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2020年05月11日(月) 屋外稽古

今日は雑色道場の屋外稽古を行いました。11名の道場生が稽古に参加しました。先週の木曜日から屋外での稽古を行うようにしました。木曜日の矢口渡道場は6名参加しました。金曜日の大森道場は6名、土曜日の大森道場は12名が参加しました。またご父兄様も一緒に稽古して下さいました。一通り全ての道場の生徒と顔を会わせる事が出来てとても嬉しかったです。日本全国もそうですが、東京都の新型コロナウィルスの感染拡大もかなり鈍化して来たように思います。もちろん気を抜いて頻繁に外出したり、マスクの着用やうがい手洗いなどを怠ってしまえば元の木阿弥になってしまう可能性があるので、注意を怠っては行けないと思いますが、ここからは自分で人との接触を8割減らす事を心がけ、三密を避け、マスクの着用やうがい手洗いを徹底したうえで、必要な事は行い、必要ではない事は自粛してと言う感じで、リスクをコントロールしていけば良いのではないかなと思います。ただ学校や習い事が休みであれば、習う側には選択すら出来ないので、社会や学校や習い事も状況に応じて、どんなやり方なら出来るかを考えて、再開して行くべきなのではと思います。今日の雑色道場の屋外稽古の前に長男と400mトラックを5周ランニングしました。長男は走れと言われれば頑張って何周でも走るようになって来ました。少しずつ根性もついて来たのかなと嬉しくなりました。


2020年05月10日(日) 朝のトレーニングを始めて

子供達と朝のトレーニングを始めて33日が経ちました。3年前から右膝の状態が悪く走るのを止めていたのですが、子供達と毎日2キロほど走っていました。だんだん走れる距離も長くなって来て4キロまで走れるようになりました。左のアキレス腱を痛めたり、右膝に痛みが出たり、アクシデントだらけでしたが、出来る事を頑張って続けて来ました。私がどこかが痛いから今日は走らないと言ってしまったら、子供達も何処が痛いから走りたくないと言うと思います。だから出来る事だけでもやって見せようと思い、ダッシュが出来ない時はみんなより一周多く走るなどして頑張って来ました。アキレス腱や膝の調子が良い時は子供達と400mダッシュもします。初日は2分30秒でしたが、 どんどんタイムが上がり1分19秒で走れるようになりました。若い頃は1分12秒ぐらいで走っていたので、その頃よりは落ちていますが、47歳で90キロの体重でこのタイムを出せるのはなかなかではないかと思います。まだまだやれるなと思います。


2020年05月09日(土) 稽古の場

私が極真空手をやって1番良かった事は、1番多感な時期にカッコイイ人とたくさん出会えた事です。カッコイイ男をたくさん見て、一緒に稽古させてもらったり、一緒に食事したり、一緒にお酒を飲ませてもらったりする中で、いろんな話を聴かせて頂いたりする中で、男とはどうあるべきか?を学ばせて頂きました。稽古だけが稽古ではなく、先輩方と食事をしたりお酒を飲んだりする事も男を鍛える稽古の場だったように思います。


2020年05月08日(金) 腹を作る

「腹がすわる」とか「あの人は腹がすわってる」とか「腹が決まる」と言うように人間が最後に決断したり覚悟を決める場所は頭ではなく腹なのだと思います。人間が力を発揮する場所が腹にあるのだと思います。一般的には腹と言いますが、正確に言うと臍下丹田と言うところです。おヘソの三寸下と言われますが、これはあくまで一般的にで、実際にはその人その人で違うのかもしれません。ただおヘソの下のあたりだと思います。空手の稽古では、この腹を鍛える稽古をします。先ずはお腹で呼吸をする事です。坐禅でも頭を空にしてお腹で呼吸をしますが、これもやはり心の在り処は、頭ではなく腹にあるという事なのだと思います。極真空手ではこの腹式呼吸を「のがれの呼吸 表」「のがれの呼吸 裏」から学びます。この呼吸法を学んだら、次は「息吹」と言う呼吸法で腹を鍛えます。これが出来たら「三戦(サンチン)」と言う型を行いながら腹を鍛えます。坐禅もそうですが、意拳で行う「站椿(たんとう)」なども腹を作る稽古法です。「三戦(サンチン)」と言う型は閉手型と呼ばれ、自分の内面を鍛える型と言われています。私はこの「三戦」の型を必ず毎日行っています。空手をやっていない人でも、朝起きて身体を動かし深呼吸をしたら、心も身体も良い状態になり良い1日を過ごせると思います。頭を空にして腹式呼吸を行い坐禅をする事も良いと思います。


2020年05月07日(木) なりたいものには成れる

長男も次男もジャッキー・チェンに興味を持ち始めました。長男は「プロジェクトA」が好きなようで2日連続で見ていました。私もこの映画が大好きでした。今でも「プロジェクトA」の前売り券の半券をアルバムに挟んであります。やはり血は争えないと言う事ですね。2人ともしっかりと私の血を受け継いでいるようです。長男も次男もブルース・リーやジャッキー・チェンみたいな身体になりたいと自分から毎日頑張って腕立て伏せをやるようになりました。人間はなりたいと思ったものには絶対に成れます。自分がなりたいと思うものは、自分の魂が、自分の心が、自分の細胞がなりたいと思っているのですから、必ずそう成る事が出来ると私は思います。なりたい事のためになら人間はどんな努力もどんな我慢も出来ます。私はその手伝いをしてあげたいと思います。


2020年05月06日(水) 本当は今日で緊急事態宣言の期間が終わるはずでした

ゴールデンウィーク最終日ですが、緊急事態宣言が発令されて約1ヶ月間、自粛生活でしたので、ゴールデンウィークという感覚は全くない毎日を過ごしていました。本当なら緊急事態宣言の期間は今日で終わるはずでしたが、明日から31日まで期間が延長されてしまいました。私は約1ヶ月、1日を抜かし毎日7時に起きて子供達とトレーニングをして朝食後に勉強をしていました。道場にも4日を抜かし毎日、道場に行き掃除をし3時間程度稽古を行って来ました。自粛生活期間中、しっかりと自分に厳しく生活出来た事を家族で打ち上げするつもりでしたが、明日からも子供達は学校が休みになったので、31日まで朝のトレーニングと朝の勉強を行いたいと思います。道場での稽古は緊急事態宣言が延長されたので出来ませんが、道場ごとに野外の稽古を行いたいと思います。新型コロナウィルスの感染も鈍化して来ていますし、子供達もこのままではストレスも溜まり、生活も乱れてしまうと思います。三密を避けた状態なら週に2〜3回の稽古を30分行っても、家に真っ直ぐ帰宅してしっかりとうがいと手洗いをすれば、新型コロナウィルスの感染を防ぐ事は十分に可能なのではと思います。新型コロナウィルスの感染を恐れるあまり、家にいて抑揚のない毎日を過ごし、生活が乱れて、ストレスが溜まり、人との関わりがなくなる事で心が暗くなり心と身体に負担がかかる事の方が良くないのではないかなと思います。自分に何が必要か、何を我慢して自粛するかを自分で選択して、トータルして人との接触を8割減らすマネジメントを自分でしっかりとやる時期に来ているのではないかと私は思います。


2020年05月05日(火) こどもの日

今日はこどもの日です。長男と次男が生まれてきた事、2人が順調に成長出来た事に感謝してお祝いをしました。2人のおかげで私の人生はとても楽しいです。2人と一緒に走ったり、稽古したり、遊んだり、お風呂に入ったりしている時間はとても楽しいです。私は姉と妹の女の兄弟しかいなかったので、子供の頃はずっと弟が欲しいなと思っていました。2人がその私の夢を叶えてくれました。いつか2人と一緒にお酒が飲める日が来るのをとても楽しみにしています。


2020年05月04日(月) 感謝

当たり前の事が当たり前じゃ無くなった時に、今まで当たり前だと思っていた事にたいしても感謝を感じるようになります。社会に対しても、仕事に対しても、家族に対しても、自分に関わる人達に対しても、感謝の気持ちを前より強く感じるようになります。そしてその感謝の気持ちを自分の行動で恩返しをしたいと思います。私はやっぱり空手しか出来ないので、空手で恩返しをするしかありません。その行動を7日から起こしたいと思います。完璧ではないかもしれませんが、道場生の皆さん、ご父兄様が安心して稽古出来る方法を考えました。緊急事態宣言が発令されて1ヶ月道場の稽古はお休みしました。5月末まで緊急事態宣言が延期されたので、道場やスタジオで稽古する事は、道場を営業してしまう事になるので、道場やスタジオで稽古は出来ませんが、屋外で三密にならないよう気をつけて、30分程度、体操的な稽古を行いたいと思います。人と人が顔を合わせ、暖かい太陽の光を浴びて、新鮮な空気をたくさん吸って、みんなで一緒に身体を動かせば、心も明るくなると思います。道場生の皆さんの元気な顔が見れる事を楽しみに7日の日を待ちたいと思います。


2020年05月03日(日) 空手道について

空手道の原型を作り日本に普及させたのは船越義珍先生です。「唐手」を「空手道」という名称として一般的にしたのは船越義珍先生が1935年に刊行した著作の「空手道教範」のタイトルからとの事です。ちなみに私はこの「空手道教範」を昨年、古本屋で手に入れました。沖縄で発展した唐手は形の習得が鍛錬の主眼でした。形に始まり、形に終わる。その形を学ぶ中で鍛錬方法や実践哲学や精神性などの全てを学んで行ったようです。船越義珍先生の指導は、沖縄古来の技術を形稽古の中で忠実に指導されていたようですですが、船越義珍先生は形の名称を日本の言葉にしたり、立ち方の一つ一つに名称を付けたりと、とても画期的な指導の仕方をしていたようです。船越義珍先生の子息である船越義豪先生は横蹴りを実戦的に改良するなど、従来の稽古をなぞるにとどまらない探究心を持っていた事もあり、若い人達と試行錯誤して稽古方法を考えて行ったようです。船越義珍先生は試合を断固として禁じていましたが、学生達の中で約束組手や自由組手が盛んになって行き、大学同士の交歓稽古の中で試合と言うものを確立して行ったようです。そして船越義珍先生の弟子で日本空手協会の創設者である中山正敏先生が形を分解し、主要な突き方、蹴り方、立ち方、体の使い方、足の運び方などを定めて理論づけ、今日でいう基本稽古や約束組手の体型を作り上げたようです。この船越義珍先生から始まる空手の流派を、船越義珍先生の道場を船越義珍先生の雅号「松濤」をとり「松濤館」とした事から「松濤館流」と言われるようになったそうですが、船越義珍先生は自分の空手を松濤館流とは言っていなかったようです。あくまで道場と言うか建物の名前が松濤館だったようです。松濤館で行われる空手だから松濤館空手と言われるようになったのだと思います。


2020年05月02日(土) 一心不乱に走る

一心不乱とは、他の事に心を乱されず、ただ一つの事に心を集中させて打ち込むさま。と言う事になりますが、一心不乱に何かをに打ち込む事は心にも身体にもとても良いと思います。でもなかなか一心不乱になる事ってありません。今日、400メートルダッシュをした時に私の心は、一心不乱の状態になりました。2月から新型コロナウィルスの感染拡大が始まり、3月6日から一斉休校になり、4月8日に緊急事態宣言が発令され道場の稽古がお休みになり、行事の延期が続き、私の頭の中から、私の心の中から、その事がなくなる事はありませんでした。いつも私の頭の中に、いつも私の心の中に、その事がズンと重くのしかかっていました。でも今日、400メートルダッシュを思いっきり走った1分19秒の間、一心不乱に走っていた間、私の頭の中が、私の心の中が真っ白になって、この2ヶ月間、重くのしかかっていたものが初めて1分19秒だけ消えてくれました。とても気持ちが良かったし、とても清々しい気持ちになりました。その帰り道、気持ちの良いお日様の光を浴びながら歩いている時に、曇りのない気持ちで物事を考える事が出来ました。こんな時だからこそ、自分らしく行動しよう。今できる事を最大限頑張ろうと言う気持になり、ヨシッ動き出そうと決断しました。この決断が正しい事を祈り、人の為にも、そして自分の為になる事を祈ります。


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