兄、姪と - 2010年11月10日(水) 日本橋に行く。開店一時間前でも二十人くらいしかいない。握手、じゃないと平日ならばこんなモノなのか? 「淡路」から堺筋線乗り入れの列車に乗り換えるのだけれども、えらく混み合った車内が、「北浜」あたりでさッと潮が引くみたいに伽藍堂になるのには、夢から醒めたような奇異なものに思える。何とは無しに、ダメ人間だけが取り残されてしまったような・・、ね。 僕は、ここいら辺りには数える程しか来たことが無いのだけれども、その経験の中でも、ますやに出入りしたことが、いちばんの思い出だよなァ。GPS通信をして、そうゆう固有名詞を目にすると、懐古的な気分で一杯になる。 ... 木津だらけの相楽 - 2010年11月07日(日) 木津へ行く。関西鉄道大仏線の廃線跡のうち、梶ヶ谷トンネルと赤橋を見る。それから、関西本線旧鹿背山トンネルの木津側抗門を見る。ここまで来ておいて、鹿背山アバットを見てこない、とか、僕の散策クオリティ低すぎるなァ。 上狛の松原家住宅を見る。隠居部屋に掛かる大倉袖蘭の扁額「養愚」が、堂々としている。夫の大倉笠山に先立たれた後、南山城の笠山の実家に身を寄せた、というから、蓋しその当時の揮毫なのだろう。 三谷智恵の作品を実見したのは初めて。思ったよりも華奢なモンなんだな。作品と展示場所が、もっとも融和してるとは思う。着想の面白さを越えたその先をどう突き進めるんだろうか? ... 京都を出て行こう - 2010年11月03日(水) □真如院庭園 通常非公開であることは知っていたけれども、十五年間、暮らしていて、初めての参詣。大学生の頃に、或る人にこの庭について訊ねられ、写真を一枚みたきりで、以来、片隅に引っ掛かっていた庭だったので、実見できて漸く宿願を果たした心地。 ... 34歳のハローワーク - 2010年10月26日(火) 雇用保険を宛てにする程、僕の生存への執着は濃くないとは思うのだけれども、とりあえず、失業給付の手続の第一歩へ。職業安定所慣れしたようなひとが節介してくれるので。労働を人生において肯定的に捉えられない僕が、こうゆう場所に下心を抱きつつ通うのも、気が咎めるものです。 ...
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