昨日から寒くなって来ました。ようやくダウンジャケット登場の気候になりました。やっと暑さから開放されましたが、秋を吹っ飛ばして、いきなり冬ですね。でも例年の11月よりは暖かいのかもしれません。私が第5回全世界空手道選手権大会を観に来た時の11月はとてもとても寒かたった記憶があります。それだって11月2日〜4日なので2週前でから、今年はそうとう暖かいのだと思います。第5回全世界空手道選手権大会から32年が経ちました。本当に本当に時間が過ぎるのは早いものです。あの時18歳の少年が5年後には第28回全日本空手道選手権大会に初出場し、そして25年後には主審として試合場の真ん中に立っていました。18歳の時に想像も出来なかった自分になっているのですから人生はとてもとても面白いものです。今日はとても不思議な感覚を体験しました。朝起きて道場まで自転車で行きました。家から道場まで自転車で30分かかります。その時間はとても良いウォーミングアップです。30分自転車を漕いでいると身体も心も調度良く温まり、道場に着いたらすぐにストレッチを開始して、そのあと呼吸法と型を行い、ジムに移動しウエイトトレーニングを行うのですが、今日は自転車のペダルがとても重く感じ、身体も心も乗って来なく、ストレッチをしても身体がダルく感じていました。呼吸法をし型をやっている時に「自分はあと何年こうして元気に稽古が出来るのだろう？あと20年か？あと20年なら道場を開設して今までだな。あと30年か？あと30年なら東京に来てから今までだな。」そう考えたら、「情熱を持って熱い気持ちで稽古しなければ勿体ない！今という瞬間を謳歌しなかったら、死ぬ時に後悔する！」と言う気持になり。身体が熱くなりとても良い型を行い、ジムで気持の入ったウエイトトレーニングを行う事が出来ました。この感覚を每日持って生きて行けたなら、自分は何か凄いものを世の中に残す事が出来るのではないか？と思いました。

個人レッスンを2回指導して、その合間にストレッチとウエイトトレーニングを行いました。私は月曜日は大胸筋と上腕二頭筋、火曜日は上腕三頭筋と腹筋と背筋と首、水曜日は三角筋と僧帽筋、木曜日は大臀筋と大腿四頭筋と大腿二頭筋と腓腹筋とヒラメ筋と腹筋と背筋と首、金曜日は広背筋、土曜日は腹筋と背筋と首と週6回のトレーニングメニューを組んでいます。来週は金曜日から月曜日までウエイトトレーニングが出来ないので、日曜日から木曜日の5日で胸、腕、肩、足、背中のトレーニングをしようと思います。そのために今日は胸のウエイトトレーニングを行いました。今日の夕食はお好み焼きでした。少し前に長男と錦糸町でお好み焼きを食べたのですが、長男がその時の話をし始め「この前、お好み焼き屋でお好み焼きを食べて、やっぱりお店のは美味いって思った。」と言いました。妻が「家のは美味しくないってこと？」と言ったら、長男はすぐに話を変えたので、ことなきを得ました。長男も人の顔色を見て話を変える事を身に付けたようです。大切な事です。

土曜日は家族でご飯を食べれるのでとても幸せです。今日の夕食は、おでんとインドカレーでした。次男はインドカレーが食べたかったらしく、道場に自転車で行く道中に「今日の夕食はインドカレーだ！」と言っていました。長男はナンが好きで自分のぶんをペロッと食べたので私と妻のナンを1切れずつあげました。長男は小さい頃からあまりご飯を食べない子で、この子はちゃんと大きくなるのだろうか？と妻といつも心配して時間をかけてご飯を食べさせていました。そのせいか長男はたくさん食べるのなら自分のぶんをあげてでも食べさせたいと思ってしまいます。まあ中学1年生で身長が160センチにはなったから、170センチは超えるかな？と思います。夕食の時は皆で「新しいカギ」を見ました。長男はギターを弾きながらテレビを見ていました。テレビを見ながらギターが弾けるんだから凄いなと思いました。夕食のあと次男とゴロゴロしながら日本昔話の「牛鬼淵」「おいてけ堀」「八郎潟の八郎」を見ました。隣の部屋からはテレビを見てゲラゲラ笑う妻と長男の笑い声が聞こえて来ました。今が1番人生で幸せだなと思います。長男も次男もいつかは家を出て独立して行くのか？と思うと本当に今を大切にしなくちゃって思います。

手術後81日の今日、ビックミットと極真ルールのスパーリングが出来るようになりました。ちょっと自分の事を凄いと思いました。自分はここまで頑張る事が出来る人間なんだと改めて再確認しました。50歳はまだまだ若い、まだまだ身体は動かせる、人工股関節になったって頑張ればほぼ元通りの運動が出来るまで回復する事ができる。歳を取っても希望はたくさんあると思います。これからも人生を楽しんで生きたいし、これからも人生を熱く生きたいし、これからも夢を追いかけて生きていたいです。「人は挑戦することをやめた時に老が始まるとだと思います。」と言うアントニオ猪木さんの言葉が今持って心に響いています。「この道を行けば、どうなるものか？危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せば、その一足が道となり、その一足が道となる、迷わず行けよ、行けばわかるさ。」その言葉を胸にこれからも挑戦することを恐れずに弱い自分と闘って生きて行きたいと思います。今日はとても嬉しい楽しい気分です。

今日で退院して2ヶ月になりました。今日は型をスムーズに行えるようになりました。もう完全復活と言って良いと思います。もちろん股関節が人工股関節になったので、出来ない事もありますが、40代前半の身体を取り戻した感じがします。今凄く健康です。お酒も10月10日から止めて食事にも気を付けてしっかりと稽古にトレーニングに励んでいるので、魂も心も身体も精神も気も充実した状態です。今日稽古を行いながら大変だったけど左右いっぺんに手術して良かったと思いました。この4年は耐える4年でしたが、これからの4年はとても良い4年になると思います。生徒達としっかり身体を動かして稽古に指導に励みたいと思います。

50歳になりトレーニングが上手くなっている感じがします。どう上手くなっているのか？と言うと、しっかりと筋肉に効かせるフォームや回数やセットの組み方やインターバルの取り方が上手くなっていると思います。その証拠に重い重量を上げていた20代よりも今の方が、しっかりと効かせるフォームで回数を上げているので、そんなに重たい重量で追い込まなくても、毎回しっかりと筋肉痛になったり筋肉に張りが出たりと言う効果を感じています。そして身体にも変化が見られます。そのおかげもあり今凄く体調が良いです。身体が凄く軽く感じます。この体調を60歳まで維持したいと思います。

次男と進撃の巨人やゴジラ−1.0やスパイダーマンなど一緒に観た映画やアニメの話しをするとだいたい言い合いになります。「これはこうでこうだからこうなったんでしょ？」と言うと次男が「ちゃんと見てないの？あれはああだからああなったんだよ！」と言います。私が少しでも食い下がると「パパは本当に話が通じねーな！」と本気になって怒ります。でもそれを調べてみるとだいたい次男が当たっています。私の理解力の無さは子供にも負けてしまうようです。次男が私にその事で説教する時は「パパ、良い、言うよ！」と言ってから説教が始まります。「あのシーンであの人はああ言っていたでしょ」とこんこんと説教をされます。長男は身長が161センチになり妻の身長を完全に追い越しました。そして声変りしました。身長も高くなり声も低くなり大人になって来たんだなと思います。今のうちに子供達と思い出をたくさん作っておかないとと思います。長男も反抗期が来ています。親離れして自立する準備期間が反抗期なのだと思います。長男が私に「大人に子供の気持は分からない！そうやって大人は子供を力で押さえつけるんだろ！そうやって子供より頭が言いからって、言葉で言いくるめて来るんだろ！」と言って来ました。そんな事を言って来る歳になったんだな？親や先生や世の中の大人や世間に理不尽さや憤りを感じ、自分の現状に不満を抱き、自分の未来に不安を感じているんだろうと思います。私はその世の中の不満や理不尽さと戦って生きて来たつもりでした。子供達の不満や不安も理解できる大人でいるつもりでした。でも私もいつの間にか、それを言われる立場になってしまったんだなと思いました。知らず知らずのうちに自分が気づかないほどの緩やかな下り坂を長年かけて下って来てしまったんだなと思いました。長男と2人でブルーハーツを映像を見ました。ラインを超えて、人にやさしく、終わらない歌、リンダリンダ、ラブレター、ロクデナシ、ロクデナシ・パート2、などを一緒に見ました。長男に伝えたかった事は「僕も数十年前だけど、君がいるそこに立っていたよ！君が抱えている不満や不安を抱いていたんだよ！そしてこの曲を聴いて涙が出るほどに感動したり熱くなったり出来た事があったんだよ！」と言う事でした。それを私が長男に言葉で言ったところで、大人の上から目線で言った言葉になると思い、長男はちょうどバンドが好きなのでブルーハーツを聴かせて見ました。何かは感じてくれたんじゃないかな？と思います。

手術から77日が経ちました。今日は左中段回し蹴りでキックミットを蹴る事が出来ました。右は少し違和感があるので今日は止めておきました。本当に順調に回復しています。土曜日も関東大会で主審を勤めました。違和感なく行う事が出来ました。無理をすると余計に悪くなってしまいますし、状況によっては取り返しの付かない事になるので、自分の身体の状態を把握しながら気を付けてリハビリしていかなければいけないと思います。私は身体を動かすという事には長けていると思うので、恐れずに積極的にリハビリを行うことが出来ました。再来週の第13回全世界空手道選手権大会でもバッチリ主審を勤められそうです。この7年間ずっと第1試合の主審を勤めているので、今回もかな？と思っています。当日は緊張しないように今から映像を見たりしながら気持を作っていこうと思います。

7時に起きて8時過ぎに長男と家を出て、東京ビッグサイトで行われていJapanMobilityshowに行きました。9時20分ぐらいに現地に着き開場を待ち10時に入場しました。長男は東館のモータースポーツエリアを観たいと言うのが今回の目的だったので、まずはそこを観ました。実際にレースに使われた車などを観て長男はとても喜んでいました。私は車には興味がないのですが、とても喜んで車を観たり、写真を撮ったり、興奮して私に説明してくる姿を見てとても幸せな気分になりました。とても混んでいてなかなか疲れましたが、長男が喜んでくれたので良かったです。

関東大会のため朝5時に起きて、身支度をして、軽い朝食を摂り5時40分に家を出て、蒲田駅の駐輪場に自転車を止めて、コンビニで買物をして、マクドナルドでコーヒーを飲み、蒲田駅改札で平澤と信一朗と合流し6時26分の電車で品川へ行き、品川で廣田さんと合流し、6時45分の特急ひたちで水戸に向かいました。三連休中だからか、電車はとても混んでいました。霧のためすこし電車が遅れ8時10分過ぎに水戸駅に到着し、タクシーで茨城県武道館まで行きました。今回の関東大会には馮旭、今野頼、松井真生、紫牟田芽生、馮瞭、今野譲、林田斗夢の7名が出場しました。遠隔地まで子供達を試合に出場させて頂きましたご父兄様には心から感謝しています。紫牟田芽生が3位に入賞しました。旭、瞭、真生がベストエイト、頼、譲、斗夢は残念ながら1回戦敗退でした。みんな良く頑張ったと思います。この経験をしっかりと生かし自分の人生をさらに良くして行って欲しいと思います。試合で起きたことだけではなく、自分の普段の生活も良くして行って欲しいと思います。何時に起きているか？何時に寝ているか？何を食べているか？やるべき事をやるべき時にやっているか？自分に甘くないか？空手を通して自分を見つめ直し自分を良くして言って欲しいと思います。空手の試合は過酷です。1人で試合場に入って相手と戦います。誰の力を借りる事も出来ません。勝ち負けが決まるまで試合場から出る事は出来ません。怖いし辛いし痛いし日常では起こり得ない体験をします。自分との戦いです。だから選手の皆さんは本当に良く頑張ったと思います。手伝いをしてくれた廣田さんと、平澤、信一朗には本当に感謝しています。5時すぎまで頑張って働いてくれました。私はそのあと審判資格認定会のため1時間ほど会場に残ったので、廣田さんと平澤と信一朗には先に帰ってもらいました。本当に長い1日だったと思います。スタッフをしてくれた3人には本当に感謝しています。

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