あることないこと
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2004年03月09日(火) 2003の夏三→2004の早春

夜、
幼馴染みの友だちから結婚報告のメールが届きました。
昨年の夏の日記(未婚3/8ドライブ)に書いた中学校教師の彼です。

あの時のドライブで付き合っている女の人がいるのは聞いておりましたが、
いやはや何とも嬉しいです。
彼とは児童館、小中高と同窓です。学校の成績的に近いのもあって(彼はスポーツもできましたが、)親近感を覚え、家が近いから中学校からの帰り道ではいろんなことを話しました。
高校では近くにいながらあまり話すことはありませんでした。別々の大学にいってからはほとんで連絡もとらず、実家に帰った時に近所の噂→母親経由で近況を聞くくらいで、彼が大病していた時もお見舞いにすら行きませんでした。
でも彼の結婚はしみじみ嬉しいのです。
高校で彼が一生懸命(本当に一生懸命)野球部の部活に励んでいる横を僕が過ぎるとき、彼が笑って挨拶をしてくれた時のようなしみじみ。
生き別れた双子というか、もう一つの自分の人生が幸せに包まれているような気がするのかもしれません。

まぁ、こっちが勝手にそう思っているだけで
彼にそういう感慨があるかどうかは分からないし、
結婚は通過点で、それからも幸せかどうかは本人ら次第ですので安易に祝福するのもなんだとも思うのですけどね。

けれど
彼が選んだ彼女、彼を選んだ彼女に会ってみたいです。
しんくんおめでとう。


2004年03月03日(水) サルヂエ

「アイデン&ティティ」見ましたよ、渋谷で。
一本のものとして、そのうねりというか、流れに少し不満は残るものの
あちこちグサグサきましたね。
僕なら、
藤子・F・不二雄が来たら辛くて幸せかも。
漫画家目指してるわけじゃないですが。

で、新幹線で帰って来ました。
東北新幹線の無料冊子トランヴェール(?)を斜めに読んでましたら、
鬼太鼓の紹介記事があり、同じ地方でも地区によりこんなに鬼の面が違うのよと8地区の16種類の写真が載っていたのに目が止まりました。
どれもみんなよく出来ているのですが、恐いと思う鬼は意外にも、自分が決して思い描かないような鬼でした。
他の鬼は怒った顔をしているのですが、特に恐いと思ったやつは口を開いていつつも怒っているわけではなく、笑っているわけでもなく、目は何も見ていなくて、まぁ、何考えてんだか分からない顔でした。
ちなみに一緒に帰って来たあきさんは、全然別の鬼を選び、その理由は「こっち見てて目が合いそうだから」ということでした。

偉そうなことを言えば
役者というのはいろいろなイメージを体を使って現出させる仕事なわけで、ただ見せるというのではなく、(意図的に)現出させるというからには、自分の中にないイメージも吸い込まなくちゃいけない、腑に落ちさせなきゃいけない

いろいろなものを見なくちゃダメだなと思った次第であります。

何だそのまとめ?


2004年03月01日(月) そして一夜明け、窓の外は雨だった

きらくさんの東京公演は2日ともいい天気でいい陽気で、

嵐のようにバラシ、見にきてくれた東京の仲間と飲み、打ち上げで飲み、ホテルの部屋でだらりとおしゃべりし、年上の多い2次会で正座をし、カラオケで筋少を叫び、ホテルの部屋に戻りどろりと眠る。

そして一夜明け、ロビーに降りると窓の外は雨だった。
小雨の中、仙台に戻るマイクロバスを見送る。
なんだか天気の移り変わりがイベントにリンクしてて悲しくおもしろい。


東京公演はなんとか無事に終了しました。
疲れたけど、2週間もしたら仙台があるので力が抜け切ってはいません。
それはつまり東京公演で出し切れないものがあった、新たな課題が見つかったってことなのでしょうが。
だから仙台ではもうひと回り…半回り大きい芝居ができる気がしています。

東京公演を見にきて下さった皆様、ふがいない自分でごめんなさい。
でも皆様のおかげで、いろいろ言って下さったおかげで半回り成長できそうです。本当に感謝しています。

いろいろ話して下さったスタッフの皆様、共演者の皆様にも感謝。
皆さんの言葉を信じます。だから頑張ります。

とりあえず最初の課題、集合時間には遅れません。


2004年02月27日(金) 日曜日よりの使者、意味はないけどね

明日は、きらくプロデュース「沸騰」の東京初日です。
昨日から東京に来ています。

久しぶりの東京は異質で、
あたりまえの通勤ルートだった新宿が、場所というより現象に見えました。
見えたといっても、何かを悟ったわけではないのですがね。

田舎の人間が東京に出てきて、あまりの人出に「今日は何かあるのか?」
という
小咄のような話がありますが、
こんなとこで生まれ育った人は、うちの田舎に来たらあまりの人気のなさに
「今日は何かあったのか?」
と思うのでしょうね。

さて芝居の方は
個人的に、自分の役がちょっと自信ありません。
そんなこと公開前に書くなって感じですが…
年令、性格的にそんなに作り込まなくていい役なので、楽してのびのび稽古してきたのですが、ここにきて、原因不明のもやに悩んでいます。不明ってほど不明じゃないんですがね。楽したツケが来たのよね。

もちろん、やれるだけやるのですがね。振り絞るのですがね。
月に負け犬
とりあえず寝坊しないこと


2004年02月19日(木) ホットケーキ

ホットケーキ作りました。
ホットケーキミックスが安いがため、買いすぎてほうっておいてあったので。

ここ数年はホットケーキミックスは蒸しパンにするばかりで、本来の使い方はしてなかったのですが、蒸しパンにかかせないらしいレーズンがなかったので、ちゃんと焼いて食いました。
久しぶりのホットケーキおいしくなくはないのですが、むかし食ったのはもっとふっくらしてた気もしました。

今日は昼ご飯にまたホットケーキ。
悪くなりそうなひき肉があったし、TVで観たコロッケがおいしそうだったのでおイモとひき肉入りのホットケーキ。自分だけで食うからの冒険ですぜ。
初めから入っている甘味と塩があうか不安でしたがギリギリセーフ。
いものパンケーキってこんなかしら?

ホットケーキというと、
ポカポカとした陽気な日曜の昼、
ホットプレートをまん中に、母と姉兄たちと焼きながら食べたという
幸せの記憶とつながっている。


2004年02月08日(日) コンビニ

明日久しぶりにコンビニ店員になります。(ファミマ)
それは大学生で仙台にいた頃ずっと働いていたコンビニ。昨年秋の無国籍の公演で3ヶ月ほど仙台にいたときも、短期に関わらず雇っていただきました。

そのコンビニ、僕が東京に引っ越そうという3ヶ月ほど前に移転しています。当時働いていた僕は移転前の店の商品がどんどん減っていき、値引きされていく様に寂しさと興味を覚えたものでした。そしていよいよ閉店、店内が更の状態に解体されるときは、僕はいませんでした。そんなに人手は必要無いから出てこなくてもいいよと言われていましたので。
しかしやっぱり、後になってがらんどうになった店内をガラスの向こうから見たときは、面白そうなものを見損ねたなという気分でした。

さて4年ほどの月日が流れ、派遣で日銭を稼いだり稼がなかったりしていた先月1月、仙台駅東口近くのコンビニ(ファミマ)の什器撤去の仕事が舞い込んで来ました。
手伝えなかった改装、見れなかったコンビニの最期を見れるのですよ。
そこは新装開店ということでしたが、まんまリサイクルするものはほとんどなしです。
棚の商品が落ちないようにするちっちゃい柵も、商品がぶら下がってるあの先が上向いた棒も、たくさんのPOPも、チュッパチャップスが刺さっていた丸いプラスチックも全部同じ袋の中。木製のカウンターも、お弁当の冷蔵棚も、人が入れるジュース類の冷蔵室の壁も、全部同じトラックの荷台の中。
もちろんなんらかのリサイクルはされるんでしょうが、ちょっとキレイにしてまた使うという感じではありませんでした。

うむ。なんかリベンジを果たした気がしました。


2003年11月08日(土) はらじくを歩く

またまた珍しく役者としてのお仕事です。
といってもまたエキストラくさいお仕事ですが、顔は映ると思います。

深夜の情報バラエティっぽい番組の中の、なんかの説明のためのイメージカットと思われます。(よく分かってない)
もう一人の女の子とカップルの設定で原宿・渋谷を歩く。
といってもスタッフは1人、大きめの家庭用カメラ(?)のみで、移動も含め4時間もない撮影でした。

原宿なんて人につれられて一度通り抜けたことがあるだけですので、全然よく分からなくて、そりゃあもう大変ですよ。
「Gパン等、ラフな格好でOK。今から旅行に行くといった感じの服装。若者過ぎないように。」
って言われたって…
最後の若者過ぎないようにっていうのだけ、自信あるけど。
外に出て自分の格好をはらじくの店の窓に映して見てみたら案の定変でした。泣くぞ。

それでも眠そう不健康そうなスタッフさんからは特にダメもなく、淡々と撮影は進みました。

店の前で立ち止まっては何かを指差して喋るというカットは、中のお店の人から声をかけられました。何度も同じ方向から現われてはハッキリと指差す変な客でしたのでね。
こ洒落たカフェで旅行雑誌を広げてるカットでは、普段食わないこ洒落たパスタセットをごちそうして頂きました。周りの客は100%白人という不思議な店でした。撮影は専門学校の卒業製作ということでやりました…そういうもんなんですね。
その他にもいろいろあって、
最後のカットは、渋谷のスクランブル交差点に隣接するビル2階のスターバックスから狙ってるという遠くのカメラを、交差点ど真ん中からぼーっと見詰めるというものでした。ケータイで連絡とりながら「じゃ次の青信号でお願いします」とか言われながら。
多少変な行動をしても近くからカメラが狙っていれば特に興味も引かれない東京砂漠ですが、この場合多少通り過ぎる人に覗き込まれたりしました。でも3回くらいで済みましたのでオーケーでしょう。

放送はすぐですが、テレ東の深夜で仙台の方々に見て頂けないのが残念です。ま、ホントは別に残念でもないのですが。
もちっとちゃんとした仕事ができますように…。

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