メールを打たないこともざらにある

誰かの声を聴かなくても誰かと繋がっていなくても

そんなの平気

一人でいることの心地良さや一人の過ごし方が

自分の中にある

だから携帯に頼る必要性を感じない

声を聴いて言葉を交わしたい時は

本物に逢いに行けばいい


2002年02月03日(日)
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