ついに来たねえ、台風。聞くところによると、今年10個目の上陸だってね。でも、富山にここまで接近してきたのは、今回が初めてじゃないのかなあ。だから、ちょっと油断してたかも。それにしても凄い風だった。 そんな中、曽我部恵一のキャンペーンが朝から入ってたんだよ。9時半から機材のセッティングをして、あとは本人の到着を待つばかりという段階になってイベンターのI嬢から電話が入った。「今から向かいます」という会話を想定してたんだけど、「曽我部さんが乗っていませ〜ん!」だって(笑)。 普通乗り遅れたときって、先方から連絡があるもんじゃない。ところがそれがないもんだからI嬢が電話したところ、なんとまだ家にいたそうな…(笑)。なんでもその電話で起きたらしい。こうなるともう笑うしかない。つうか、こういうハプニングってけっこう好きだったりする。お蔭様で午前中のインタビューのはずが台風真っ只中の夜になった…。 彼とはサニーデーサービスの頃に一度だけ東京で会ったことがあるんだ。かれこれもう10年近く前になると思うんだけど。だから、初対面と同じようなもんだよ。でもね、そんなことはまったく関係がなかったな。いつも言ってることだけど、こういうのはファーストインスピレーションがすっごく大事。俺の視界にはじめて飛び込んでくる瞬間がね。そのとき感じるものがすべてを決すると言っても過言じゃない。結果は番組を見てもらえればわかると思うけど、すっげえ楽しかった。 彼とはさ、難しいことを考えなくても、おもしろいことができそうな雰囲気あるんだよ。お互い、零細企業だしさ(笑)。例えば、「こんなことやりたいんだけど…」「おもしろそうじゃん、ソレ。やろうぜ、やろうぜ」みたいな感覚。好きだなあ、こういうの。ふっと思いついたことでもどんどんぶつけていけると思うね。きっと雑談の中からいろんな企画が立ち上がっていく感じなんだろうな。なんかわくわくしてきたな。 ニューアルバムの『STRAWBERRY』 、最高だよ。アタマからの3曲で完全にやられたよ。これ、マジでいい。来月の富山ライブ、めっちゃ楽しみにしてるわ。でも、お願いだからステージには呼ばないでくれよ(笑)。これでも緊張しいなんだから(笑)。 曽我部、本気(マジ)でエド・ウッド的なこと、やろうぜ! ※ちょっくら宣伝しておいてやらんとな(笑) 「曽我部恵一 with ダブルオー・テレサ 無政府主義的恋愛ツアー2004→2005」 2004.11.21(Sun) TOYAMA club MAIRO 19:00 Open / 20:00 Start
今週も何かと予定が立て込んでる。いいのか、悪いのか、よくわからないけど…。ただ言えるのは、心にゆとりがないってこと。だから毎日のように午前様だ。 仕事柄、いろいろなお願いごとが舞い込んでくる。特にプロモーション的なものはね。俺が局にいた頃と同じようなスタンスでオファーしてくる輩もいる。でもさ、今って立場違うじゃん。その裏には当然、ビジネス的な側面や信頼なんかが動いているわけさ。ときどき、そういうことを考えてやってるのかなって思う場面に出くわすことがある。ちょっと違うんじゃねえの?ってね(笑)。なんだか虚しいわ。 そんな過酷な状況でも、映画だけは見てるな。ちょっとだけだけど…。今日見た作品は「シークレット・ウインドウ」。スティーヴン・キング原作、ジョニー・デップ主演のやつね。これ、当たりだわ(笑)。どんでん返し系が好きな人にはお勧めかな。 そうそう、明日は朝から急遽、某アーティストのキャンペーンが入ったから、これまた忙しい…かも(笑)。イニシャルはKS。男性ソロアーティストだよ。初対面だからちょっくら緊張感があるけど、これもまたよしってとこだ。 そういや、先週放送した角松さんのインタビューがかなり好評で、嬉しいメールが毎日のように来てる。ありがたいねえ。年明け早々にもう一発ぐらいやれそうだから、期待しておいてくださいな。たぶん、今週の金沢ライブにも出没すっから…。
昨日からの偏頭痛で体調はあまりよくないねえ。一瞬、風邪かと思ったけど、どうやらそうでもないらしい…。季節の変わり目ではよくあることなんだ。こういうときは、さっさと切り上げてゆっくりすればいいんだけど、結局今日も午前様になってしまった(笑)。
いつのまにか、プロ野球の日本シリーズが始まってた(笑)。でも、個人的にはあまり盛り上がってない。たぶん、かつてほどプロ野球に魅力を感じなくなってしまったんだろう。そりゃそうだ。あんなゴタゴタをやってりゃねえ。これじゃあ、みんなメジャーリーグへ行っちゃうよ。どこの世界でもトップを張る人ってそれなりの人物だと思ってたんだけど、なんか違うみたいだな。あれままさに今の日本が抱えてる構造的な課題だと思うね。どうなる、日本丸!
それにしても松井はすごい。なんてたってヤンキースの四番だもん。できれば明日で決めて欲しいね。ワールドシリーズへの切符。個人的にはトーリ監督って好きなんだよ。指揮官ってああでなくっちゃ。言動に重みがあるよな。
昨日までの東京滞在がまるで嘘のように感じてしまう。やっぱり緊張感が違うのかな。余韻はほとんど残ってない。あるとすればこの倦怠感だろう。どうにもやる気が起きないんだ。「今日一日ぐらい休んだってどうってことないじゃん」、いやいや「そんなわけにもいかないだろう」な〜んて葛藤が思考の周辺を巡ってる。
昼食を取りながら、録画してあったジェームズ・キャメロンのインタビュー番組を見る。「タイタニック」や「ターミネーター」をつくったあの監督ね。一言で言えば、モノをつくるってこういうことなんだよなって思わせてくれた番組だった。やっぱキャメロンって凄いわ。時にこういう刺激って必要だよ。ちょっと気持ちが上向いてきた(笑)。
総集編が終わったら少しは時間ができそうな雰囲気だったんだけど、なかなかそんな感じにはならないねえ。来週もいろいろと予定が入ってきた。DEENと角松さんの金沢ライブが連チャンであるのはわかってたんだけど、その前にキャンペーンが1本入りそう。そのアーティストは曽我部恵一。まあ、世話になってる某イベンターからのお願いだから、例えスケジュール的に無理っぽいことでもなんとかしてあげないとね(笑)。
東京で撮影してきたトライセラトップスの映像をチェックする。テープのアタマから最後までびっしり録画してあったよ。1時間と2分ちょっと(笑)。考えてみりゃこれってけっこうレアな映像かもね。虎隊のメンバーにちょっくら見せたら食い入るように見てたからさ…。まっ、いつかのために消さずに保存しておくとするか。
それと平行に考えてるのがエイチのプロモーションプランだな。深夜のデニーズで語り合った状況からなぜか抜け出せないでいる俺(笑)。でも、デニーズっていいよね。だってコーヒーだけじゃなくて、アイスティーやコーラまでおかわり自由なんだぜ。ドリンクバーじゃなくておかわりできるっていうのは、凄くいい。会話の途中で席を立つのは好きじゃないからね。
久しぶりの東京は、かなりのハードスケジュールだった。目的は東芝EMIが主催する著名な音楽イベント「MUSIC TALKS」へのご招待。俺、このイベントには案外縁がなくて、実は今回で2回目の参加。前回参加したは5年ぐらい前になるのかなあ。まあ、簡単に言ってしまえば、全国津々浦々から業界人がいっぱい集まるイベントよ(笑)。それに長い(笑)。
昨日は本来ディーラーの招待日だったんだけど、諸事情で夕方からSHIBUYA−AXへ合流。そしたら運良く東京事変のライブに遭遇。そんな情報、知らんかったからかなり得した気分だったね。あとは、今井美樹さん。布袋寅泰&今剛という稀代の名ギタリストを従えてのライブだったんだけど、それはそれは素晴らしかったなあ。
俺、10年以上前に一度だけ今井美樹さんにインタビューしたことがあるんだ。けっこう凄くない(笑)?さり気ないオーラのある人で、会ったらみんなファンなっちゃいそうな…、そんな雰囲気のある女性だったね。その3年ぐらい後に彼女の新潟ライブへ行ったんだよ。楽屋あいさつをさせてもらったときに「その声、覚えてます」な〜んて言われて、めっちゃ感動したのを思い出しちゃったな。
夜は夜で懇親会。全日空ホテルの宴会場にどれぐらいの人がいたんだろう。う〜ん、少なく見積もっても500人はいたような…。とにかく名刺のくばりまくりよ(笑)。紹介されるというよりも、どちらかというと同窓会って雰囲気の方が近いかもね。犬も歩けば知り合いに当たるって感じだったな。
そうそう、「MUSIC TALKS」の前にトライセラトップスの事務所へ行ったことを思い出した(笑)。やっぱ最新映像をゲットしておかないと…。いつのまにかカメラを回していつのまにか終わるというような感じで、なんと1時間近くも撮影してしまったわい。どうすんのよ、コレ(笑)。これぞ完全な雑談やなあ。
でも、なんでこんなに忙しかったんやろ。数えてみたら7パターンの打ち合わせをしてた(笑)。昨日の最後の打ち合わせはデニーズで深夜の1時半から(笑)。そりゃ睡眠不足にもなるわな。
今週二度目の完徹をしてもうた。まあ、前回よりも早めの午前7時なんだけど(笑)。さすがに体調はよくない。名古屋弁で言うところの「エライ」って感じ。要はカラダがだるいってことやね。やっぱ総集編が効いてるんかなあ(笑)。さすがに一週間で2本の番組制作(テレビの場合)は限界点をかすってるのかもな。
何に手こずってたかっていうと、次回のゲスト・角松さんのインタビュー。テープ目いっぱい回しての60分バージョンだからね。切るところがないって感じだな。まあしゃあないでしょ。なんたって相手は角松敏生なんだから(笑)。
しかし…、ほんとよう喋ります(笑)。喋り倒してるって表現がピッタリかも…。そんでもって内容が濃い。いや、濃すぎます。さすが業界20年選手。まったく底が見えんわい(笑)。
そういえば、今日から「虎平太の音on!TV」の放送日時が変更になるんだった。だからってわけでもないんだけど、ちょっとだけ構成を変えてる。PVを2本オンエアしてるだけなんだけどね。どうしてもオンエアしたいPVがあったから…。
アンダーグラフのツバサって曲。確かに曲もいいんだけど、気になるのはその映像。映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の長澤まさみが出演してるって聞けば、やっぱオンエアしないわけにはいかないでしょうよ(笑)。
たまにはミーハーちっくな部分も必要じゃん(笑)。
で…、やっぱ期待以上やった。胸キュン度はかなり上位にランク。これは見る価値あるんじゃねえの!言っておくけど、別にF社の回し者じゃないからな。言うなれば、ただのファンだよ(笑)。
番組見てくれた人、どうだったかなあ?
蔵出しスペシャルも無事終わり、どこかほっとしている。ラジオ局にいたときからそうなんだけど、自分の制作した番組は実際にオンエアを確認しないと気がすまない。たぶん、局のマスター勤務の経験がそうさせているんだろう。 別名「放送運行管理業務」とでも言おうか。要は、番組の素材や放送データを管理する放送局の中枢だわな。これがけっこう気を遣うセクションなんだよ。だって、ひとつのミスが放送事故に直結するわけだから…。神経質にもなるわい。 おまけにミスが無くてあたりまえの業務だから絶対的にプラスの評価が得にくいわけよ。ハッキリ言って割に合わん仕事(笑)。縁の下の力持ちって言われたって嬉しくも何ともなかったもん。だったらもっと評価せえよって言ってやりたかったね。実際に文句も言ってたけどね(笑)。 FM時代にこれをけっこう長くやっていたから、未だにその頃の感覚が抜け切れていないってことなんだよ。問題なく送出されたか、つい心配になっちまう。こうなるともう職業病だね。 局を辞めてから車を運転してたときに、突然カーラジオが無音になったことがあったんだ。そのときも一瞬、ドキッってしたもんな。脳裏にいろんな場面が浮かんできちゃってさ。精神的にはよくないよ。最近は、ようやく慣れてきたんだけどね。 てなわけで、蔵出しスペシャルも概ね好評だったみたいで、ちょっとだけご機嫌の虎平太だよ〜ん。
編集作業が終了したのが午前11時20分。さすがに完徹はきついねえ。途中、ミキサーのフェーダーを操作しながら記憶が飛んでる部分があったりするのは如何ともしがたい(笑)。まあ完璧とまではいかないまでも、そこそこ満足できるモノができたんじゃないかな。 総集編というものは、端で見ているよりも時間を浪費する。気持ちとしては、各インタビューのベストテイクを使いたいからね。でも、いざそれを探そうとすると…、結局時間との戦いになる。そういうことって実際に経験してみて初めて実感できるよね。普段からそのあたりを想定してやれてたらいいんだけど、なかなかそうもいかんわな(笑)。それが凡人たる所以よ。 昼過ぎから4時間ぐらいの睡眠を取る。起きたのは夕方の5時。気分爽快とは言い難いけど、なんとか精気が甦ってきた感じだ。まさに業界って雰囲気だよ(笑)。 番組が始まって2年。お昼の時間帯に放送されるのってはじめてだ。いったいどうなるんだろう(笑)。まっ、なるようにしかならんけど…。 「虎平太の音on!TV蔵出しスペシャル〜怒涛の突っ込み傑作選」。 放送は明日、10月9日(土)15:02〜15:59。 富山県地方の方、よろしくどうぞ。
2004年10月06日(水) |
しっくりくる、こない |
昨日の新潟行脚。何がビックリしたって、オレンジローソンがあったこと(笑)。まさにアルビレックスカラーだ。地域密着の象徴みたいなもんだね。それにしてもずーっと雨だったなあ。今日だったらよかったのに〜。
最近は東北方面で地域密着の話題が沸騰してるけど、アレってどうなんだろう。俺の実感としてはさ、やっぱ住んでみなきゃわかんないことっていっぱいあるんじゃないかって思ってる。そこの空気感みたいなもんって外からは絶対に実感できないもん。だからと言って、新規参入に反対してるわけでもないんだよ。それ自体にはむしろ賛成してる。でもねえ、どこかしっくりこないんだよなあ。
何が言いたいかっていうと、何事においても「しっくりくる」「こない」ってかなり重要だってことだな。俺の場合に限ってはね。すっげえ感覚的なことだけど…。
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