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長男の最近の口癖は「ワンチャンあるかもね!」と「キビシイって!」です。特にワンチャンあるかもね、は何に対しても言っていて、ワンチャンの使い方はそれで良いのかな?と思うぐらいです。流行っている言葉なんですかね。
体重が98キロになりました。5月13日から20分の有酸素運動をしているだけで103キロから98キロなので、なかなか早いペースで体重が落ちていると思います。5キロも落ちると身体も少し軽くなったような感じがします。90キロまでは頑張ろうと思います。昨日の事ですが家に帰ると長男がいたので、布袋寅泰さんのバットフィーリングの映像やギターの話や作曲の話やギターの弾き方の話やエフェクターを話をしている映像を見せたら、どうやら言っている意味が分かるらしく、食い入るように見ていました。そのあと部屋からギターを持って来て、先生に練習しておいてと言われた曲の楽譜を見ながらギターを弾いていて「けっこう簡単だな!」と言ってものの数十分でスラスラ弾いていました。学校の勉強は全く出来ず、普通に話していたら馬鹿だなと思う長男もギターを弾いていたりギターの話をしていると、私の知らない事をたくさん知っているので賢く見えてしまいます。誰にでも何かしらは才能がある物なんだなと思います。長男が自分の才能のある物や自分の好きな物に出会えて良かったと思います。せっかく出会えたのだから大切にして欲しいと思います。
試合の前の事を思い出すと今でもその時の感覚が蘇って来ます。何十年経っても消えないぐらい私の心と身体にあの頃の感覚が刻まれているのだと思います。試合直前まで、いろんな感情が入り混じって混沌とした状態になります。緊張や不安や恐怖や燃えるような闘志や喜びや感謝や感動やさまざまが感情が次つぎに顔を出します。最終的には静かに燃えるような状態と言うか、もうやるだけだ!なるようになれ!と言う無に近いような状態になって試合場に上がって行きます。最近見た夢の中でその感覚を久しぶりに味わいました。私はこれからは自分の身体を労ってあげたいと思うので、試合に出る事は100%ありません。15歳から34歳まで頑張って、36歳の時と43歳の時にも試合をしたので、もう十分です。1番遊びたい時に遊ばす、1番お金が欲しい時に貧乏してまで自分の青春を賭けて頑張ったのだから、もう悔いはありません。試合に出て頑張りたい生徒の指導は出来るよう自分を高めて行きたいと思っています。
次男と妻が体調を崩しました。私の家族は全員、年に2〜3回は風邪を引きます。私はもうこの21年で数回しか風邪をひいた事はありません。インフルエンザにも人生で1度しかなった事はありません。コロナにも私だけなりませんでした。私が長男に「なんで皆が風邪をひいても僕だけうつらないんだろうね。」と言ったら、「そりゃパパはトレーニングや稽古で家にいる時間が短いからうつらないじゃね。」と少し冷めた感じで言われました。昔だったら「パパは強いからだよ!」とか言ってくれたのに、遂に冷めた感じで正論を言われるようになってしまいました。寂しい限りです。
久しぶりに試合をしている夢を見ました。場所は東京体育館で全日本空手道選手権大会でした。大会2日目の3回戦を過去2度負けた事がある選手と試合をしていました。試合開始直後に左の上段回し蹴りを入れて、そのあと壮絶に打ち合い、試合後半にさしかかる場面で相手の蹴って来た足を取り軸足を払い下段突きを決めて一本勝ちしました。(現ルールでは一本勝ちになりません。)私は試合に勝ち上がり観客席の2階を見ると私の両親がいました。そして妻と息子達が何処にいるか?観客席を探している所で、夢から目を覚ましました。夢の中ですが、とても懐かしく思いました。朝起きてその話を妻にしましたが、いまいち反応はありませんでした。私はいつもは夢の中では身体が動かなかったり自分の都合良くはいかないのですが、今回は自分の都合の良いようになっていました。夢とはいえ久しぶりに燃えるような熱い気持になれました。
私は極真空手を始めてからは自分の行く道は自分で決めて来ました。なので今の自分が今の自分なのは誰のせいでもなく自分のせいです。ですが今の自分が今の自分なのはたくさんの方々のおかげです。心からそう思っています。心から感謝しています。そして今の自分になれて本当に良かったと思っています。自分の人生にこれ以上の欲はありません。もっと欲を持った方が良いと言う人もいるかもしれませんが、今の自分が本当に自分らしく生きていると思うので、これ以上の欲はありません。毎日の稽古が楽しくて、道場生に空手を教えて行けて、週末には家族とビールを飲みながら妻が作った美味しいご飯を食べて家族で楽しく話をしてと言う毎日があれば、これ以上何も望むものはありません。昨日もそんな週末を過ごす事が出来ました。そんな時間は嫌な事も苦しい事も全部忘れる事が出来ます。少し偏屈で暗くて変なところに真面目で、ゆとりのない私を妻と子供達が、私を笑わせて心を緩めてくれます。自分が子供の頃に思い描いていた自分の十倍は幸せになれています。だから本当に今の自分で良かったと思っています。
めずらしく長男と次男が個人レッスンを受けに来ました。スパーリングとウエイトトレーニングを習いたいと言う事でした。前半はスパーリングをして悪い所をミットで稽古して、後半はベンチプレスとチンニングとショルダープレスとアームカールを行いました。そのあと3人でお昼ご飯を食べました。いつも少食の長男も身体を動かしてお腹が空いたようでたくさん食べていました。自分の持っている可能性や才能を最大限に引き出して欲しいと思います。
ゴールデンウィークの不摂生で103キロだった体重が、やっと100キロを切りました。しっかり筋肉の量は増えたので、ここから脂肪を落としてパワーがあって素速く動けるカッコイイ身体にして行こうと思います。51歳には見えないと言われるように頑張ろうと思います。筋肉の量を増やしてから体重が簡単に落ちるようになったと思います。食事制限なしで1週間ウエイトトレーニングのあとに20分エアロバイクで有酸素運動をしただけで3キロ落ちたので、前よりかなり体重が落ちやすくなったと思います。たぶん筋肉の量が増えた事で基礎代謝が上がったのだと思います。最強の60歳を目指して頑張って行こうと思います。
次男は本当に優しい子です。今日の夕食は次男が作ったそうです。肉野菜炒めと味噌汁も次男が作ってくれました。お世辞じゃなく本当に美味しかったです。自分にこんなに幸せな未来が待っていたなんてって思ったら感動で涙が出そうになりました。でもまた泣くと子供達にウザがられるので我慢しました。本当に生まれて来て良かったし、本当に生きていて良かったと思います。次男には本当に感謝しています。「僕にいつも笑いと幸せをくれて本当にありがとう!」いつか次男がこの日記を見てくれたら嬉しいです。
私は10代の頃は時間にとてもルーズな人間でした。なので福島時代の中学校や高校の友達や後輩には私は時間にルーズだとずっと言われていました。35歳を過ぎた頃からやっとそのイメージは払拭されました。なので1度悪いイメージが出来てしまうとそれを払拭するには15年ぐらいはかかると思ってよいのだと思います。私が時間に厳しくなったのは東京に上京してからです。私は東京に上京し極真会館城西支部阿佐ヶ谷道場に移籍をしました。その道場は格闘マシーンと言われた黒澤浩樹先生の道場でした。私は黒澤先生に気に入られて一緒にトレーニングさせて頂いていました。黒澤先生と待合せをする事があり、私は時間の5分くらい前に到着しましたが、そこに黒澤先生がもう到着していました。私は黒澤先生に「先生よりあとに来るとはどう言う事だ!」と叱られぶん殴られました。黒澤先生は絶対に時間に遅れない人でした。それから私は黒澤先生と待合せをする時は30分から1時間は早く到着するようになりました。そして誰と待合せをしても絶対に時間に遅れない人間になりました。友達や後輩や生徒と待合せをしても私1番早く到着するようになりました。その後、時間に厳しい事でたくさん得をしているので黒澤先生には本当に感謝しています。私の妻も子供達も私と待ち合わせする時は遅れないようピリピリするそうです。道場生も最初は遅刻をしてしまう子もそのうち遅刻をしないようになっています。時間に遅れると本当に損をします。極真空手をやって良かったと思う事の1つは時間を厳守出来る人になった事です。
kanno
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