ピーマコバクハツ - 2010年10月25日(月) □犬島精錬所 小川ちゃん出演回の『田舎に泊まろう!』(2009/11/15放送回)で、「映画やテレビドラマの舞台になった田舎に行きたい!」との要望に、じつに心無ーく選定されたであろうロケ地、視ていて切なかった。犬島は、番組内での紹介によれば、かの『西部警察 PART-III』最終話の爆破シーンロケ地だそうなんですけれど、放映時(1984/10/22)に小川ちゃん生まれてないよ。この最終話は三時間スペシャルだったそうなんで、再放送もあったのか疑わしいよ。 経済産業省認定の近代化産業遺産のうち、ストーリー30「瀬戸内銅」の「犬島精錬所関連遺産」。認定リストでは「犬島精錬所」ですが、現状から言えば当然ながら「犬島精錬所跡」。 旧岡山藩の士族で同志社出身の坂本金弥(1865-1923)が、明治24年(1891)に弱冠26才にして三菱から廉価で銅山を買収し、帯江鉱山(倉敷市中庄)を経営。銅山は機械化により生産性が向上し国内有数の産出高を誇ったものの、結果、精錬所周辺の煙害問題から、明治42年(1909)に精錬施設を移したのが、犬島だそうです。銅山は、大正2年(1913)に藤田組に売却され、銅価の暴落などにより大正8年(1919)には操業停止。銅の採掘が停止したことに伴い、犬島精錬所も僅か十年で休業となった、ということらしい。銅山は戦後にすぐに正式に閉山され、現在は倒壊した煉瓦製煙突などの遺址が僅かに残るようです。 ... 蜘蛛の巣島 - 2010年10月24日(日) 1200高松港出航の雌雄島海運フェリーで男木島へ。所要時間40分。 男木港から約2kmの距離にある島の北端トウガ鼻に向かう。 季節柄なのか、木立の間など至る所に上臈蜘蛛が巣を張り巡らしている。平穏な島暮らしの紹介文なぞで屡々「某甲島は猫の島」というような一節が目にとまるけれども、今回、最も多く遭遇した生物は上臈蜘蛛であることは全然 疑い得ぬ。 □男木島灯台 海上保安庁指定の保存灯台のうち、Aランク(23基)のひとつ。 初点灯は明治28年(1895)。庵治石を用いた総石造で表面には塗色が施されていない。昭和62年に無人化されるまで使用された吏員退息所が、内部を改装して資料館として公開されている。 ... 観戦者数489人(公式発表) - 2010年10月23日(土) 西京極陸上競技場で行われたJFL後期第12節、佐川印刷SCvsFC琉球の試合を観てきました。 FC琉球のトルシエ総監督の姿は見えず。双眼鏡を忘れてきてしまったし、まぁ、いいか。 試合開始前とHTイベントに、U治市立M島小学校マーチングバンドが演奏を披露。双眼鏡を持参しなかったことを悔やむ・・。 39才の永井秀樹選手が中盤で攻撃を指揮してフル出場した上に、残り試合時間10分をきった後半に、ゴール正面でパスを受けたあと、右に抜けるフェイントで対面のDFを釣って、反対の左足で見事な先制点を決めたのには驚きました。その後、意外にも佐川印刷SCが終了間際に同点・逆転の連続ゴールを決めて勝利してしまうあたりが、如何にもフットボールの醍醐味な展開で、心地よかったですね。 ... 嗣永二等兵 - 2010年10月19日(火) 写真集フラゲなんて、いつ以来かしら。 嗣永桃子写真集『ももち図鑑』--東京:ワニブックス,2010.11.1--;A4. ISBN 978-4-8470-4322-2 C0072:2940円 桃子が、「せみ」をやって(やらされて?)いる。 柱にしがみついて蝉の鳴き真似をさせる、という、旧日本軍の古兵が内務班において新兵をいたぶった私刑の代表的なひとつです。週末に、『真空地帯』(山本薩夫監督 1952 配給:北星)のDVDを借りてきて、久しぶりにじっくり視返えしていたりしたので、尚更に。僕は、旧海軍や海兵団における私刑について書かれたものを読んだことが無いので、水兵がこうゆう目に遭っていたのかは知らないです。 ...
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