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明日まで合宿の予定だったかずぴーが もっともらしい理由と胡散臭い理由の両方で 一日繰り上げて帰宅することになった。
帰ってくるのはいいが、合宿所は神奈川のはずれの不便な所にあり 単独で、しかも夜間に帰ってくるのは難しい。 というわけで、今日の仕事が終わってから車で迎えに行くことになった。
夜の高速道路は怖い。東名高速は特に怖い。 雨が降っていたらもっと怖い。雨の量が多ければ、さらに怖い。 すべてが最大級に怖かった。
夜の闇と吹きすさぶ雨で、前がほとんど見えない。 時折、私の車を追い越すトラックの水しぶきで 水中を走っているような状態になる。 いくらハンドルを握りしめても、体を前に乗り出しても 見えないものは見えない。 安全運転で走っていた大型トラックのテールランプを頼りに 「何があっても、ずっとあなたについて行きます」と走り続けた。 そんな私の一途な思いを知ってか知らずか(知るわけない) 件のトラックは、私が降りるインターより手前の出口で降りてしまった。
心細さが頂点に達したとき 私と同乗者のあやぽんは、妙にハイになって 下らない冗談で笑いあう。 笑っている場合じゃないけど、とにかく笑った。
帰りも同様の状態だったが 女二人のテンションについてこれないかずぴーだけが 「スピード落として」とか「笑わせないで」とか言いながら 深刻な事態に陥っていた。 そう言うかずぴーの声が、合宿の間の「声出し」のせいでかすれており そのかすれた蚊の鳴くような声で、真剣に訴えかける様子が、また可笑しく 女二人は、笑いで恐怖を乗り越えたのだった。
| 2004年03月29日(月) |
マイペースときどき自分勝手 |
あやぽんと二人きりの昼下がり。 勉強中のあやぽんに疎まれながら所在なく過ごしていると 移動パン屋さんの音楽が聞こえてきた。 今まで利用したことはないけれど ウチから一本裏の通りに停車・販売しているのは何度か見かけたことがある。
勉強中という大義名分のために 声をかけても横柄な返事ばかりだったあやぽんが パンの誘いには乗ってきて 「甘いパンが食べたい」と突如フレンドリーになる。 私は、すっかりその気になって 何が何でもパンを買おうという意気込みで外に出た。 が、パン屋さんはいつもの場所にいなかった。
春の日ざしの下、パン屋さんを探して彷徨う。 どこに行ったらいいものか皆目見当もつかないので ただ、やみくもに歩く。うっすら汗をかきながら。 結果、やはり無駄足となり手ぶらで帰宅。 なんだか、甲斐性無しになった気分でリビングに入ると あやぽんは、自分用の昼食『納豆トースト』を調理中だった。 私の帰りが遅いので、自分だけとっとと別のものを食べることに決めたのか。 私の頭の中を巡る諸々の思いをよそに リビングいっぱいに漂う、炒められた納豆の表現しがたい匂いが あやぽんの主義主張を象徴的に物語っているようだった。。
彼女の、そういう、なんというか 非常に合理的かつ無駄のない発想を 私は、ときどき、ものすごく羨ましく思う。 一歩間違えば、と言うより、もうほとんど『自分勝手』寸前の行動が 彼女にかかると、まったくそう見えない。 そんな彼女のキャラを、憎らしいほど「いいな」と思う。
日記の設定に数時間を費やした。
もともと知識はないのだけれど 既存のパターンに一部だけ自分のオリジナルを入れる というのが、特に私には難しい。
あやぽんは、こつこつとタグを覚えた人なので 教えてくれれば助かるのに どうしてか 彼女はこの領域に関し、私に質問されるのを嫌う。
非常に無愛想になり、教え方もぞんざいだ。 ふだんは、比較的素直で手伝いも嫌がらない彼女が 何故? 母があまりにも無知なので教えるのが面倒なのか 母の無知ぶりを見るのがイヤなのか。
卑屈になって教えを乞う自分もイヤなので ムキになって一人で挑戦しつづけ、ついに完成。 どうだ! と、出来上がったページを見せたら 「なんか、病院みたいだね」と一言。 ・・・ふーん、そう。 清潔感が漂うって言ってくれたいのなら、そう言ってよ。
どうやら彼女は、私のネット活動(?)に関し 好意的ではないらしい。
今日から、かずぴーが合宿で留守なので 今夜はそんな娘と二人で、エスニック料理を堪能した。 私は「ぬけがけ」をするつもりはなく かずぴーの嫌いなものは彼のいない間に、と思ってのことだが 「かずぴーがいない間に、どっかにドライブに行こうよ」 と、どこまでも冷たい娘であった。
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