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私の家は日蓮宗です。それもあり私はやはり本当に困った時には何故か、ふと心の中の何処かから「南無妙法蓮華経」と言う言葉が出て来ます。「南無妙法蓮華経」と言う言葉を深く考えた事もありません。でも自分が極限に困った時に、その言葉が自分の心を鎮めてくれます。たぶん私が小さい頃から母が南無妙法蓮華経と唱えていたから、その言葉が自分に力をくれると思ったのだと思います。私は神様を信じています。神様が何なのかは分かりません。でも神様がいないはずはないと思っています。私が命や神様について考えさせられた作品があります。遠藤周作の「深い河」「沈黙」「海と毒薬」「イエスの生涯」中村文則の「教団X」「何もかも憂鬱な夜に」です。私は一生懸命に宗教をやっている訳ではありませんし、命についてや神様について考えても答えは出ないので、ただ無になって瞑想する時間を大切にしています。
基本稽古の蹴りを全種類30本ずつ蹴れるようなりました。子供達より高く蹴り、子供達より速いペースで蹴れるようになりました。私の号令に最後まで付いてこれた人は誰もいませんでした。夏季短期集中セミナーでも胴廻し回転蹴りの見本を見せる事が出来ました。来月の8月21日で股関節を人工関節にして1年ですが、ここまで来れるとは自分でも思っていませんでした。手術のあと痛みが無くなりリハビリを開始した時に、偶然リハビリを見た妻に「元通りに歩いたり出来るようになるの?」と言われました。私は「分からない。今はとりあえず普通の生活が出来るように頑張ろうと思う。でも例え車椅子になったとしても杖をついて歩くようになったとしても、自分には知識があるから空手を教える事は出来るから安心して。」と言いました。私は自分で奇跡を起こしたと思っています。私は未来を変えたと思っています。せっかく起こした軌跡ですから、自分がこの世から消える日まで、この身体を自分の人生を生き切るために使います。この身体を家族のために使います。この身体を極真空手のために使います。
自分は頑張っている。そう思える毎日を過ごしたいと思います。自分は成長している。そう思える毎日を過ごしたいと思います。51歳はもう死んでいてもおかしくはない年齢ですし、もう大きく成長出来る年齢なのかもしれません。でも私は諦めたくありません。諦めて坂を転げ落ちるのと、諦めずに自分の足で坂を下りて行くのは、例えそのスピードが同じだったとしても、決してそれは同じ事ではないと私は思っています。自分は何歳まで生きるのだろう?そう考えない日はないぐらいそれを考えます。自分は何歳まで元気でいられるのだろう?そう考えない日はないぐらいそれを考えます。自分が不安になったり迷いが出た時に私は瞑想をしています。そして道場に着いたら私は瞑想をして呼吸法をして型を行って立禅をして柔軟体操をして、心と身体を整えています。11ヶ月前の股関節の手術で死をみぢかに感じてから私は自分の人生観が大きく大きく変化しました。その変化は良かった事もあれば悪かった事もあります。でも元の自分に戻る事は出来ません。自分を受け入れて生きて行くだけです。今日も1日、自分に厳しく頑張りました。お盆休みは福島には帰れなくなってしまいましたが、ゆっくりとお酒を飲む時間を作りたいと思います。
母のお姉さんで私にとっては叔母となる方が亡くなったと、母から連絡がありました。私の叔母への思いを残すためには叔母との思い出を書いておこうと思います。叔母は私にとても優しい方でした。母と少し似たところがあり、とても厳しい一面を持っていましたが、私にはとても優しく接してくれました。30日に両親と姉と妹と私でお見舞いに行こうと思っていたのですが、残念ながら本日他界してしまいました。とても残念です。叔母との思い出はたくさんあります。1番覚えているのは、私が21歳の時に親戚で集まった時に、私が歩いていると、私のズボンの後ろのポケットに叔母がお金を入れてくれました。私は何故かそれを母と間違い「いらないよ」と言ってしまいました。振り返って叔母だと気が付き「すいません」と言ったら、叔母は優しい顔で「困った時に使いなさい」と言いました。若かった私はたぶん何かを食べたりして使ってしまったと思いますが、今思い出しても叔母の優しさに感謝しています。東日本大震災で原子力発電所が爆発した日には、叔母と私の両親と妻と長男で山梨県の甲府市に避難しました。その道中もなかなか大変だったそうです。私が20歳で福島を出て東京に上京する時に仲間達に送別会をしてもらった場所は叔母がやっていた居酒屋でした。特別にいろいろサービスして頂きました。叔母とは親戚の中では1番多く接したのではないかと思います。叔母と最後に会ったのは東日本大震災の時に避難した山梨県甲府市の叔父のお寺でとなりました。叔母は震災のあと地元の千葉に戻られたのでお会いする事も無くなってしまいました。叔母には何度もお金を頂いたり本当にお世話になりました。本当に心から感謝しております。本当にありがとうございました。
体重が93キロになりました。筋肉の量が増えたおかげで体重が落ちやすくなっているのだと思います。45歳の時に一念発起してジムに入会してウエイトトレーニングを再開して本当に良かったです。私は以前は食事を減らすダイエットや炭水化物を抜くダイエットや有酸素運動を頑張るダイエットをして来ましたが、そのダイエットはいつまでもは続けられません。けっこう早い時点で限界が来たり、目標を達成すると崩れてリバウンドしたりしてしまいます。3週間お酒を止めて夜の炭水化物を止めて20分の軽い有酸素運動でこんなに体重が落ちるなんて本当に嬉しいです。現役時代はあんなに苦しかったウエイトトレーニングが今は凄く楽しいです。好きな事で健康になったらそれは素晴らしい事だと思います。
長男は野球部に仮入部したそうです。毎日外で素振を100回やっているそうです。13歳は成長ホルモンの分泌がピークになる時期なので身長も骨格も筋肉などの土台が出来上がる時期となります。この時期にしっかりと土台を作っておかないと身長も骨格も筋肉も伸びていきません。土台の面積の広さで頂点の高さの可能性が決まってしまいます。その時期に野球部に入った事はとても嬉しい事です。今日の練習のあとのミーティングで長男は倒れそうになったそうです。それだけ頑張ったのでしょう。あとはご飯をたくさん食べてくれたらなお嬉しいです。長男にギターを弾いて聴かせてもらったら、なかなか凄いスピードで弾いていました。何でも良いから頑張ってくれればと思っています。朝、私が道場に行く時に長男が登校する所を見かけました。スタスタと歩いていました。私に気付いたら「おっ!」と反応しましたが、すぐに前を向いて歩いて行ってしまいました。
体重が94キロになりました。7月1日からダイエットを始めて18日で7キロ減量しました。7キロ減量はしましたが筋肉の量はほとんど落ちていないと思います。その根拠はウエイトトレーニングの記録が停滞はしていても落ちてはいないからです。そしてお腹の脂肪が無くなって来たのはストレッチをしていても分かりますし、大腿四頭筋と上腕三頭筋の筋肉が浮き出て来たのでかなり脂肪は落ちていると思います。でもそれほどのダイエットはしていません。朝と昼は普通に炭水化物も摂ってプロテインをトレーニング後と指導の合間に飲んで、夜は炭水化物を抜く以外は普通に食べて有酸素運動も1日20分軽くエアロバイクを漕ぐぐらいです。ただ今までと大きく違うのはお酒を18日間止めている事です。という事は太る原因はお酒だと思います。でもお酒は止めません。私は現役時代は10年お酒を止めましたが、お酒を飲むようになってからの方が人生が10倍以上楽しくなりました。たまに短期でお酒を止めて体調と体重を整えて週末にはお酒を楽しみたいと思います。8月のお盆休みまでにあと4キロ落としたいと思います。
長男が野球部の体験に行って来たそうです。とても楽しかったらしく、ずっと野球の話をしていました。今日は妻がいなかったのですが、自分で用意をしてちゃんと空手の稽古にも来ました。空手から帰って来てからギターの練習もしていました。長男はバドミントン部を辞めてから家に帰って来ても勉強もせずにずっとスマホでゲームをしていたり家でゴロゴロしていたそうです。なのでやりたい事を見つけて良かったと思っています。やりたい事を一生懸命にやればどんな事でも必ず人間として成長して行きます。これで野球部のある高校に行きたいから頑張って勉強しよう!となってくれたらなお嬉しいのですが、まあそうは上手くは行かないと思うので、とりあえず好きな事だけでも頑張って欲しいなと思います。
私は長男と次男がやりたいと言った事は極力やらせてあげようと思っています。そもそも本人がやりたいと思っている事に親が止める権利はないと思っています。本人の人生だから本人のやりたいようにやらせてあげたいと思っています。私には50年生きた経験とたくさんの人を見て来た知識もあります。でも長男と次男は私ではありませんし、私が見た人達でもないので、私の経験も知識も当てはまらないことだらけです。私が老婆心で2人の人生に何かを強制してしまったら、2人は自分の思う人生を生きる事が出来ません。だからあまり口は出さないようにしています。ただ悔いのないように生きろ!とはいつも伝えています。歳を取ってあとで後悔する事は失敗した事でも挫折した事でもありません。本当に後悔する事はやらなかった事です。挑戦しなかった事ほど後に後悔し心残りになる事はありません。やりたい事があったら、迷わずやるべきです。長男が野球部に入りたいと言って来ました。私はLINEで長男に「あの時にあれをやっていたらというのが歳を取った時に1番後悔するから、人生に後悔がないように何事も頑張ってやれ!」と送りました。長男からはなかやまきんに君のスタンプでOKと返事が来ました。
2024年夏季通い強化合宿が終わりました。2日間、生徒達と長い時間を過ごす事が出来ました。稽古以外ではDVDを鑑賞したり、スイカ割りをしたり、腕相撲大会をしたり、演芸会をしたりしました。稽古の中では見ることが出来ないその人その人の個性に触れる事が出来ました。あまり話した事がなかった人とも話す事が出来ましたし、また生徒同士で仲良く話している場面などを目にして、生徒達の新たな1面を発見したりも出来ました。参加してくれた道場生のみんな本当にありがとう!また生徒達を参加させて頂きましたご父兄様にも心から感謝を申し上げます。
kanno
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