ひとりごと日記
昔からひとりごとの声がデカすぎると周りに迷惑掛けてます。

2001年09月07日(金) 日焼け 旅日記1

うかつにも、オイルを塗らずに風と潮騒を聞きながら1時間ほど寝てしまった。

ヤバイ!と思ったときはもう遅かった。でも、見た目はなんとなく、ちと日焼けしたかな程度である。
「あれっまだそんなでもないや」

ところが、甘かった。海から出て、シャワーを浴びたらヒリヒリする。
鏡を見ると、そこには、いかにも、槍を持って顔にペイントが似合いそうな土人の姿が…。

思わず「ウホッ、ウホッ、ウホー!」と叫びたいくらい土人である。
腰巻が似合いそう。ウサギや、牛、獲物を見たら槍投げちゃうぞっと。

ところが今回の日焼け、2日目にしてもう皮がむけてきた。我ながら、凄い新陳代謝じゃ。なんて感心してる場合でもなかった。

ダイビングとシュノーケリングを毎日繰り返していたので、水中メガネの後が顔について、その形に添って、顔だけ向けてきた。
どう見ても赤ら顔の猿、京劇に出てくるメイクの猿である。恰好わるい!
というか、笑える。なさけなく笑える。
しょうがないので、剥けた部分をまた焼くことにした。あーあ、シミできるんだろうなぁ(^^;)。

しかーし、太陽に飢えてる国のゲスト(北欧方面)の根性は凄い。
もともと、白人は白い。あたりまえか。で持って日焼けすると妙に赤くなる。
みてるこっちが「痛いんじゃないの?」「ヤケドだよそれ」と思うくらい赤くなる。
彼らは、それでも毎日毎日焼く。
どれくらいガマン強いかというと、改めて日焼けした、私のほうが、はるかに土人、そして、もう水に近い温度のシャワーしか浴びれない部分もあり、パラソルから出ないようにしていたのに、彼らはまだ炎天下で焼いている。あのぉ…たぶん、赤くなるだけで、黒くはならないと思うんですけどぉ…
真っ白な砂浜に、異様に赤い人間2人。見事なコントラストだ。

「ヤケドだろ!それ」
「だから、日焼けじゃなくヤケドだって!」って思いながら、じっと観察。いっこうに痛そうなそぶりも見せない。
ガマン強いんだねきっと。絶対絶対、シャワー浴びてねーだろ。部屋に帰ったら、絶対後悔してるでしょ。
「くそーあの日本人めじっと観察しやがって。あーヒリヒリするー」とか、
「オーマイゴット!?」とか言ってるはずだぁ!

そうして、日焼けガマン大会に負けて帰国して、4日目の今日、同僚N君と並んで歩いていたら、私を捜していた女の子が、「まるでN君の影かと思いましたよ」といわれるほど私はまだ黒いままである。












2001年09月05日(水) ただいまぁ

今朝、モルディブから戻りました。正確には、シンガポールからか。

名古屋からシンガポール経由でのモルディブは今回で4度目。
毎年、南マーレーに行ってたので、今年は北マーレーのトラギリアイランドリゾートに滞在。

このコース、10:30AM名古屋フライト、約6時間でチャンギ国際空港へ。
ここでトランジットタイムが約6時間ある。で、夜9:15マーレー行きに乗り4時間30分後、マーレー着。
ここからリゾートによるが、大抵北南マーレーであれば、ドーニーと呼ばれる船か、スピードボートで真夜中の明かりのない大海原へ繰り出し、それぞれのリゾートに向う。
(これ以外のリゾートへは、マーレーで一泊して翌日水上飛行機という形が多い。)

この間約20分。日本時間だと、2:30AMなのだが、時差が4時間戻るので、その日のうちに、モルディブに着くという寸法だ。やれやれ。
だけど、我が愛するシンガポール航空は、各座席に専用のモニターがあって、今の飛行状況はもちろん、任天堂のゲーム(ちと古いけど)も出来るし、ビデオも全部で20チャンネルあるし、流行りの映画が楽しめるので、そうは、苦にならない。といっても、ほとんどが、英語なんですけどね。あっそうそう、席から電話もかけるよ。
(去年調子にのって友人の携帯にかけたら、やたら高かったので懲りた)
私、シンガポール航空の回し者ではないけど、実はクリスフライヤーというマイレージ会員にもなっているほど、好きな航空会社なのだ。


帰りはもっとかかる。
リゾートでデイナーを30分でたいらげて、20:30スピードボートにのってフルレ空港へ。
22:55シンガーポールへ向けて離陸。チャンギ国際空港への到着は、次の日の6:25AM。
ここからが身も心も、フラフラタイムの始まりである。なんせ、名古屋行きの便は、次の日の1:15AM。

この間何をするかというと、お約束のお買い物ツアーだ。やれやれ。
最初の時はよく分からずに、日本のツアー会社の言うとおりにしたら、着いたその足で、車で観光に連れて行かれた。マーライオンや、免税店、チャイナタウンなどなど。はっきり言って、眠いし、疲れているので、今一だった。それに免税店など、世界1.2位を争うチャンギ空港に腐るほどあるし。

だから、2回目以降はガイドブックで好きなホテルを探し(アーリーチェックインが出来て2泊分払わない安い所)
日本から、メールで予約して出かけた。
これが大正解で、着いてすぐシャワーを浴び、一眠りしてから、お気に入りのラッフルズホテルへ出かける。
気がむけばというか体力が残っていれば、クラークキーや、ボートキーにも地下鉄で行く。ホテルもペンションのような可愛いホテルで、家庭的で日本人がいない所が気に入っている。

ただ幼稚園が隣にあって、ちとうるさいのが玉に瑕なんだけど…。

まあ、そんなこんなで、今回も充分満足のいく旅だった。
以降、これから、4回か5回ほど旅日記になりますけど、ひまねこさん、りナさんその他の皆様、読んでくれるかなぁ。(笑)







2001年08月27日(月) 南の島へ…

月のあかりだけで、海がエメラルドに透き通っているのが分かる。

歩いて1周10分の小さな島

どこかで生まれた風が休むことなく、やさしく吹く。

遠い昔からずっと吹かれていたような、そんな忘れてしまった匂いを含んだ風。

いつか同じ風が心にも吹いていたような気がして、思わず空を見上げる。

何度来てもこの島たちは、ここにいる私の方が本当で、街にいる自分が幻だとさえ感じさせてくれる

この世で一番好きな海で、357日分の時間を削ぎ落として、何もしない贅沢な時間を過ごそう。

ぼんやりとエメラルドとマリンブルーのクロスする海を眺め、風と話し、水の中で魚たちと遊び、サンゴの美しさに

ため息を漏らす



というわけで、行ってきまーす!!。




2001年08月22日(水) 台風

まったくぅ!のんびりまったりしてる台風だなぁ。
よっぽど、居心地がいいのかぁ

昨年の水害では、大変な思いをした。
車が、水に浸かった。まるで川のような道路を走って帰ってきたっけなあ。

その前の年の台風。
車を看板が追いかけてきたっけなぁ。
そんでもって家に帰って一息ついてたら、背後でバリバリバリの轟音。
倉庫の屋根が飛んだもんね…。屋根追っかけていったっけ。「おーい屋根!どこへ行くぅ」

電柱に引っかかって、この近所、軒並み停電になってのは、…はいすみません家のせいです。

あーあ、いったいいつまでのんびりしてんだぁ今回の台風。
どっかでお茶でも出されているんだろうか。



2001年08月15日(水) お盆

お盆

全国一斉にお盆みたいである。

最近、迎え火なんか玄関で焚く家を見たことがないけど、さぞ、ご先祖様たちも、道に迷っているに違いない。

「わしの家はどこだったかのう?」。

「おおっ梅ばあさん久しぶりじゃのう。」

「おや、これはこれは、富さん。しかし、あれですなぁこう家が立っては、どこが実家だったか分からんですね」

「まったくじゃて。家の子孫たちは、わしに内緒で引越しおってなぁ。家の立ってた場所がビルになっとったわい」

「ほうほう、それはそれは。しかし、富さん、見てみなされ、ほれっ。あっちにもこっちにも、行く場所がわからん
 人たちがウロウロされてますよ。道路も混んどるけど、空の魂も、大渋滞ですなぁ」

「はいはい。そういえば去年、隣だったほれっ、ゲンさんなぁ。家に帰ったらどうも、様子が違うとかでな、よーくみ たら、知らん顔ばっかりじゃったそうな。これはおかしいと思うたけど、そこの家があんまり居心地がいいので、
 今年も実家には帰らず、その家へ泊まりに行くいうとったわ」

案外こんな会話が聞こえてきたら、恐いですね。

それにしても、高速の渋滞には、辟易する。周りを見渡せば、カップル、家族ご夫婦。
一人ネクタイして乗ってる自分が場違いな気がしてきて、恥ずかしさすら感じる。
がしかーし、なんで短い休みに、混むとしってて移動するんだろうか。
同じ時期にしか、休みがとれない日本人の悲しい習慣とは、分かっているのだが…。
仕事の人、優先車線はないのか?!ってな感じである。

逆に都心はガラガラ。すいすい走れて気持ちいいっすね!普段は片側3車線の道路も、一番左の車線は駐車場と化しているが、この時期だけは、しっかり3車線走れる。
いつもこんな状態ならいいのになぁと心底おもう。普段はたかだか14キロに50分かかるのに、この時期は30分じゃ!。ワーイってな気分。

お盆は仕事に限るね。うんうん。
だけどなぁ、行く先が休みの会社が多いので、事務所でデスクワークがメインになる。
なんだかなぁ…。

なんか私も、遠いふるさとに帰りたくなってきたな(笑)。



2001年08月13日(月)



果物の中で好きな物。なし(20世紀)、イチゴ、すいか、そして桃。

だいだい美味しい桃は、皮もすぐ剥ける。ベロッ、ベロッ、ベロッと3回で剥けてしまう物は、もっとも期待できる桃。皮を剥いてる最中からワクワクしてくる。多少、歯の間に、桃の果肉(スジ)が挟まっても、気にならないそれはそれは、美味しい桃である。
だが、こういう桃には、なかなか会えない。選び方がヘタなんである。

しかし、時たま出くわす最悪の桃もある。
お分かりであろう、ぜんぜん皮の剥けない桃。もーーーうイライラするだけ。
もともと包丁で皮を剥くことを潔しとは、しない私は親指攻撃である。
”出来の悪いやつは可愛い”というが、桃だけには、当てはまらない。
皮が剥ける頃には、指はドロドロ、そして、桃本体は、見るも無残な穴穴姿に。
今までの人生において、こうして苦労して皮の剥けた桃を「食べる?」といって誰かに差し出して、食べた人を見たことがない。だよねぇ…。

しかもこういうやつに限って、歯と歯の隙間に、果肉がはさまるのはいうまでもない。

ああぁおいしい桃食べたないぁ。





2001年08月06日(月) ご隠居猫のまめお君

夏休み忙しさにかまけて、書くのが遅くなった。
生後まだ1年なのに、その猫生をもうご隠居に費やしているオス猫のまめお君。
はじめての夏。暑すぎる今年の夏。彼はグロッキーしてしまい動かない。そればかりか、
我が家の一番クーラーの効く部屋から一歩も出てこようとしない。まさにテレビを見て寝返りを打って
というご隠居生活を決め込んでいる。

ところが、たまたま家族全員が出かける日がある。もちろんクーラーも切って。
そうなると、まめお君は怒っている。
「なんで部屋に入れてくれないニャー!!」
「暑くて死にそうニャー」

もともといつも怒ったような顔立ちのまめお君。
最初は「まめは何怒っているの?」とみんなが心配そうに聞いていたが、そういう顔なんだという事に最近家族が気がついた。
が、クーラー部屋に入れなかった日のまめお君の顔は、いっそう怒っている…ように見える。
ガラカラと玄関を空けて入る。とそこにまめお君が仁王立ちに座っている。
というのも変だけどまさに仁王立ちで座っているのだ。
あきらかに不満顔をして、(そう見えるのかも知れないが)ひとりひとりの顔をジーッと見つめている。
見つめられた私たちの方が、薄笑いを浮かべて、抜き足差し足でそうっと玄関から上がる。「ハイ、すみません」
自分の横をとおりすぎる人間たちを、顔だけ回して、なおもジーッと見ている。
こわっ。そんなに怒るなよ。

もっとも、ばぁばは、よく怒られるらしい。
夕食の時間、猫たちにエサをやる。他の猫たちは、牛乳を飲んだり猫缶を食べたりしている傍らで、まめお君はひたすら「ちくわ」を待っている。
ところがである。
冷蔵庫を開ける。まめおのちくわがない!「あれ!」この一言でまめお君すべてを悟る。
ばぁばがそーっと振り返る…。さっきまで、足元でスリスリしていたまめお君が、例の仁王立ちすわりで、じーっと見つめている。おおこわっ。
そそくさと近くのコンビニにちくわを求めて走る。帰ってくるまで一歩も動かずに仁王立ちのまめお君。

ご幼少の頃は、シャムガラで可愛かった。畑の仕事手伝ったり、台所の仕事手伝ったり(といってもついてきて遊んでるだけ)。
最近は寝てるか怒ってるかである。

いつからこんなご隠居猫になってしまったのか。
まだ先の方が長いのに…。
だけどまめおは、ばぁばが一番好きなんだよね。



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